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ガンプラのHGUCシリーズより、ザクII改を作っていきましょう。
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前回は簡単な仮組み品紹介をした。
今回は作業開始。
脚部と胴体に手を加えてみよう。
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記事が筆者の作業に追いつきそうです。
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ここ最近そればっかりじゃない?
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先日の製作技法系記事で一気に進んでしまいましたからね。
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進めるところまで進めよう。
それでは作戦開始。
脚部の組み立て
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とりあえず脚部から。
股関節との接続は旧来のボールジョイント方式です。
このころのHGザク系キットとしては珍しく足首に関節があり、可動範囲は良好です。
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足首関節のおかげで、足の甲も独立しているのが特徴的だね。
少し前の旧ザクとかはまだ一体成型だったし。
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とりあえず合わせ目を処理する。
従来のザク系キットはパーツの前後に合わせ目が来ていたけど、このキットのスネとモモは左右に合わせ目が来る。
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ディティール面をつぶさないように配慮したのか、何かちょっとバンダイの実験的な感じもするよね。
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とりあえず合わせ目消し。
スネとモモはフレーム部分を挟み込んでそのまま接着してしまう。
モモ側のみ、先に挟み込む関節のパーティングラインを処理してから接着しよう。
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後ハメとかはしないんだ。
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- いい方法が思いつかなかった
- 塗り分けの利便性よりも関節強度低下の問題が大きそうだった
ので、今回はそのまま挟み込み。
マスキングか筆塗りで塗り分けはどうにかする予定だ。
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合わせ目消しに関しては過去記事を参照に。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/01/DSC_0032-1-160x90.jpg)
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接着剤の乾燥後に各部の整形作業をして、脚部の組み立ては終了とする。
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ヒザ関節の合わせ目は消さなくても、スジ彫りでモールド化もありかもね。
スジ彫りで思い出したけど、スネ左右はラインチゼルでスジ彫りを強化しているよ。
腰部の組み立て
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続いて胴体。
筆者が肩関節を破損させた箇所ですな。
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引き出し式の肩関節軸が斜めになっているのが特徴的だ。
もっともそのせいで合わせ目が変な位置にあったり、関節自体の強度があまり高くないのが気になるところだけどね。
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先に腰部から手をつけます。
フロントスカートは例によって一体成型。
接続軸の真ん中を切断して、独立可動化改造を施してやりましょう。
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定番工作だね。
腰部のフレーム部分は合わせ目をタガネで掘り込んでモールド化しているよ。
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右腰の手榴弾は3個まとめて一体成型。
ここは1個ずつ切り出して独立させている。
取り付け穴がゆるくなるので、内部に瞬間接着剤を薄く塗って渋みを与えておこう。
胸部の組み立て
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さて問題の胸部。
まずは折れた関節の残骸を取り外して、ポリキャップ部分のみ挟みこみながら接着。
合わせ目消しの準備を整えます。
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肩口の上下には丸い凹みが多数並んでいる。
ここはそれぞれ0.5mm径と1.0mm径の穴を開けた。
ついでに赤いコクピットハッチが取り出しやすいよう、黒いA10番パーツの裏側に穴を開けている。
これで後ろから真鍮線などを使って外しやすくなるんだ。
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こまごまと……。
肩関節の修復を行う
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バックパックは単純に整形作業のみ。
さて問題の肩関節が残りましたな。
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普通に接着してもまたすぐに破損しそうだったので、別の接続方法に変えよう。
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手始めにポリキャップに塗料を塗って、乾かないうちに関節パーツにスタンプ。
大体写っていれば大丈夫だ。
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何をするのかな?
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アタリをつけた中心部にピンバイスで穴あけ。
とりあえず小さい口径のものを使う。
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穴あけができたら表裏両側の接続ピンパーツを切り取ってしまう。
切り取って平らになったら先ほどの穴を3.0mm径に広げる。
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元の軸を切り取ったから、もう戻れないね。
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一気に進めましょう。
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そして軸となる3mm径プラ棒を用意、適当な長さにカットする。
これで部品はそろった。
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プラ棒をポリキャップに接続し、加工した肩関節をカバーとして被せる。
これで修復完了だ。
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単純な棒軸関節なのでそこまで可動範囲は広くありませんが……
強度的には問題ないですな。
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ただこのプラ棒、腕を取り付けたところ少し緩かった。
瞬間接着剤を塗って調整するか、パーティングラインががっつりついたランナーを流用したほうがよさそうだ。
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腰部と組み合わせるとこんな感じに。
胴体の組み立てはこれで終了だ。
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とりあえず肩関節は何とかなったみたいだね。
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ボールジョイント化とかも考えたけど……
完成しなくなる可能性が高かった。
今回はこれで進めよう。
今回の戦果
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先ほどの脚部との組み合わせてこんな感じに。
まだまだ先は長いです。
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今回はここまで。
本キットには肩関節のほかにも、筆者が気になるところが多数ある。
次回以降は残る箇所を進めていく予定だ。
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続きは次回!
この記事で作っているキット