水星の魔女に登場したグラスレー社製MS、ハインドリーを作っていきましょう。
前回は箱を開けて仮組み。
どのようなものかを確認した。
今回は本格的に製作開始。
頭部・胴体・武器を進めていく。
筆者の作業速度がまた落ちているよ。
久々に水星の魔女キットを作るにあたって、筆者が本編の設定や世界観を再確認したようですが……
情報量が多くて処理しきれていないようです。
データストームでやられちゃったかな?
この作品、現在19話まで放送されていますが……
登場人物の敵味方関係が頻繁に変わりますからね。
全く接点のなかった人同士が突然一緒になったり。
予想ができないからこそ面白いんだけどね。
アニメ本編の話はここまで。
模型のほうを進めていこう。
それでは作戦を開始する。
頭部の製作
まずは頭部から。
モノアイともゴーグルともいえない、表現の難しい形をしていますな。
アンテナは後頭部についているね。
ちょっと丸まった見た目が気になるけど。
ボックスアートでのハインドリーのアンテナはもう少し角度がついて尖っている。
これを参考に整形してみよう。
これを削って……。
こんな感じに。
最初に頂点をニッパーでまっすぐ切り落とし、その後デザインナイフでアンテナの左右から削りこんでいる感じですな。
削ったことにより白い箇所との境界になるモールドが消えかかるので、彫り直しておきましょう。
取り付けるとこんな感じ。
ザクとかとは違って、後ろ側にだけ尖らせた感じ。
前側は平らに仕上げているよ。
今回のアンテナのように面を出したい場合は、板についた紙やすりが便利ですな。
筆者はお馴染みタイラー君を使っています。
後はゲート跡やパーティングラインを整形。
これで組み立て完了とする。
胴体の製作
続いて胴体。
グレーのフレームの上にブルーグリーンの外装を貼り付ける構成となっています。
ここからは見えないけど、首元のクリアーパーツ部分がコクピットになっているみたいだね。
ここは特に改造はせず、パーティングラインやゲート処理などに留めています。
グレーのフレームは軟質なので、少し削りにくいですな。
近年のガンプラはこの軟質パーツが多い。
ただ以前のガンプラ関節に使われていたABSよりは取り扱いが簡単かな。
あちらはあちらで粘りがあって切削が難しい。
武器の製作
続いて武器類。
ハインドリーはハンドガンとシールド・ランスが一体化したランタンシールドを右手に。
ラウンドシールドを左手に装備しています。
ランタンシールドは見た目とは裏腹に単純そうな部品構成だね。
そこまで苦戦しないかな?
とりあえずランスの先端が丸まっていたのが気になったので、ここを尖らせます。
- 丸まったランス先端を切り取り平らにする
- タミヤの2.0mm径プラ棒を接着
といった流れです。
接着剤が乾燥後、先端を尖らせるように削り込みます。
これで作業完了です。
これは以前も紹介したスパイクを尖らせる方法を応用している。
詳しくはその過去記事を参照にしてほしい。
他にはハンドガンの銃口をピンバイスで開口したぐらい。
これで武器もできあがりだね。
ラウンドシールドのアームは肉抜き穴っぽいのが発生してスカスカですが……
これはこれで骨組みっぽい感じがするのでそのままにしておきます。
今回の戦果
ここまででそろった部品はこれだけ。
後は手足だね。
今のところはランスとアンテナを尖らせたぐらいですな。
筆者らしく、あまりプロポーションはいじらないという。
無理に切り貼りしても完成しなくなるのがオチだ。
今回はここまで。
次回は残る手足やバックパックを組むことになるだろう。
続きは次回!