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模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
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前回は雨だれ・錆だれウェザリングの解説ついでにジンタイプインサージェントを完成させましたな。
今回は……。
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筆者はガンプラをここ最近増強しているけど……
その際にある改造を頻繁に行っていることに気がついた。
なので今回も解説系。
モノアイをクリアーパーツに置き換える改造だ。
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ジオニストの筆者は頻繁に行う改造だね。
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ここ最近の完成品を見る限り、ジオン系MSはあまり見かけませんけどね。
少し前はザクばかりでしたが。
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在庫にはたくさんあるから、そのうちまた出てくるだろう。
それでは作業開始だ。
クリアーパーツに置き換えたモノアイのイメージ
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まずは例によって改造後どのようになるかを、筆者の過去作で確認しておく。
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画像は上から順に
- HGUC ザクIIF2型
- HGUC ザク・マリナー
- HGUC 高機動型ザクII(シン・マツナガ大尉機)
だね。
見事に全部ザクという。
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![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2021/03/DSC_4214-160x90.jpg)
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2021/02/DSC_4008-160x90.jpg)
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モノアイやマシンガンのスコープ部分がクリアーパーツになっているのが、君たちにもわかるだろう?
以前は塗装でキラキラ輝いているように見えるものを紹介した。
今回はこのクリアーパーツ置き換えで輝いて見えるようにする方法を解説しよう。
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塗装のやつは当該記事を参考にしてね。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2022/12/DSC_1937-160x90.jpg)
今回の犠牲者達
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今回実験台にするのは丁度手近なところに転がっていたこの2機。
- HGUCザクI+HGUCザクIスナイパー
- HGUC 高機動型ザクII(黒い三連星)
だ。
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旧ザクはミキシングで後期型になっていますな。
ランバ・ラル専用機でも作るつもりだったのでしょうか。
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……この腕だけ白いザク、どこかで見たことあるような。
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鋳造表現の際に実験台にしたザクですよ。
記事自体は2年前に書かれましたが、その後ずっと放置され今でも完成していません。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2020/08/DSC_2026-160x90.jpg)
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筆者が三連星で揃えて作りたがっているんだけど、昨今の品薄で残りの2機が手に入らないというやつだ。
今回はこれらを使って作業を紹介していく。
その1 WAVEのH・アイズを使う
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それでは実際に改造を施してみよう。
まずはWAVEのH・アイズを使ったやり方。
このパーツはサイズや色違いで幾つか発売されている。
今までの筆者の様子を見ているとH・アイズ3のピンクを最も使っているように感じるね。
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なんかものすごい残骸がたくさん。
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H・アイズ3は1.0mm径~2.8mm径の比較的小さいサイズがセットされています。
筆者は2.5mmや2.8mmを多用しますが、それ以外のサイズは余ってしまいこのような形に。
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他に使うのがこのアルミテープ。
筆者はダイソー製のものを使用している。
元々は台所周りの隙間埋めに使うもの。
なので台所用品売り場に行けば見つかるはず。
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一度に使う量が少ないので、15年近く前に導入したものが未だに残っていますな。
これはダイソー製に限らずなんでも大丈夫です。
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それと工具としてピンバイス。
今回は1.0mm径と3.0mm径を使用する。
とりあえず1.0mm~3.0mmの5本セットであるタミヤのベーシックドリル刃セットを持っておくといいだろう。
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タミヤのものはピンバイス本体とドリル刃が別売りなので注意です。
ピンバイス本体も幾つか種類がありますが、今回は精密ピンバイスDを使いましょう。
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ここには掲載しないけど、後はデザインナイフやはさみなど。
アルミテープを切る作業があるからね。
デザインナイフはプラモの基本的な道具で、はさみはほとんどの家庭にあるはずから特筆はしないけど。
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道具と資材を紹介したところで早速作業開始。
HアイズはザクIのほうに使ってみよう。
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ザクI、旧ザクのキットに関しては過去記事を参考にしてね。
![](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_8115-160x90.jpg)
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ピンバイスで穴を開けるので、モノアイレールの真ん中に印をつける。
さっきの画像ではバラバラにしていたけど、場所を確かめるために再度組んでいる。
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パーツ自体の真ん中と外から見える部分の真ん中は違うからね。
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いきなり大きい穴を開けようとするとズレた際の修正が難しい。
なので最初は小さい穴を開ける。
1.0mm径のドリルを使おう。
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裏側に可動用のツマミがあるので、それにぶつかって刃がずれやすいですな。
慎重にいきましょう。
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その後は3.0mm径のドリル刃を使って穴を広げる。
こちらは貫通させるというよりは凹みをつけるイメージで。
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貫通させると裏側のツマミ支柱も削ってしまうので、強度の問題が出てくることが。
そうなるとモノアイ可動時にツマミが折れたり……。
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モノアイレールの加工が済んだので、続いてH・アイズの準備。
今回は2.8mm径を使用。
パーツ裏側にアルミテープを切って貼り付けよう。
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3mm径なのに2.8mm径のモノアイ……。
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- 筆者が2.8mm径のピンバイスをもっていない
- 2.8mm径のHアイズが丁度いいサイズ
なので、そのような形に。
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ちなみにワンサイズ上のH・アイズ1には3.0mm径のパーツが入っている。
ただ一枚につき2つしか入っていないから、数を揃えたい場合は不向きと考えてね。
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2.8mm径はH・アイズ3に3つ収録されていますな。
なので1.5倍という。
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でもスケールの大きいキットとかだとH・アイズ1に頼ることになりそうだね。
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貼り付けたアルミテープははさみやらデザインナイフでパーツに合わせて余剰分をカットする。
これでモノアイパーツの加工も完了だ。
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この時点ですでにキラキラ。
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貼り付けたアルミテープが光を反射しているからですな。
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んでモノアイレールに取り付けるとこんな感じ。
ただ押し込むだけでもいいけど、3.0mm径の穴に2.8mm径の部品だから少し緩く感じる人もいるかもしれない。
その時はセメダインのハイグレード模型用接着剤辺りで留めてしまうといいだろう。
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タミヤセメントとかと違ってパーツを溶かさないから、アルミテープを貼り付けたクリアーパーツでも安心。
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組み立てるとこんな感じに。
光を反射してキラキラ輝いているのが、君たちにもわかるだろう?
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生き生きとしているというか。
その2 ダイソーのストーンシールを使った方法
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続いてもう1つ。
今度は100均のストーンシールを使ったパターン。
今回はこのダイソーで手に入れたものを使う。
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冒頭の過去作だと、高機動型ザクのモノアイはこれを使っていたみたいだね。
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ストーンシールだけあって、宝石というか水晶というか。
表面がカットされて多面的なのが特徴だね。
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筆者の記憶が曖昧で売り場をあまり覚えていない。
おそらくシールに分類されて文房具売り場で手に入るはず。
またはスマートフォンとかに使う場合もあるので、スマホ機器関連売り場とか。
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後日調査したほうがいいですな。
いくつか色違いがありますが、ザクのモノアイにはやはりピンク系の色がお似合いかと。
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こちらは黒い三連星のザクに使ってみよう。
H・アイズのとき同様、ピンバイスで凹みをつける。
こちらのキットはモノアイ部分がモールド化されているので印付けは不要だ。
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先に1.0mm径で中心穴を貫通させます。
先ほど強度云々言いましたが、小さい穴ならさほど影響しないので問題ないです。
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この小さい穴は中心の位置決めのほか、メンテナンス用だ。
後ろから真鍮線などで突っつけばモノアイパーツを外せるように……。
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そして3.0mm径。
こちらは貫通させず凹みをつけるだけに。
元のモノアイモールドはこの辺りで削って均してしまいましょう。
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んで後は小サイズのストーンシールを貼り付けるだけ。
シールだから粘着力があるし、すでにアルミテープがついているからただ貼るだけで問題ないよ。
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本体に組み込むとこんな感じに。
こちらも独特の輝きをするんだ。
作業まとめ
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作業は以上です。
今回は筆者がよく行う2種類のパーツでモノアイをクリアーパーツ化してみました。
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手順をまとめると
- ピンバイスでパーツに凹みをつける
- クリアーパーツを凹みに貼り付ける(Hアイズの場合は裏にアルミテープを貼る)
だけ。
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例によって非常に単純というか。
唯一気をつけるポイントは穴あけだけだね。
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H・アイズのパターンでの利点は
- パーツ表面が滑らかなので自然な仕上がりになる
- いくつもサイズがあるので好みに合わせて細かく選べる
一方ストーンシールの利点は
- 同じ大きさのものが大量についてくるのでコスト面で優秀
- アルミテープが最初からついており単純に貼り付けるだけで加工が簡単
といったところ。
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どっちでいくか……。
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モノアイのクリアーパーツ化は筆者が素人時代であった15年以上前ですでに存在した定番工作。
カッコいいガンプラを作るための改造第一歩におススメの方法です。
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君だけのガンプラを作る最初のステップに最適だ。
今回はこれで終了としよう。
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次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット