筆者の最も推すザク、F2ザクの続きを作っていきます。
前回は頭部、手足を進めた。あとは胴体と武器だね。
ところで、筆者は数あるザクの中でも何故F2を推すのでしょうか。
単純に0083での活躍じゃないかな。
ザク=やられ役の印象が強いけど、ジオン残党の操るF2ザクは新鋭機のジムカスタムと互角の戦いを繰り広げたり、GP01のライフルをかわしてみせたり。
簡単に落ちないんですよね。
ちなみに筆者が最も推すガンダムのエピソードは0083の4話。
ビッター少将率いるキンバライト基地所属のMS部隊がいいのだとか。
物資の少ない残党らしく部品を寄せ集めた&塗料不足で上半身だけサンドカラーのザクとか、ザク用バズーカを装備したドムトローペンとか見所がたくさんありますな。
肩のシールドすら装備していないザクなんかも混ざっていたね。
おっと、雑談はこれくらいにして、本題に入ろう。
胴体の製作 前部スカートアーマーを左右独立可動改造してみる
胴体は上下に分かれています。
胴体上下を繋ぐように流れているパイプですがランドセル側に遊びがあり、腰が回るようになっています。
旧HGのグフやHGUCの量産型ザクなんかはここの発想がなかったのか、はたまた当時の技術の問題か、腰が回らなかったんだ。
その他、肩部分にポリキャップを覆うカバーがついているのがポイント。
F2ザクより後発のはずの各リバイブ版のキット、オリジンシリーズなんかはポリが露出しているからそこが塗装派モデラーを悩ませている。
デザイン上前面スカートは左右一体化されています。
これを黒く示したところでカットして分割してみましょう。
カット後はこんな感じに。
中央の部品は小さくなるので紛失しないように注意。
紛失しないうちに中央パーツは上部にくるC3パーツに接着してしまいます。
この改造をするとそのままではC3パーツが入らなくなる。
そこでC4パーツの黒く示した部分を削る。
ここは完成後見えなくなるから多少雑に削っても問題ない。
改造後はこんな感じに。
例によってその他の部分はゲート処理のみです。
これで本体の製作・改造は完了。
モノアイとスカートにしか手を加えていないが、十分かっこよくなったと筆者は思い込んでいる。
武器の製作 ポリパテを使いこなせ
まずはヒートホーク。
放熱孔らしきディティールがあるのでここを開口します。
試してみたところ、0.8mm径のピンバイスが丁度いい感じでした。
ザクマシンガンのドラムマガジンは裏側に肉抜きがある。
予備弾倉として腰部に取り付けるならあまり目立たないけど、マシンガンに装着してい時は目立つ。
今回はここをポリパテで埋めてみよう。
ポリパテはチューブから出した主剤とオレンジ色の容器に入った硬化剤を混ぜて盛り付ける。
平らに削ればいいだけなんだけど、ポリパテは気泡が出来やすい。
一発で綺麗に整形するのは難しいので溶きパテやら黒い瞬間接着剤やらに頼ることに。
その他の武器はやはりゲート処理や合わせ目消しのみです。
今回は短いけどここまで。
筆者は仕様をどうするか迷っているんだ。
仕様?
汎用性が高くて量産されていたザクだからね。
前述したキンバライト基地所属機みたいに武装やら塗装やらで色々遊ぼうとして……。
これは完成しなくなるパターンでは?
注意しないとありえる。
余談 今回の散財タイム
どうしても外せない用があったらしく、筆者が出かけてきました。
帰りに怪しい物資を持っていたのでその検閲を行ったところ……。
なんてことだ、また積みが増えた。
この記事で作っているキット