HGBFシリーズより、成練高専科学部のガンダムEz-SRを作っていきましょう。
現在は3機目となるガンダムEz-SRを作っている。
前回は組み立てが終了。
今回は塗装とマーキングになる。
ここから先は先行した2機、イントルーダーとエリミネーターとほぼ共通になりそうだね。
詳しい使用塗料とかはそちらも参考にしていただければ幸いです。
それでは作戦を再開しよう。
下塗り
手始めに下塗りから。
先にMr.サーフェイサー500番や1000番を大まかに吹きつけ、傷や凹みを確認。
その後Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックで全面を塗り潰します。
いつも通りの展開。
金属パーツとかは使っていないから、プライマー類はいらないね。
本体色の塗装
続いて本体色。
ここも先行した2機に準じたものにしています。
- 胸部などのホワイト→旧ガンダムカラーのホワイト17
- 機体全体のライトグレー→Mr.カラー325番のグレーFS26440
- 腹部・バックパックなどのダークグレー→Mr.カラーのニュートラルグレー
- 武器・関節→ガンダムカラーのMSグレー連邦系
ですな。
ヒザを塗り分ける都合上、先にホワイトを塗るのもいままでと同じです。
グレーFS26440。
飛行機向けのMr.カラー300番台塗料だね。
筆者はよくフィンランド軍機の下面色に使っているという。
筆でセンサー部分を塗り分けてみる
ここでエアブラシはいったんお片づけ。
このキットにはセンサー部分を再現するためのシールが付属しますが……
今回は筆で細かいところを塗り分けていきます。
特にシャドウファントムはセンサー類が多いから、一番塗り分けが必要なんだよね。
緑色のセンサーの他、レドーム部分も……。
とりあえず緑のセンサー部分は
「Mr.カラーのシルバー下地+水性ホビーカラーのクリアーグリーンの上塗り」
と、先行した2機と同じにしています。
センサー面積が広いので、少し塗りにくいですな……。
あえてムラにしてぼんやり光っている感にする手もあるけど……
クリアーパーツ化したほうがよかったかな?
筆者としては、他の2機に合わせるため塗装にしたとのこと。
レドーム部分は起動時と待機時で色が違う。
今回は起動時の金色に光っている風に仕上げた。
キットでは単純に
「ゴールド100%」
となっている。
今回は手持ちにあったMr.メタリックカラーGXのラフゴールドを使用した。
ゴールドと一口に言っても、色味は異なりますな。
ラフゴールドは名前の通り粒子が粗め。
色味はやや黄色みが強めとなっています。
Mr.カラーから発売されている普通のゴールドって、ちょっと赤みが強いんだよね。
シルバーの上からクリアーの黄色やオレンジを塗ってもゴールドっぽくなります。
折り紙の金色も、銀色の上からオレンジ色を塗っているものと聞いたことがあるような。
マーキング!
そのまま
- スミ入れ
- ドライブラシ
- デカールによるマーキング
と進めていきます。
この辺りも先行した2機に準じていますな。
レドーム周りはホビージャパンのモデラーズデカール・コーションAを貼り付け。
機器の塊感を強調している。
レドーム、なんか電子戦機のアイコンみたいなものだよね。
「レーダー+ドーム」なので、レドームと言うそうですな。
レーダー類をドームで覆ったものというやつです。
雨風を凌ぐ他、航空機なんかでは空気抵抗を減らす効果もあるのだとか。
航空機のレドームは背面に背負っているタイプのイメージが強いけど、機首のレーダーアンテナを覆っているタイプもレドームに含まれる。
ドイツ軍の夜間戦闘機なんかは機首にアンテナ状のレーダーが搭載されていましたが、あれは素の状態だったので通常機に比べて空気抵抗が増して速度が落ちたと言われていますな。
今回の戦果
とりあえず一度組み立て。
全体像はこんな感じです。
レドームをせり上げて頭部と合体。
ただこの状態だと首を左右に振れなくなるんだよね。
航空機向けの塗料を使ったので、より現用機っぽい感じになりましたな。
今回はここまで。
次回は残りをウェザリングを行う。
3機揃い踏みまであと一歩だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット