ガンプラHGシリーズのグフイグナイテッドを作っていきます。
前回はバックパックと頭部を組み立て、全体の部品をそろえた。
今回は塗装とマーキングをしてみよう。
いよいよ塗装。
このキットは細かい塗り分けが多いみたいだけど、大丈夫かな?
パーツの形状や塗る色によって、塗る順番をよく考えたほうが良さそうですな。
小面積はエアブラシによる吹きつけ塗装ではなく、筆塗りで済ませる感じでも良さそうだ。
それでは作業を再開しよう。
下地の塗装
まずは下地を。
合わせ目など整形箇所の確認にグレーのサーフェイサーを吹きつけ。
その後塗装の下地としてMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックを全体に塗ります。
今回は黒ベースの下地になるんだね。
そういうことですな。
さて、下地はこれで終わり。
機体色をどのような順番で塗っていくか……。
水色とグレーから塗る
とりあえず塗り分けを考えた結果……
作業台を空けることも考えて、まずはテープ貼りをせずに完結する水色から塗ることに。
今回使用したのはMr.カラーのスカイブルー。
四肢や頭部に吹き付けていこう。
ちょっと濃い感じになったというか。
成型色が淡いと筆者が判断したようでね。
少し濃い色を選んでみた。
ついでに、下地の黒とあまり変わらないグレーも塗装。
選んだ色はお馴染み旧ガンダムカラーのファントムグレー。
これは現行のガンダムカラーにも収録されているね。
ファントムグレーは主に足底、ヒザ、胸部、バックパックなど。
バックパックのものは白との塗り分けが必要なので、乾燥後直ちにマスキングをしておきましょう。
マスキングしつつ更に色を塗る
続いて塗るのは白。
使用したのはお馴染み筆者の不良在庫、旧ガンダムカラーのホワイト5。
かつてガンダムとかの四肢の白として指定されていた色だね。
現行品のMSホワイトがそれに近い。
これはマスキングをしたバックパックやシールド外周とかに塗るよ。
シールドはこの後マスキングを忘れずに……。
黄色い部分はこの白を下地にします。
なのでビームソードの切っ先などもこれを塗っておきましょう。
黄色い部分は本体色と剣の色で微妙に違う色が指定されている。
本体の部分は今回黄橙色を使おう。
とはいってもほとんどは後でバーニア内部を筆塗りをするんだけどね。
とりあえず別パーツ化されていて、比較的塗装面が広いバックパックのメインバーニアだけ塗る感じで。
ビームソードの黄色はなんか見慣れない色だね。
今年の正月に筆者が仕入れたものですな。
ガイアノーツのエルドランシリーズ用、レモンイエローと書かれていますね。
レモンイエローというか、クリームイエローというか……
明るめの黄色で丁度いいのが手持ちになくて、筆者が年明けに確保したものだ。
本当は別のキットに使う予定だったんだけど、せっかくなのでここで使ってしまおう。
筆者は基本的にMr.カラーを主力に使っていますが、それにない色をガイアノーツとかが補っていますな。
最後に先ほどのシールドの白部分をマスキングしてから、残りの2色を塗る。
- 胴体などの青→Mr.カラーのインディーブルー
- 関節など→Mr.カラーの黒鉄色
で済ませた。
筆者はザフト系MSには黒鉄色を関節に用いることが多いですな。
エアブラシ塗装後の確認
ここでエアブラシ塗装は終了。
一度組み立ててみるとこんな感じに。
塗装前はこんな感じ。
濃い色味にしたから、だいぶ印象が変わったというか。
成型色ではまったく再現できていなかったシールドの色。
塗装をしたことで設定と同じ配色になりました。
筆で細かいところを塗り分ける
続いて細かいところの塗り分け。
ビームソードの柄部分は先ほども登場したMr.カラーの黒鉄色。
バーニア内部は筆塗りしやすいように、水性ホビーカラーの黄橙色を使っている。
懐かしいラベルの水性ホビーカラー……
また筆者の不良在庫だね。
中身は無事でしたので、そのまま使えましたな。
先にスミ入れ
今回はシールでのマーキングがある。
なので先にスミ入れを済ませてしまう。
使ったのはいつものタミヤエナメル類。
フラットブラック系をメインに。
破損を避けるために
- 溶剤でサラサラにせず、気持ち濃い目に留める
- スナップフィット部分は極力はずす
の2点に注意して進めています。
マーキングタイム
こちらがキット付属のホイルシールとマーキングシール。
ホイルシールの場所は塗装で再現したので今回は使わず。
マーキングシールを使ってみよう。
見た感じ機番のみのようだね。
今回はとりあえず説明書と同じ02番に。
シールド、左スネ、右フロントスカートに貼り付けよう。
余白部分を切り落としておくのも忘れずに。
しかしフチの部分が段差になりますな。
物足りない分は別売りデカールで補う。
ザフトマークなんかはMG、HGそれぞれのSEED用のガンダムデカールで。
注意書き類はホビージャパンのものを使っている。
ホビージャパンのコーションマークは基本的に白いものだけど……
一箇所バックパックの白い部分に貼り付けているのは黒いものだね。
今回の戦果
ここでデカールの保護と表面にざらつきを与える目的で、Mr.スーパークリアーつや消しを軽く吹き付ける。
グフイグナイテッドは丁度スタンド接続用のポリキャップがあるから、それを持ち手に直接接続できていいね。
簡単なスプレー吹きにそのまま利用できる。
今回はここまで。
次回は残りのウェザリングを施して完成させよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット