ミニアート社から発売されています、III号戦車B型を作っていきます。
前回は車体下部の途中で止まった。
今回は転輪を作るところから再開しよう。
今日は月末。
筆者が完成させたキットを集計する日だね。
その件ですが、ちょっとややこしいことになりそうですな。
どゆこと?
詳しくは後述です。
転輪の組み立て
III号B型の特徴である片側8つの転輪。
2つ1組にして組み立てていくよ。
同じ工程で車体前部とエンジンデッキのブロックも取り付けます。
ついでに組んでおきましょう。
車体に取り付けるとこんな感じ。
パーツに遊びがあるから、転輪が浮かないように注意しつつ……。
上部転輪もここで取り付ける。
このキットの足回りは車輪類が回転できるよう、軸部分は車輪と接着しないように指示が出ている。
ただ強度を確保したいので、筆者は今回転輪を接着固定している。
前回お話した通り、起動輪は回ったほうが履帯取り付け時に都合がいいので可動状態にしています。
このキットの注意点としてはパーツが非常に折れやすい。
車載工具やフックは勿論、このようにサスペンションのアーム部分も整形中にポッキリいってしまう。
これも今回筆者が強度優先で転輪を固定したことに繋がっている。
偶然と思いきや、筆者は8組中6組折っていますな。
どうやらプラの質がよろしくないとのこと。
調べたところ後にメーカー側がプラの質を上げたので、後発のキットは問題ないというらしいけど。
このIII号戦車B型、2018年に内容を微妙に変更したリニューアル品が幾つか出ているね。
今回の件が関わっているのかな?
車体上部の組み立て
足回りは履帯を組み立てるだけ。
ここで車体上部を先に組み立てる。
まずは中央ブロックですな。
機銃パーツは内部も再現されています。
ほとんど見えないので、面倒な人は外側だけ組み立てるのが良いかと。
この銃身もやたら折れるね。
続いてフェンダー。
ここはアンテナケース部品の番号が間違っていますな。
組み立てていればすぐ気付くので、あまり神経質にはならなくて大丈夫です。
サクサク進めていくよ。
部品は細かいものの、車載装備はそこまで多くないから、この辺りはすんなり組めるね。
ただフェンダー留めパーツは極小のエッチングパーツとプラパーツの組み合わせです。
筆者はここは組み立てを諦めて、パーツを省略しています。
今回の戦果
組み立てた中央ブロックとフェンダーを組み込むとこんな感じに。
なんとなくIII号戦車の形にはなってきたね。
車体上部も量産型のE型とはこまごまとした部分が違うけど。
エンジンデッキ周りが異なりますな。
シャッター状の穴が空いていますが、量産型がここにブロックがつきますからね。
今回はちょっと短いけど切りの関係でここまで。
次回は砲塔や履帯を組んでいこう。
続きは……
っと、集計集計。
今月の戦果
毎月末恒例の集計。
2021年5月の戦果は……
- 購入2 (Ju52民間機、He177)
- 完成7 (Bf109T-1、Bf109E-7、チャーチルMk.III、シャーマンファイアフライ、III号突撃砲G型、20mm4連装、III号戦車B型)
となる
あれ、III号戦車B型は今作っている最中なんじゃないの?
実は言うところ、この記事を書いている2021年5月31日時点で既に完成しているのですよ。
今まではこういう駆け込み系のものは無かったのですが、今回は実際の完成時期と記事更新がズレた上に、そのズレが月末に来たという。
筆者が自分のTwitterに載せてしまったため、引っ込みが付かなくなったというのもある。
うーん、塗装のネタバレかぁ。
完成後の詳しい姿は後日お披露目ですな。
とりあえず、続きは次回!
この記事で作っているキット