
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は苦労の末、HGUCのゲルググマリーネが完成しましたな。
今回は……。


ゲルググマリーネは前回筆者が完成させたものを含めて2機保有している。
今回はその2機目に着手しよう。
基本的な流れは1機目同様なので、頭部・バックパック・脚部・腕部をダイジェストで紹介していく。

あれ、胴体とか武器は?

筆者の作業がなかなか進まないので、それらは後回し。
準備が出来たところだけ先に紹介しよう。

中途半端だなぁ。

月末集計も控えていますからね。
それとの兼ね合いでしょう。

それでは作戦を開始する。
頭部の製作


まずは頭部。
このキットはモノアイが固定式です。
なのでそのままだとシールを平面に貼り付けて再現することになりますな。

この画像も、以前見たことあるような……。

1機目の画像を使い回していますな。
改造の詳細なんかはそちらを参考にしていただければ幸いです。
この後も、改造前の画像は1機目のものを流用させていただきますよ。


詳細は1機目のほうで語ったので、こちらはダイジェストで簡潔に示しておこう。
- 額内部とアゴ内部を切削し、スペースを作る
- コトブキヤのモビルパイプと丸ノズルを使いモノアイパーツを作成
- 切削したアゴパーツ(A15番パーツ)内部にタミヤの2.0mmプラ棒を接着し、そこに上記のモノアイパーツを通す
といった形でモノアイ可動化改造をしている。

パイプパーツとプラ棒を使った簡易的な可動モノアイは過去記事でも紹介していたね。
左右可動だけならとりあえずこのパターンで何とかなるという。

ここの難所は内部の削りこみですな。
手で彫っていくのはなかなか大変なので、ここはリューターなどの電動ツールを使うとよいかと。
それ以外は合わせ目部分を接着して処理するだけですな。
バックパックの製作


プロペラントタンクが特徴的なゲルググMのバックパック。
4つあるバーニアは紛失注意です。

これも過去記事に詳細は載っているね。
あの時は武器と一緒に組んでいたけど。


ここで行ったことは主に
- プロペラントタンクと本体の合わせ目消し
- アンテナの真鍮線置き換え
といったところ。
本体の合わせ目は一部消えにくい平面にくるので、そこは伸ばしランナーを突っ込んでやるといい。
背面に接して見えなくなる場所もあるので、そこは神経質に処理しなくても大丈夫だろう。

伸ばしランナー君大活躍。
詳細は過去記事を参考にしてね。
……一部ラッカーパテも使っているけど。
脚部の製作


続いて脚部。
股関節との接続はボールジョイントであるなど、旧来のHGシリーズでよく見かけるスタイルです。

スネパーツ内部にはバーニアも装備されているね。
構造は単純というか。


ここは足首関節をホビーベースの関節技(ダブルボールジョイント)やウェーブのプラサポを使い、ダブルボールジョイント化。
詳しくは過去記事を参考にしてもらいたい。

手持ちのボールジョイントは旧製品で短いから、足首の受け軸ポリキャップを移動しているというやつだね。
……そういえばカカト部分には肉抜き穴みたいなのがあるけど……。

ここはデザインと解釈して、筆者はそのままにしていますな。
埋めようと思えば埋められますが、手間もかかりますし……。
腕部の製作


腕部はこんな感じに。
ここも真っ二つで旧来の部品構成ですな。

ヒジの形状の都合か、少しヒジ関節の可動範囲が狭いんだよね。

設定画のゲルググMはゲルググJのような球状のヒジ関節をしているように見えますな。
ミキシングという手段を検討してもよいかと。
筆者はミキシング時の余りパーツの処理に困るのでやりませんが。
なにより昨今の状況では目的のガンプラを補充できないので……。


ここは主に肩と前腕に手を加えている。
- 肩のスリット部分を開口
- 肩口にプラ板とウェーブのUバーニアフラット(長方形)を貼り付けてカバー風に
- 前腕の袖口は開口&ウェーブのUバーニアフラット(正方形)でカバーパーツを追加
といった感じだ。

この時点だけでもバーニアを長方形と正方形で2種類使っているんだよね。
なんかウェーブのじゃなくてコトブキヤのダクトノズルIIを使ってもいいかも。
あっちは1枚に正方形・長方形が両方セットされているし。

ただあちらは同じサイズ・パターンのが2つずつしか入っていないのが弱点ですな。
この辺りは他に使いたいキットとの兼ね合いや、店頭在庫との相談になるかと。

ダイジェストで一気に駆け抜けてきたけど、今準備ができているのはここまで。
それでは月末恒例の集計といこう。
月末恒例 今月の戦果


2025年3月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 3(IV号戦車G型、ヘッツァー後期型、ゲルググマリーネ)
ですな。

最近としては少ない感じかな。
スコア稼ぎ要員である飛行機が珍しくいないし。

今回はどれも手間のかかるキットでしたな。
なかなか進まなかったからか筆者の士気も落ち気味だったという。

組みにくいキットが在庫の半数を占めているからね。
諸事情あるらしく、来月はどうやら航空機キット率が高くなりそうだ。
そこでスコアを挽回したいところ。

飛行機も組みにくそうなのばっかり残っているんだよね。
大型機とか、簡易インジェクションキットとか。

張り線をやりたいそうですが踏ん切りがつかず、複葉機も多数放置されていますな。

とりあえずまずは今組んでいる2機目のゲルググMを完成させないとね。
それでは明日からの新年度でまたお会いしよう。

来月も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット