タミヤのシトロエン11CVを進めていきます。
前回は組み立てが完了した。
今回は窓部分のマスキングを行い塗装、車体を一気に仕上げてしまおう。
おお、あっという間に仕上がるね。
部品数も少なく、パーツの整形も必要最低限で済みますからね。
さて、今回はそんなスピーディなモデリングをお披露目といこう。
窓パーツのマスキング
各窓部分は枠の部分との塗り分けが必要になる。
マスキングが必要なんだけど本キットには型紙が付いてくるので、それを有効活用しよう。
筆者は型紙をコピーして使っていますが……
コピー用紙だとテープを剥がすのが難しいですな。
この場合型紙とテープの間にデザインナイフの刃を入れて……。
反対側からは全面にテープを貼り付けて、マスキング完了。
今回は本体とは別で塗装するよ。
筆者が今回作るジャーマングレーの車両やフランス軍の車両は、窓枠が車体色と同一になる。
対するその他グロス塗装の車両は、窓枠がシルバー塗装になる。
車体の塗装
今回はジャーマングレーの単色塗装になる。
いつも通りの塗装パターンで行こう。
まずは陰となる黒を全面に塗る。
黒の下地塗装……。
ガイアノーツのブラックサーフェイサーだね。
その後はタミヤラッカーのジャーマングレーを吹き付ける。
陰色が残るように……。
……画像がないですよ。
筆者が撮り忘れたらしい。
あらら。
履帯がないから履帯色はなし。
タイヤについてはあとで筆塗りするよ。
マーキング作業
こちらが本キット付属のデカール。
ナンバーを始め、豊富な種類で充実しております。
右下見て気付いたけど、2009年の発売だったんだね。
シトロエン11CVはタミヤMMシリーズの第301弾として発売された。
ちなみに記念すべき第300弾はイギリス軍のマチルダII歩兵戦車だ。
主にフェンダー部分を中心にマーキングするよ。
今回部分塗装の前に貼り付けていますが、ナンバープレートだけは例外。
ここは先に下地の黒を塗っておく必要があります。
部分塗装を行う
その後は部分塗装。
主に車内の塗り分けがメインとなる。
車体のベージュ部分はキットではデッキタンで指示されていますが……
筆者の手元にアクリル塗料の該当色がなかったので、バフで代用しています。
先ほど塗らなかったタイヤ部分は水性のタイヤブラックを使っているよ。
筆者は最近戦車のゴムリム部分の塗装を省略しているけど、タイヤは目立つから……。
スミ入れ作業
このままウェザリング作業もしてしまう。
まずはスミ入れ兼ウォッシング。
タミヤエナメルのバフを全体に塗って、部分的にスミ入れ用のブラウンをアクセントに。
この辺りは直近の作品でよくやるパターンだね。
ドライブラシ
続いてドライブラシを。
ここでも登場するのはタミヤエナメル。
車体部分にニュートラルグレーを使います。
内装は色みが明らかに違うので、こちらはデッキタンを使用。
ドライブラシについては過去記事参照だよ。
車体上部のウェザリング
ここもいつも通りに……。
ぶつかったような跡をウェザリングカラーのグランドブラウン。
雨だれをウェザリングライナーのスートブラックで描く。
最前線で戦う車両じゃないから、いつもより控えめな感じで。
……正直この画像じゃほとんど見えないような。
車体下部のウェザリングと今回の戦果
そして車体下部。
どうやら東部戦線の車両らしいので、ちょっと泥っぽい湿った感じに。
ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンとウェザリングマスターのAセットを使用です。
結局いつも通りじゃん。
なんか筆者が「とりあえず迷ったらこれ」状態になっているので……。
ウェザリングカラーは適当にペタペタ塗るだけでそれらしくなるのが魅力ですな。
そうそう、泥汚れの前にマフラー部分にステインブラウンを塗っている。
こちらも元が乗用車なのでガビガビに錆びさせるのではなく、いつもより控えめにしておく。
……これもうほとんど完成じゃない?
そうなる。
ただ、今回は人形も塗る必要がある。
作業は一度ここで中断しよう。
次回、人形を塗って車体と共に完成させよう。
そういえばまだ塗っていませんでしたな。
どうなることやら……。
次回も、お楽しみに!
この記事で作っているキット
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