ロシアのズベズダ社から発売されている、Ju87スツーカのスキー装備型を作っていきます。
前回は塗装とマーキングが済んだ。
今回は主にウェザリングを行って完成させよう。
ついに記事が作業に追いついちゃったよ。
急ぐんだ。
どうなることやら……。
部分塗装
まずは前回はがれてしまった風防のマスキングを補修。
ついでに機銃などを部分塗装するよ。
見た感じ機銃とピトー管だけですな。
それぞれタミヤアクリルのガンメタルとMr.カラーのシルバーを使っています。
スミ入れ作業
ここからはスミ入れ作業。
今回はタミヤのスミ入れ用ブラックを使っています。
このキットは全体的にモールドが浅く、そのままだとスミ入れ塗料が上手く流れてくれない。
ここは彫り直しておくべきだったね。
代わりに、単純な直線部分はウェザリングライナーのスートブラックで線を描いてみたよ。
……微妙な感じですな。
銀の塗装剥がれ
毎回恒例の銀剥げ表現。
コクピット周辺をメインにタミヤエナメルのクロームシルバーを使う。
今回は極力控えめ。
単純に筆者が急いでいるのもあるけど。
排気管の汚れ
排気管の汚れは錆部分がウェザリングカラーのステインブラウン。
煤部分はウェザリングマスターのスートです。
後者はアクリル溶剤で軽く溶いてから付着させています。
これらの3つのウェザリング、筆者は3点セットと呼んでいるよ。
詳しくは過去記事も参照に……。
つやを消して完成させよう
最後につや消し作業。
いつも通り、タミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹き付ける。
最後にクリアパーツのマスキングを剥がし、後部機銃を取り付けます。
形状と接着面積の都合で、取り付けにくいですな……。
機銃と丸いクリアパーツを取り付けてから、それらを風防にとりつける構成。
丸いクリアパーツはちょっとはめ込みがキツいから、少し削ったほうがいいかな。
ズベズダ ユンカースJu87B-2/U4スツーカ 完成!
お疲れ様でした。
これでスキー装備のスツーカが完成しました。
以下、ギャラリー。
作ってみた感想のコーナー
スナップフィットのキットなんだけど、結構はめ込みがキツい箇所が多い感じ。
だから結局調整が必要になったり接着したほうが良かったりして、折角のスナップフィットがあまり生かせていない印象かな。
一部塗り分け時に便利なんですけどね。
今回筆者は爆弾の他に風防、尾翼、細かいアンテナ系は分割した状態で進めてみました。
他にはスジ彫りの浅さがちょっと気になるかな。
そのままだとほとんど見えないようなスジ彫りもあったりする。
全部を彫り直すのは大変なので、筆者がどうしても気になる部分だけ修正している。
全体的に胴体周りと主翼・尾翼の裏側がちょっと浅いかな。
後者は単に明るい色だから、スジ彫りが目立つというのもあるけど。
プラの材質は国産キットよりちょっとだけ柔らかい感じ。
程よく加工しやすい印象。
部品の合いも悪くないね。
スキー部分でズレたのはおそらく筆者のせい。
なにより貴重な1/72スケールのスキースツーカであることがポイントですな。
いままでこのスケールで発売されましたかな?
他スケールだと既に発売されていましたが……。
雪上仕様だけあって、雪原ジオラマでも作ってあげると映えそうな感じだね。
今回はこんな感じでしょうか。
うむ。
なんとか今日中に完成できたね。
次回はおそらくタミヤの……。
この記事で作っているキット