AFVクラブより発売されています、歩兵戦車チャーチルMk.III。
それのディエップ上陸作戦仕様のキットを作っていきます。
前回は塗装とマーキングで作戦後にドイツ軍へ鹵獲された姿になった。
今回はウェザリング作業を行って完成させよう。
これで今月は3個めの完成だね。
なんか筆者が先日ポチっていましたよ。
急がないとまた積みが増えていくね、これは。
積みを減らすと楽観的になって結局ポチるというやつですな。
すぐ完成できるだろうからヨシ！
ポチったのはタミヤ製品ではなくドイツレベル製品だったような……。
エナメル塗料を使ったウェザリング
手始めに筆者お得意のエナメル塗料を使ったウェザリングを。
先にバフによるウォッシング。
そしてニュートラルグレーを使ってドライブラシを行っています。
そのままだと単調なので、ところどころスミ入れ用ブラウンを使って錆っぽいものも追加しているよ。
この辺りは過去記事も参照に……。
車体後部にオイルを撒く
エンジンデッキ部分にはオイル染みを。
筆者が作り置きしておいたエナメル塗料を撒こう。
タミヤエナメルのフラットブラックとクリヤーオレンジですな。
これも過去記事を参照に……。
キズや雨だれを描き込む
続いてチッピング的な作業を。
ニュートラルグレー部分を縁に残すように、ウェザリングカラーのグランドブラウンを置いていくよ。
垂直面には雨だれを。
ここはウェザリングライナーのスートブラックで簡単に。
排気管を錆させる
マフラー部分は錆汚れを施す。
ここはいつものウェザリングカラー3人衆で。
車載工具や予備履帯も同様に錆びさせます。
ここも詳しくは過去記事で……。
足回りを泥だらけにする
あらかた車体上部が済んだら、足回りを汚していく。
本当はあっさり風味にしたかったけど……。
筆者が押し出しピン跡を消し忘れていたので、これを隠す目的でもドロドロ仕上げにしよう。
いけませんなぁ。
まずは立体的な土から。
久々にウェザリングペーストを取り出して、各部盛り付けている。
この戦車、フェンダーがほとんど無いから派手に盛ったほうが良さそうだね。
続いて水っぽい泥汚れを。
ここはいつものウェザリングカラー、グレイッシュブラウン。
単調さを消すためサンディウォッシュもチョコチョコ置いている。
2色を擦って馴染ませて……。
これだけでもそれらしく。
つやを消しつつ更に汚す
ここまで来たらそのままつや消しをして完成させてしまう。
表面がざらついたついでにタミヤのウェザリングマスターAセットを使うのも忘れずに……。
この辺筆者が写真を撮り忘れているね。
最後に履帯を巻いて閉じて完成なんだけど。
履帯を閉じるのは少しコツがいりましたな。
組む際にツメ状の履板端が引っかかりやすいので、その辺り注意ですな。
何はともあれ、これで完成だ。
以下、ギャラリーとなる。
AFVクラブ チャーチルMk.III完成！
なんかドイツ軍塗装だけど、ドイツ軍戦車とは全く違った感じ。
車体側面に来た履帯のせいかもしれないね。
見た目や歩兵戦車という用途からも、歩兵支援車輌という旧来の戦車の流れを汲む車輌ともいえる。
そういえばイギリスは戦車発祥の地だったね。
こちらは……。
筆者がここの開設以前に作ったタミヤ製のチャーチルMk.VIIだね。
マーキングからわかるとおり、ガルパンに出てくるダージリン隊長の搭乗車を再現しているよ。
チャーチルMk.VIIは設計を見直した後期生産型とも言える存在。
砲塔前面装甲が152mm厚と、単純な装甲厚だけならティーガーIを上回っている。
作ってみた感想のコーナー
なんか組み立て前半ですごい時間を使っていた感じ。
とにかく足回りの部品が細かいので、そこで苦労するキットですな。
その分可動するので、どちらかといえば地面が凸凹なジオラマにしてあげると栄えそうな。
ドイツ軍の鹵獲仕様にしたため今回は使わなかったけど、延長された吸排気口も付属する。
これを使えばディエップ上陸作戦に参加したカナダ軍のチャーチルMk.IIIになる。
寧ろそっちが本来の姿なんですよね。
なんかもったいないことした感じに。
プラモを作っているとありがちなこと
「箱の中身部品を全て使わないと、もったいないことした感がする」
だね。
今回はここまで。
次回はまた別のキットを作っていこう。
次回も、お楽しみに～。
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