HGUCのヨンム・カークスのザクIスナイパータイプ。
それに手を加えてオリジナルの冬季迷彩塗装で仕上げたいと思います。
前回はマーキングまで進んだ。
今回はウェザリングと肝心の冬季迷彩を行い、完成まで持ち込む。
今日は3月9日のザクの日だね。
丁度このザクも今回で完成ですな。
この1ヶ月、ザクを作り続けてきたが、今日で最終日だ。
早速作業にとりかかろう。
スミ入れ作業
まずはスミ入れ。
黒い塗料をモールドに流し込みます。
基本的にはクレオスのウェザリングカラーを使用。
ライフルの楕円部分など、比較的面積の広い部分はタミヤエナメルを使っているよ。
足回りの泥汚れ
続いて泥汚れ。
ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンをペタペタと。
あれ、ドライブラシとかは?
冬季迷彩で目立たなくなると判断。
今回は施していない。
冬季迷彩を施す
ここでようやく冬季迷彩。
今回はウェザリングカラーのマルチホワイトに、先のグレイッシュブラウンをわずかに混ぜた色を使用。
エアブラシで吹き付けますが……
なんか塗料の出が悪いですね。
なんかダマになった塗料がノズルに詰まっているようだね。
なにより薄くて色が乗りにくいというか。
と、言うわけで筆でペタペタやることに。
マーキング部分を避けるようにペタペタと……。
随分と雑な出来だね。
実物の冬季迷彩はこんな感じに雑だったらしい。
なんでも雪解けの季節になると洗い流せるよう、水性の塗料を応急的に塗っていたのとか。
最初から寒冷地仕様にして白くするのも良さそうですな。
その後は擦って余計な冬季迷彩を落とす。
足回りなんかは泥とかで落ちそうなので、優先的に……。
仕上げを行って完成させる
ウェザリングカラーは定着力が弱く、触れただけでも落ちてしまう。
なのでさっさとつやを消して完成させてしまう。
……なんか色々すっ飛ばしているような。
作業が長引きすぎて、筆者が着地点に迷っていたのもある。
これ以上長引かせると完成しなくなりそうだったからね。
完璧を目指す前に、完成を目指す。
……ってやつですかな。
ここでクリアーパーツも塗る。
裏からシルバーを塗ってあるけど、表から各色を。
モノアイはクリアーイエロー。
ライフルのスコープはクリアーグリーン。
共に水性ホビーカラーだ。
HGUC ザクIスナイパー(冬季迷彩) 完成!
クリアーパーツを取り付けて、各部を組み立て。
これでようやく完成ですな。
結構時間がかかったね。
以下、ギャラリーだよ。
ちょっと冬季迷彩部分がまだ定着していない感じですな。
筆者が触れたときも、手に白い塗料が付着します。
タミヤエナメルを使ったほうが良かったかな。
作ってみた感想のコーナー
合わせ目消し時の後ハメが大変な印象。
今回は四肢と頭に施してみたよ。
この頃のHGUCシリーズによく見られるABSと挟み込み式の関節が難所ですな。
ただ大元の旧ザクが2006年発売であるにも関わらず、可動範囲が広めなところは評価できます。
特に肘の関節は180度曲がりますし。
後に発売されたF2ザクや高機動型ザクは90度関節ですからね。
狙撃用MSだから他の迷彩塗装にしても良さそうだね。
塗装次第では色々化けそうな。
そのうち本来のヨンム・カークス機としても作りたいですな。
3月9日はザクの日! ここ一ヶ月の戦果
さて、本日2021年3月9日はザクの日。
今回筆者はこの1ヶ月でザクをどれだけ作れるか試してみましたが……
結果は5機となりました。
1週間に1機強といった感じかな。
ちょっとこのザクIスナイパーで手こずったね。
やっぱり後ハメの影響かな。
手馴れたF2ザクだったらもっと出来たかも知れないね。
もっとも、それだと何時までたっても在庫が減らなくなるんだけど。
HGUCのザクI系列はまだまだ在庫がありますな。
今回はここまで。
流石に次回はザク以外の別のキットに取り掛かろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット