HGのドムトルーパーを作っていきましょう。
前回は簡単な紹介を行った。
今回は本格的に手をつけていく。
胴体・脚・武器をメインに進めていこう。
また筆者が更新をサボっていたよ。
どうも予想よりも作業が難航しているようですな。
ここ最近難航続きなのでモチベーションが落ちかかっているようだ。
とりあえずまとまった作業ができたようなので、紹介できる部分から紹介していこう。
胴体の製作
まずは胴体。
胸部と腰部の2ブロック構成となっています。
この時期のガンプラの大半は腹部と胸部が一体となっていますが、ドムトルーパーも同様です。
可動に関しては十分かな?
腹部は成型色では全面黒だけど、設定では腰部に接する最下段だけ紫のようだね。
後で塗り分けてあげないと。
まずは腰部から。
少し前のキットなので、スカート部分内部は特にディティールがない。
代わりに押し出しピン跡がある。
ドム系だと前から見えるから少し気になるかも。
ディティールを追加するのは大変なので、とりあえず押し出しピン跡だけ処理する。
ここは400番の紙ヤスリなどで適当に削って処理してしまおう。
また随分あっさりと。
筆者は
「ディティールを追加している時間でもう1つ組める」
などと供述しており……。
襟元の後ハメ加工
続いて胸部。
ここは黒いパーツに合わせ目があるので処理したい。
しかし紫の襟パーツを挟み込むような構成なので、そのままだと塗装が大変。
ここは後ハメ加工をしてみたいと思う。
このデザイン、ザクウォーリア系統もこんな感じでしたな。
パーツ構成はこんな感じ。
紫パーツは首のポリキャップや、背面のウィザード接続用ポリキャップを抑える役目もある。
ここは赤いラインのところでパーツを縦に切り刻むことにした。
ポリキャップ抑え部分を黒いパーツ内部に残し、外側の襟元だけ着脱可能な感じにする。
加工後はこんな感じに。
とにかく真っ直ぐ縦に切り刻む感じだ。
襟側に傷をつけないように……。
これで紫の襟パーツを上から着脱することが可能になった。
多少ゆるいので、完成後は接着したほうがいいかもしれない。
抑え部分は内部に残るけど……。
こちらは今回胸部と同じ黒で塗ってしまう。
そっちのほうが一体感がするし、どっちにしろ頭部でほとんど見えなくなる。
後は抑えパーツやポリキャップを仕込んだ状態で合わせ目消しですな。
詳しい方法は過去記事で紹介しています。
それ以外の箇所は単なる整形で済ませます。
これで胴体の組み立ては完了です。
脚部の製作
続いて脚部。
本家ドムの丸っこいスタイルにザフト系の角ばったスタイルが混ざった、独特なものとなっています。
外装のバーニアやつま先部分は塗り分けが必要なようだね。
キットではそれを補うホイルシールも付属するよ。
ヒザ関節はモモとスネで挟み込む構造だけど……
関節部分が前後に分割されているから、先にモモとスネを組んだ状態でも後ハメができる。
とりあえず軸にポリキャップをセットした状態でモモ上部の合わせ目部分を接着してしまおう。
モモ上部はほとんど胴体で隠れるから、合わせ目処理しなくてもいいかも。
足首関節の可動範囲拡大を試みる
筆者として気になったのが足首関節。
少し可動範囲が狭く感じたようですな。
足首内部はこんな感じ。
ABS製の関節パーツで足首とスネを接続している。
とりあえず改造前がこんな感じ。
単純な設置はまったく問題ないが、もう少し欲しいところ。
というわけで筆者が簡易的に可動範囲を拡大しようと、パーツを削り込んだ。
結果は……。
残念ながらあまり拡大しなかった。
あらら。
どうも足首関節自体が干渉し、パーツ外側にうまく倒れなかったようですな。
あんまり削ると強度面の不安が出るので、これ以上削れないという。
以前作ったゲルググJのようにしたほうがよかったかもしれない。
ただそれなりに時間がかかりそうだったので、今回は簡易的なもので留めることに。
動かしてみるとこんな感じに。
とりあえずそのまま進みましょう。
膝裏の後ハメを試みる
膝裏はこんな感じに真っ二つとなっている。
普通に合わせ目を消してもいいけど……
メンテナンス性が欲しかったので、ここを後ハメし、合わせ目接着と分解を両立させてみよう。
ここは分割ライン変更式の後ハメを施す。
片方の膝裏部分を、画像でスミ入れした黒いラインで切り取る。
切り取るとこんな感じに。
下のほうはヒザアーマーで見えなくなるので、とりあえず上の部分だけ綺麗に切り取れば大丈夫。
片方だけ切り取ったら、切り取っていないもう片方の膝裏に合わせ目消し接着をする。
これで加工完了だ。
ここはかなりシンプルな改造に。
後は合わせ目部分の整形。
これで脚部も組み立て完了ですな。
武器の製作
続いて武器。
ドムトルーパーのものは
- ギガランチャー
- イージーウィザード(ビームサーベル)
- ビームシールド
となっています。
ビームサーベルの刃は紛失していたんだっけ。
そのことについてですが……。
先ほど筆者が発見してきた。
あれ、青い……?
ドムトルーパーのビーム刃はピンクなのですが……
このキットではビームシールドに合わせた成型色だったのを筆者が失念していたようです。
なので紛失したと思いきや、クリアーブルー成型だったのに気づいていなかっただけという。
じゃあ、自分で塗る必要があるんだ。
ただせっかく貴重なクリアーブルーのサーベル刃を筆者は塗りたくなかったので……
HGUCの陸戦型ジムに付属するサーベル刃を流用することにした。
いわゆるSB-13パーツですな。
汎用パーツなので、近年の他ガンプラでも見かけるものかと。
ギガランチャーは単純に合わせ目を処理するための接着をする。
可動するフォアグリップやスコープ部分に固着しないよう注意しよう。
先に小物類を整形してから合わせ目消しの接着をするといいね。
これで武器も組み立て完了です。
ギガランチャーの合わせ目処理が少し難しいぐらいですな。
どうしても武器は入り組んでて作業がしづらい。
昔の筆者はもっと苦労していた。
今回の戦果
そんなこんなで現在こんな形に。
今回はここで中断。
次回は残る頭部や腕部の組み立てになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット