
RSモデルズより、イタリアのレジアーネRe.2005戦闘機を作っていきましょう。

前回は細かい部品を取り付けて、組立作業を終えた。
今回は塗装とマーキングになる。

ちょっと更新速度が落ちているかな?

塗装ということですが、筆者のスケジュールと少し噛み合わないようで。

塗装自体はそこまで時間を喰う要素ではなかったんだけど、他にもう1件トラブルが発生してね。
それについては後ほど詳しく語る。
というわけで作戦を再開しよう。
塗装図の確認


このキットに収録された塗装は3種類。
- イタリア社会共和国空軍(イタリア国家空軍)所属機
- ドイツ空軍所属機
- スウェーデン空軍所属機
となっています。
「Alternete marking」と書かれているとおり、部隊マークなどは実際に配備されてはいなかった架空のもののようですな。

Re.2005自体は少数生産されて使われていたから、計画機とかではないけどね。
実際はオリーブグリーン塗装の機体が多かったとか。

今回はイタリア国家空軍所属機にする。
サンド系の上面色に輪切りピーマンみたいなグリーンの迷彩が特徴だ。
これは今までに他の機体でも作っているので、そこまで苦戦しないだろう。
下地の塗装


手始めに下地から。
- 風防の下塗り→Mr.カラー312番、グリーンFS34227
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
と塗っていきます。
今回は帯などの塗り分けがないのでサクサク進みます。

脚格納部分は塗り分け済みだから、サフが吹き込まないようにこの時点でマスキングだね。
脚が固定済みで、ちょっとマスキングしづらいけど。
下面色の塗装


続いて下面のグレー。
いつものように他のイタリア機に合わせて、Mr.カラー306番のグレーFS36270で塗ってしまいましょう。

ビンの残りがかなり少なくなっていたけど、なんとか今回の分は間に合ったね。

ここ最近イタリア機が続いていて、この色はそれら全てに使ってきた。
控えのイタリア機にはまだ中型機が2機ほどいるので足りないだろう。
近々補充が必要だ。

筆者のメモアプリに書いてっと……。
上面色の塗装


続いて上面色。
以前のセリア5の2機に合わせて、Mr.カラーのサンディブラウンを使用します。
このキットは胴体下面の塗り分けが記されていませんが、ここは他キットなどを参考に楔型の塗り分けにしてみました。
主翼と水平尾翼の下は「前面に上面色が吹き込んでいるものとないもの」があるみたいですが、今回は吹き込まないパターンに。
残りの細部の色は
- プロペラ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
- 脚→Mr.カラーのシルバー
といった感じに仕上げています。

この色も残りわずか。
筆者のメモアプリの買い物メモに書いておかないと。

ただこの色を使うキットは筆者の手持ちのイタリア機にはもういないはずだ。
しばらく使う予定はなさそうだけどガンプラで使うことがあるかもしれないから、補充の指示は出しておこう。
細かい塗り分け


その後は筆でタイヤやプロペラなどの細かい部分を塗り分け。
キットでは指示がありませんが、プロペラ先端の黄色い警戒帯も塗ってしまいます。
黒い色なので、先に発色確保の白を塗ってから黄色を塗り重ねていますな。

あれ、迷彩は?

デカールの透け防止のため、先にマーキングをしてから迷彩を塗り分けよう。
マーキング!しかし……


キット付属のデカールはこちら。
3ヶ国分収録されているので、かなり充実した内容となっています。

品質的にも問題なさそう。
筆者は購入して9年ぐらい放置しているみたいだけど、変色とかも見られないね。

ただ、ここに来て筆者はこのマークの問題に気が付いた。
イタリア社会共和国の国籍マークであるファスケスが全部同一方向になってしまっている。
イタリア王国軍のものと同様、このマークは実際は左右で鏡像になっているんだ。

こういうの、前にもなんかなかったっけ?

ここの序盤にリンクを掲載した、スーパーモデル製のMC.205ヴェルトロですな。
あちらはしかもドライデカール方式だったという。


架空マーキングのキットだったこともあるので他のマークや塗装に変更も考えたけど、今回は強行。
主翼上下共に片側のマークを一部塗り潰したり加筆することで鏡像にした。
筆者の腕前ではこれ以上綺麗にできないが、今回はこれで進めよう。
画像では左主翼のものがキットのデカールそのまま。
右主翼のものが加筆修正したもの。

なんか解像度の低い画像みたいに……
ボックスアートのドイツ軍仕様とかを選んだほうがよかったかな?

マーキング直前になって気が付いたので、塗り直しが必要になってしまいます。
今回は急ぎなので、さすがにそこまで後戻りはしたくなかったという……。

完成済みのセリア5達に塗装と国籍を合わせたいのでね。
今回はこれで強行した。
別売りデカールが調達できたら、貼り直しも視野に入れておこう。
今回の戦果


後はピーマン迷彩。
鉛筆で下書きをしてから、それをなぞるようにMr.カラーのRLM80オリーブグリーンで線を描いていきます。
何回もやっているので楽勝ですな。

蛇行迷彩の筆塗りは過去記事も参考にしてね。
過去記事は水性アクリジョンだけど、今回はMr.カラーを使っているからあんまり擦ったりすると下地が溶けてくるという点に注意だよ。

2025年9月現在、クレオスの水性塗料にRLM80が存在しないのでね。
今回はここで中断。
次回はウェザリングをして完成予定だ。

続きは次回!