模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はハセガワの九七艦攻が完成し、長らく続いていたハセガワA帯シリーズが全て揃いました。
今回は・・・・・・。
しばらく航空機模型はお休み。
今回は久々にガンプラHGUCシリーズを作ってみよう。
筆者が仮組みしたまましばらく放置していた、あのMSをサルベージしてきた。
ガンプラ界隈は相変わらず品薄が続いていますな。
筆者は在庫を相当数保有しているからその辺りは問題なさそうだけどね。
今回のお題 HGUC ヅダ
今回作るガンプラはこちら。
HGUCシリーズより、ヅダだ。
またマニアックなものを・・・・・・。
MS IGLOOより、ジオンのツィマット社が開発したMSでしたな。
ザクIIに代わるの新型機のはずが・・・・・・。
HGUCシリーズの第65弾として、かつて正式採用を争ったザクI(旧ザク)に続いて2006年6月に発売した。
定価は2021年11月現在税込み1540円。
仮組み品を眺めつつ簡易レビュー
まずは前後から。
特徴的な細身のスタイルが再現されている。
トレードマークである背部の土星エンジンはボールジョイント接続で、グリグリ動く。
Ⅰ/144とは思えないような細かいモールド群が特徴的だね。
スミ入れしたくなるよ。
肘の関節は90度曲がる。
180度曲がるキットも多い現在、やや物足りないと思う人もいそうだがこの頃のガンプラとしては標準的な感じだ。
ヅダの特徴として、脚に装備した武器を手にとれるよう腕が伸びるというものがあります。
キットでもこのギミックは再現。
肩上部にあるパーツを押すと腕が伸びます。
他にギミックとしては、左肩のシールドはレールに合わせて前後に可動。
シールドに装備された格闘戦用ピックも展開可能ですな。
肩は胴体側、肩側共にL字型パーツで引き出し式のようだね。
両手で武器を構える分には特に問題なさそう。
股間接もこの頃標準的なボールジョイント接続。
軸が比較的太めなので、多少の取り外しでは破損しにくい。
初期のHGUCシリーズは軸部分が細くてやたら折れやすかったですからね。
折るたびに筆者はプラサポのお世話に・・・・・・。
股間接が前後しなかったりヒザとモモの長さが大きく異なるからか、ヒザ立ちは厳しい感じかな?
もっとも、原作では空間戦闘しかしてないからあまりそこまではいらないと思うけど。
ちなみにヒザ関節はABS樹脂だ。
塗装で割れることがあるからかこれを嫌う人もいるようだね。
筆者は普通にいつも塗っているけど。
付属武器その1、マシンガン。
所謂ザクマシンガンだね。
同シリーズのザク付属のものに似ているようで似ていないディティールが特徴だ。
最大の特徴は右側に飛び出した接続軸。
これでヅダの脚にある穴にマウントできます。
付属武器その2、シュツルムファウストと予備マガジン。
前者はアタッチメントパーツを使うことでシールドに2個まで搭載可能。
キットには1つのみ付属するけど、デュバル少佐の一番機には2つ装備されていたはず。
なのでこだわる人は複数購入がおススメかな。
予備マガジンはマシンガンのものですな。
サイドスカートに装備可能です。
例によって裏側は肉抜き穴があるので、気になる人はパテ埋め推奨ですね。
付属武器その3、ヒートホーク。
近年よく見られる大型のものではなく、同時期のHGUC量産型ザク、旧ザクなどによく見られた比較的小型のもの。
手に持たせるにはやや保持力に難有りかな。
ヅダ用に専用アタッチメントも付属。
これで脚のマウントラッチに装着できるよ。
こちらはかなりしっかりした作りになっているから、逆に塗装派には塗装剥がれが気になるかな。
ちなみにヅダのヒートホーク本体は緑色。
キット成型色では黒一色だから、是非とも塗り分けたいところ。
付属武器その4、対艦ライフル。
これは劇中でヅダは使っておらず、コミック版で収録された話に登場した際に本機とゲム・カモフが装備していたもの。
なんかよくわからないけどかっこいいからヨシ!
ちなみにヅダの手首は右は銃持ち手、握り手。
左は握り手のみ。
多少ディティールは異なりますがザクなどと規格自体は同じなので、いずれの武器も他キットへの流用は容易です。
他のMSと組み合わせてみても良いでしょう。
反対にこのキットにはザクバズーカが付属しない。
ヅダの二番機はザクバズーカ装備だったので、作る際は他のザクから流用しよう。
このキットには股間接部分のカバーを外すとベース用の接続軸が現れる。
軸の形は板状。
アクションベース2のほか、HGUCドラッツェなどに付属するスタンドも使用可能だ。
頭部は3種類
本キットの頭部は劇中に登場した各機を再現できるよう、取り外しが可能になっています。
更に内部にあるツマミでモノアイを左右に振ることが出来ます。
流石に上下可動は出来ない感じだけどね。
モノアイ本体はクリアーパーツ。
モノアイシールドもクリアーパーツで再現されているよ。
頭部はツノ付きの一番機、形状の異なる二・三番機。
そして一番機の角なしともいえる形状の予備機の3種類から選べる。
画像で誤解しそうだけど頭部全体が付属するのではなく、頭頂部パーツのみ複数付属だ。
誤解を招きそうなこの画像は・・・・・・。
筆者は14、5年前に最初の1機を購入。
その後も時が流れると共に増えていき、最終的に劇中同様4機揃った。
ただなかなか機会が無くていずれも完成に至っていない。
なんか退色していたり中途半端にサフが吹かれたのがあったり・・・・・・。
さっきまで紹介していたのは画像の右から二番目の個体ですな。
こんなにたくさん並べて・・・・・・
昨今ガンプラを手に入れられない人に対する嫌がらせかな?
近年は購入個数制限を行っている場所も多いですからね。
1個も手に入れられない人もいるそうですが・・・・・・。
そんな状態なので、筆者はこうやって放置品のサルベージをすることにしたんだ。
次回、製作開始!
とりあえず、今回はここまで。
次回は早速合わせ目消しなどの作業を行っていく予定だ。
ところで、ヅダは個体によって外見が異なるけど、どれで作る予定なのかな?
今回は敢えて三番機で作る予定だ。
なんかよりによって一番マイナーそうなのを・・・・・・。
物語冒頭で爆散、そのまま退場していますからね。
筆者の手持ちにあるヅダで一番機と予備機は作りかけなのでここで最初に紹介するのは不適切。
それと二番機は別のキットからバズーカを持ってくる必要があるんだ。
なのでキットの中身だけで装備が完結する&手をつけられていない三番機で進めていくことになった。
なんという選択理由。
勿論、他の機体も機会があれば製作予定だ。
とりあえず、今回はここまで。
次回も、お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット