
ガンプラのHGBFシリーズより、パワードジムカーディガンを作っていきましょう。

前回は塗装を済ませた。
今回はマーキングと追加のウェザリングを施し、完成に持ち込もう。

やっと完成に。
だいぶ時間がかかったような。

このキット、武装周りのパーツが非常に多いですからね。
工作・塗装共に時間がかかりました。

途中で外部要因により筆者のモチベーションが落ちたというのもあるけどね。
それでは作戦を再開、ジムがどうなるのか確認しよう。
マーキング


まずはマーキング。
以前組んだパワードジムに合わせた感じにしてみましょう。
コーションマークはホビージャパンのHJモデラーズデカール・コーションAブラックを。
肩の数字は確か……。

F2ザク(連邦軍仕様)付属のシールを流用している。
パワードジムカーディガンは設定の型式番号が
「RGM-237C」
なのでそれに合わせて237とした。
おそらく「237=フミナ」なのだろう。

パワードジムは胸部にも数字があるけど、今回はないんだ。

小さい数字は白文字しかない。
カーディガンのほうは胸部が黄色で、その地に白文字は目立たないと判断してね。

チームマークなどは……そもそもビルドファイターズトライ用のものがデカール化されていないみたいですな。
パワードジムカーディガンはトライ・ファイターズ結成前から存在するので、なくても問題なさそうですが。

筆者としてはビルドバーニングやライトニングよりも、結成前に友軍で登場したザクIII辺りと並べたがっているようだ。
丁度ボックスアートでも共演しているし。
最後の仕上げ


ウェザリング追加……
と思ったけど、筆者はこのジムがあまりドロドロしたウェザリングが似合わないと判断。
なので
- タミヤエナメルのジャーマングレイでドライブラシを更に強調したり、チッピングを追加
- タミヤウェザリングマスターBセットで銃口や噴射口の汚れを追加
といったものに留めている。
その後つや消しクリアーを吹きつけ仕上げに。

ビルド系の機体のウェザリングって悩むよね。
水中戦向けの機体が空間戦闘していたりと、わりと何でもありだし。

今回は地上系の汚れよりも空間戦系の乾いたウェザリングがメインですな。
ぶつかったり焼けたりと。

ここで筆者のミスとして、左握り拳の親指パーツを紛失していたことが発覚。
とりあえずサーベル用の握り手はあるので、一度完成にして当該パーツの捜索は後回しにしよう。
出てきたら追加する感じだ。

せっかく追加した部品が……。
とりあえず、以下ギャラリーだよ。
HGBF パワードジムカーディガン 完成!









黄色にハードなウェザリングだから、ちょっと重機っぽい感じに見えるんだよね。
設定上フミナ先輩は女子中学生だけど。

「フミナ先輩の機体」
というよりは
「筆者が作ったフミナ先輩の機体」
という感じになりましたな。



原型機であるパワード・ジムと。
各部の追加武装の違いがよくわかりますな。

なんかカーディガンの方、つま先が浮いているのは気のせいかな?

転倒防止のためにつま先にオモリを入れてみたけど……
あの極狭スペースでは大して入らず、問題は完全に解決できなかった。
寧ろヒザ関節の軸強化のおかげでなんとか踏みとどまっている感じだ。

スタンドで浮かせてやったほうが安定した展示になりますな。


0083系ジムと並べて。
設定同様にキットもパーツ流用がされているので、ほぼ同じような関節機構となっています。
発売順は確か
- パワード・ジム
- ジム改
- ジム・カスタム
- パワードジムカーディガン
の順番でしたかな。

カーディガンは最後発だけど、改やカスタムと違いパワード・ジムに先祖帰りした感じだ。
なので外装とかの後ハメとかがより手間だったりする。
この中では事実上の最後発であるジム・カスタムがもっとも組みやすい気がしたね。


同じビルドファイターズトライより、ラルさんのドムR35と。
トライでのラルさんはトライ・ファイターズのコーチでしたな。

大会前にフミナ先輩がジムの代わりになる機体の相談をしていて、ラルさんは
自分の好きなグフを提案していた気がするけど……
仮にフミナ先輩がグフを作ったらどうなっていたんだろう?

これでHGBFの機体はEz-SR達を含めて5機に。
ここ数ヶ月で一気に増えましたな。
作ってみた感想のコーナー


購入してから10年ぐらい経ってからの完成。
放置期間もそうだけど、作業を始めてからも時間がかかったような。

筆者の感想としては……
- 2006年発売のキットをベースにしているわりに可動範囲は良好。特にヒジは二重関節で180度近く曲がる
- 装備が豊富でプレイバリュー高め。一部部品は別売り品もあるので、改造も楽しめる
- サブアーム部分のパーツが非常に多く、手を加えようとすると整形や塗装に時間がかかる。今回作業が難航したのはおそらくここの影響
- 原型のパワード・ジム同様に左手が開いた手しか付属しない。ジム改などよりも後発だったので、それらに追加された手首を付属してほしかった
といった感じ。
筆者としては武装マシマシの外見がかなり好みのようだ。
その分組むのにかなり手間がかかったんだけどね。

武装に関しては別売りのパワードアームパワーダーに本キット付属のものと同一、もしくは似た形の新規部品がセットされていますな。
なので本キットを改造用に潰さなくても手に入れられるという。

あと気になる点は重心が後ろ寄りで転びやすいことかな?
これはスタンド・ベース類を使えばそこまで気にならないけど。
このキットはスタンド用のジョイントパーツも付属するから、丸穴用しかない近年のベース類でも安心だね。

紹介しておいて言うのもなんだけど、パワードジムカーディガンは2025年2月現在、あまり見かけないキットだったりする。
仮に再販とかした際に、この記事が何かの参考になれば幸いだ。
今回はここまで。
次回は後続キットの紹介予定。
今回のジムの合間に手をつけていたみたいだけど、かなり進んでいるようだ。

次回も、お楽しみに~。