ウクライナのAモデル社製、メッサーシュミットBf109。
それの艦載機型であるT-1型を組んでいきます。
前回はパーツの確認を行った。
今回は早速作業に取り掛かる。
主翼と胴体周りを進めていこう。
あれ、飛行機模型といえば、コクピットから組むんじゃないの?
このキット、胴体を貼り合わせてからでもコクピットが組み込めるようなのでね。
そちらは後回しだ。
さて、見た感じ精度が心配なキットですが、どうなるやら……。
そういえば、今回通算300記事らしいね。
なんかやらないの?
そうしたいんだけど……
筆者がいいネタが思いつかない&生産体制が逼迫しているので、今回は通常の製作記事とする。
残念。
筆者も特に受賞歴とかがない、素人野良モデラーですからね。
あんまり偉そうに語れないですな。
主翼の組み立て
それでは作戦を開始する。
このキット、一部ゲート部分がアンダーゲートみたいになっている。
そのままだと接着時に隙間ができるので、しっかり処理しよう。
主翼は航空機の目立つ部分。
特にT型は延長された主翼がトレードマークだし。
主翼上下を合わせたいけど、その前にラジエーターの開口部が埋まっている。
ここもデザインナイフなどで開口しよう。
極初期のA~D型では機首にあったラジエーター。
T型の原型となったE型から、主翼下面に移ったようです。
あんまり弄っていても完成しなくなるから、この辺りで接着しちゃうよ。
クリップを使ってがっちりと……。
主脚格納庫は特にディティールがなく、すっきりしたものです。
筆者は早く完成させたいのでこのまま進めます。
筆者曰く
「素材の味を生かしたい」
とのことだよ。
単に手を加えるのが面倒なのだろう。
プロペラの組み立て
プロペラはこんな感じ。
ここもやはりバリがすごいことになっている。
しっかりと整形しよう。
スピナーは穴あきタイプと穴なしタイプの選択式。
今回は穴あきタイプを使ってみるよ。
元々モーターカノンとしてここに機関砲を装備していたようですが……
振動の問題が発生して解決しなかったため、E-3型以降のE型では撤去されてしまったようです。
そのため部品を追加してスピナー先端を塞いだものと、放置したものが混在しているのだとか。
代わりにE-3型以降は翼内に機関砲を装備している。
T型もE型をベースにしているから、同様の装備になっているようだね。
続くF型でようやくモーターカノンが復活するんだ。
プロペラは軸を組み込み、胴体で挟み込む構造。
軸パーツの精度はあまりよろしくない。
整形しようにも折れそうだったので、筆者は新造している。
0.5mm径真鍮線と5mm径プラ棒を組み合わせていますな。
胴体の組み立て
さて、プロペラを挟み込む胴体だけど、これまたバリがあったり開口部が埋まっている。
逐次整形していこう。
手のかかる子だなぁ。
整形後は左右を合わせる。
先に後部を接着。
以前組んだG型同様、機体後部は合わせ目を残すように接着しています。
尾翼部分は合わせ目を消しますが……。
古いキットだからか、ここのコクピット周りも特にディティールはなし。
ここも筆者は素材を生かして作るらしく……。
外装の整形で手一杯らしく、細かいところに手が回らないというのが本音だ。
今回の戦果
今回最後の作業はこちら。
出来上がったプロペラを挟み込んで、胴体を接着。
プロペラを機首部分と固着させないように注意です。
固着防止とプロペラ回転のため、多少緩めにプロペラはセットしている。
今回はここまで。
次回も引き続き整形作業といこう。
続きは次回!