ミニアート III号戦車B型 製作記④

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ミニアート社のIII号戦車B型を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体がほぼ組み終わった。

今回は砲塔から作業を再開しよう。

レーナ
レーナ

そういえば物資の補給があったね。

アドルフ
アドルフ

それもそうですが、もっと重要な物資が先ほど到着したようです。

レーナ
レーナ

なにかな?

アドルフ
アドルフ

詳しくは後述……。

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砲塔の組み立て

アドルフ
アドルフ

砲塔は内部のバスケット部分も再現されていますが……

筆者は今回これを省略して組んでいきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

この砲塔バスケット、調べたところIII号戦車には存在しないという情報が出てきたのでね。

レーナ
レーナ

なんかH型から導入されたという情報があるね。

アドルフ
アドルフ

その件に関してですが……

どうやらH型以降も装備されていなかったという情報が近年になって出てきたようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうもH型以降に装備された砲塔バスケットとは、砲塔後部の雑具箱のことらしい。

海外の資料の「砲塔に装備された籠的なもの」を雑具箱ではなく砲塔バスケットと誤訳したのが原因で広まった話なのだとか。

アドルフ
アドルフ

とりあえず組んでいきますが……

前回もサスペンションのところで触れましたが、やはり細いパーツが折れますな。

レーナ
レーナ

砲塔内部は特に細いパーツが多いから、これは大変だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者も何とかここまで組めたけど、ここで路線変更。

ハッチを全部閉めて作り、これ以降は内部パーツを極力省略して組んでいくことに。

レーナ
レーナ

あらら。

アドルフ
アドルフ

とにかく先に進む感じですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔外装。

フック部分は先ほど折れたので、0.5mm径真鍮線に置き換えている。


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レーナ
レーナ

キューポラは縦に4本パーティングラインが入っているよ。

リベットが邪魔でこれは処理に手間取るね。

アドルフ
アドルフ

このキューポラはD型で新型のものに変わったようですな。

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アドルフ
アドルフ

ここまで組んだら砲塔外装を合わせてしまいます。

同軸機銃が2丁なのが特徴的ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔前方は視察ハッチが付いている。

エッチングパーツとの組み合わせで開いた状態に出来るけど、今回は強度確保と内部省略のため閉めた状態にする。

レーナ
レーナ

主砲は3.7cm砲。

砲塔の大きさのわりにショボくみえるのは気のせいかな?

アドルフ
アドルフ

これはドイツ軍内で意見が割れていたのが原因だったようですな。

装甲部隊の将軍達はより威力の高い5cm砲を装備することを希望していました。

対する補給部門関係者は、歩兵部隊が装備する対戦車砲との互換性を考えて3.7cm砲の装備を主張。

5cm砲がまだ完成していないこともあったので

「とりあえず3.7cm砲を装備。ただし後から5cm砲を装備できるように砲塔を設計」

という結果になりました。

レーナ
レーナ

この時もし3.7cm砲しか装備できなかったら……。

ヴァルダ
ヴァルダ

主砲の他にも、役割分担が出来るように定員が3人なっていたのもあるね。

この車長が指揮に専念できる形態だったからこそ、常に火力や装甲で勝る敵戦車相手にIII号戦車が戦えたんだ。

車体細部の組み立て

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔がだいたい組み終わったので、ここでやり残した車体細部を組み立て。

まずは前面のプレート部分。

アドルフ
アドルフ

ここもエッチング製の極小チェーンが付きますが、筆者は省略していますな。

アドルフ
アドルフ

後部にも牽引ロープ用の留め具がエッチングパーツで付きます。

ここは取り付けないと目立つので、ゼリー系瞬間接着剤で……。

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レーナ
レーナ

エッチングパーツは曲線になっているね。

筆者はその辺に転がっていた爪楊枝を治具にして曲げているよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

ロープは先端部分は付属するけど、本体部分は付属しない。

筆者は今回ロープも省略している。

アドルフ
アドルフ

これで車体と砲塔は組み立て完了ですな。

レーナ
レーナ

長かった……。

ヴァルダ
ヴァルダ

おっと、まだ肝心のものが出来ていないよ。

可動式履帯の組み立て

ヴァルダ
ヴァルダ

本キットの履帯は組み立て可動式。

1枚1枚繋いでピンで留めていく。

レーナ
レーナ

これまた時間がかかりそうな。

アドルフ
アドルフ

手間はかかりますが、弛みの表現などリアルに仕上がりますよ。

アドルフ
アドルフ

まずは履板を切り出し付属の治具に並べます。

1度に8枚まで並べられます。

アドルフ
アドルフ

並べた後は両サイドからピンパーツを差し込みます。

ピンパーツは左右で異なるので注意です。

ヴァルダ
ヴァルダ

パーツが丁度いい間隔で成型されているので、ランナーごと7本切り出してセットしてしまおう。

レーナ
レーナ

接着はどうするのかな?

アドルフ
アドルフ

こういうのは先にピン先端にトロトロタイプの接着剤を少量つけて差し込むのがセオリーらしいですが……

筆者は差し込んだ後に軽く流し込み式接着剤を上から塗っていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

いずれにしろ接着剤が多すぎると固着するので注意。

アドルフ
アドルフ

その後はゲートを切り落として履帯を治具から外します。

これで1セット出来上がりです。

レーナ
レーナ

これをドゥンドゥンやっていこう。

アドルフ
アドルフ

ひたすら量産して……。

ヴァルダ
ヴァルダ

作った束同士も治具で固定しながらピンを差し込んでいく。

筆者は確か片側95枚で組んでいる。

8枚の束×11本+7枚かな。

レーナ
レーナ

この辺はお好みの枚数で……。

アドルフ
アドルフ

最後のほうは現物合わせをしながら1枚ずつ取り付けていくといいでしょう。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

履帯はマスキングテープで仮留め状態。

最後の1箇所のピンは差し込まずにランナー状態にしておきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は塗装に入りたいんだけど、冒頭の通り重要物資が届いた。

なので次は一旦それに関連したことになる予定だ。

レーナ
レーナ

一体何なんだろう。

重要な物資って。

アドルフ
アドルフ

急ぎの用になりそうですな。

レーナ
レーナ

そういうのってここだとだいたい新製h

ヴァルダ
ヴァルダ

詳細は次回。

この記事で作っているキット

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