HGUCのジム・カスタムを作っていきましょう。
前回は頭部・胴体・武器を組み立てた。
今回は腕を作ってみよう。
筆者が何か欲しがっているよ。
オイ車?
タコムのオイ車ですな。
旧日本軍が開発したという。
昨日タコムのマムートを買ったばかりじゃないか。
そっちが完成するまでお預けだ。
とにかく、今はジム・カスタムを進めましょう。
(追記 上記のキットは両方とも購入・製作開始しました)
腕部の組立て
これがジム・カスタムの腕部ですな。
ヒジと肩ブロックはABS製で、ヒジは二重関節となっています。
ここも先行して発売されたパワード・ジムの流用ですが、挟み込み式の構造まで受け継いでいるところが気になりますな。
手首がたくさんあるね。
これは元のパワード・ジムでは3種類しかなかったのが、ジム改で追加。
それが今回のジム・カスタムでも付属する感じだね。
以前の筆者では技術不足でこの辺りの加工方法が上手く思いつかず、0083のジム達を放置していた。
今回の作業がうまくいけば、在庫のそれらも動き出すだろう。
追記 うまくいったので他のジムキットも動き出しました。
詳しくは上記の各リンクから。
前腕の後ハメ加工
まずは前腕。
ご覧の通りシールドの軸受けが一体化されたヒジ関節を、外装で挟み込む構造になっている。
ここを後ハメ加工してみよう。
ここはいたってシンプル。
- 外装内部にあるヒジ側の接続ピンを削り取って平らにする
- ヒジ関節のD30番パーツを一部を切り欠きCの字状にする
これで外からパチンとはめ込むことができるようになった。
筆者は少し切り欠きを大きめにして、敢えて緩くしていますな。
キツめだと後ではめ込んだ際に外装の接着箇所が割れることが懸念されたので。
完成直前に瞬間接着剤とかで調整してもいいかも。
確認後、接着剤を流し込み外装を貼り合わせてしまいます。
待っている間に次の作業を進めましょう。
肩アーマーの後ハメ
ジム・カスタムの特徴的な肩アーマー。
ここもグレーのブロックと赤いパーツをブルーのアーマーで挟み込む構造になっている。
今のキットだったらアーマーに肩との接続軸がついているよね。
2000年代後半までのジム・ガンダム系列はこのタイプの構造が主流ですな。
新型ポリキャップが導入された2010年頃から肩アーマーにボールジョイントがつくタイプが多くなったような。
まずは赤い部品から。
これは十字の接続ピンを削り取るだけ。
これで組み立て後の肩アーマーに横からスライドしてセットできるようになる。
どっちにしろバーニア内部をはじめ赤い部分は後で筆塗りするのが多いね。
敢えて後ハメしないで筆で塗り分けてもいいかも。
肩アーマーは接続軸をCの字加工することで対処した。
やはりスライドしてパチンとはめ込めるように。
前作ったジンハイマニューバは似たような構造だったけど、あっちとは違って仕切り板は作らないんだ。
それも考えたけど筆者としては
- ジン系列のキットと違い、このジム系列では形状の都合上量産性に難あり
- 肩関節が前にせり出す構造なので、板を設置すると動かした際に胸部に干渉する
ことが気になったらしく、このCの字加工を今回採用した。
この加工の難点は外から切り欠いたところが見えやすいという点ですな。
筆者は肩口方面から切り欠くことで、この切り口を外から見えにくくしました。
先人達の作例では外や下に切り欠いているのが多く感じます。
問題ないようだったら肩アーマーは接着。
肩ブロックはABS製。
セメント系の接着剤は使えなさそうだったし、タガネで合わせ目を彫ってモールド化して済ませているよ。
ちょうどジムコマンドみたいな。
今回の戦果
接着剤が乾いたら各部の整形。
これで腕部の組み立ては完了だ。
意外とうまくいったね。
これなら放置しているジム改や半壊状態のパワード・ジムも大丈夫そう。
思ったより腕の組み立てで時間を使ってしまったため、今回はここまで。
次回は残る脚部の組み立てに入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット