アカデミーから先日発売されました、T-34/85中戦車。
第183工廠製のものを作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
足周りから進めてみよう。
最近筆者の作業速度が落ちている気がするなぁ。
遅れを取り戻したいところです。
とりあえず、今できることをしよう。
それでは作戦を開始する。
まずは合わせ目接着
最初に合わせ目部分を接着してしまいます。
見た感じ、この後部にまとまっている燃料タンク群だけのようですな。
このキットには車体後面用の筒型燃料タンクも付属する。
キットでは全て取り付ける指示なんだけど……
今回は後面のものは使わず、側面のものだけ使用してみよう。
側面のものは4つ付属するけど、3つだけ用意。
どうも筆者は後部筒型燃料タンクの付属しない、タミヤ製品やドラゴン製品の印象が強いので……。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
車体下部の組み立て
乾燥待ちに車体下部から進めていきましょう。
まずはサスペンション。
T-34のサスペンションはBTシリーズから受け継いだクリスティー式ですな。
サスペンションは2パーツ構成。
バネ部分はみんな同じ部品だけど、外枠部分は4種類。
混ざらないように注意してね。
前に作ったミニアートのSU-85に比べれば、だいぶ楽な構成ですな……。
そのまま車体下部パーツを加工します。
このパーツは板状のものを箱組みしていきますが……
その前に内側から穴を開けて、パーツが取り付けられるようにしておきましょう。
穴は前部に1箇所、後部に2箇所開ける。
前部のものは本来穴を開ける位置付近に肉抜き穴が来ており、非常にややこしい。
画像の○をつけた部分が穴を開ける箇所。
×をつけたのが肉抜き穴となっている。
間違えないようにしよう。
間違えると表面のディティール部分に穴が開くことに……。
とりあえずサスペンションと車体パーツがそろいました。
そのまま接着してしまいましょう。
キットでは先にサスペンションを側面に接着してから、車体を箱組みするように指示が出ている。
今回は先に車体を箱組みしてから、サスペンションを接着してみよう。
形を整える目的で、内部仕切りのI9番パーツもここで接着する。
組み立てるとこんな感じに。
箱組みなので歪まないように注意ですな。
部品の合いは良好で反りもないので、比較的組むのは容易です。
あっという間に形に。
足周りの組み立て
続いて後部のギヤカバー部分。
ただ部品番号の間違いがありますな。
A8とありますが、正しくはC6です。
このキットにAランナーは付属しない。
似たようなパーツも他に存在しないので、おそらくC6番パーツで問題ないだろう。
そのままサスペンションアームも用意します。
アームもサスペンション本体同様、似たような4種類の部品なので混ざらないように……。
サスペンションアームなどを接着。
微妙に遊びがあるので、各アームずれないように注意です。
誘導輪のアームは突起がついており、固定式。
ドラゴン製品とは違い履帯も部分組み立て式なので、この段階で接着してしまって問題ない。
転輪の組み立て
続いて転輪。
他のT-34系同様、転輪は片側5個を二枚重ねにします。
少ないから組み立ては簡単だね。
組み立てるとこんな感じに。
微妙な面をしているのか、パーティングラインの成型が少し難しいですな。
デザインナイフのカンナがけよりも、鉄ヤスリで処理したほうが楽です。
キットでは転輪を2種類から選ぶ。
塗装図8番のもののみ、ディスクタイプのものを使う。
今回は6番の塗装なので、今組み立てた穴あきタイプを使おう。
転輪を仮留め。
履帯と組み合わせてロコ組みをするので、ここでは接着せずにしておきます。
今回の戦果
本キットの履帯は接着する部分組み立て式となっています。
転輪と履帯を接着してユニット化する、ロコ組みで仕上げてしまいましょう。
接着組み立て式の履帯やロコ組みに関しては過去記事を参考にしてね。
T-34系列は転輪の上下から履帯で挟み込む形になるから、ロコ組み向きの車輌だね。
今回はここで中断。
次回は車体上部、もしくは砲塔の組み立てになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット