2021年の10月初頭に新発売されました、タミヤイタレリシリーズのセモベンテM42を作っていきます。
前回は組立作業を終了させた。
今回は塗装作業を行う。
ところで前回「筆者が重大なミスをやらかした」的なことを言っていたけど・・・・・・
一体どんなことなんだろう。
今回そのことについて取り上げる。
時間をかけた作業が失敗に終わるとなかなか心に来ますな。
下塗り塗装を行う
まずは天板を外したところに内装の白を塗ります。
下塗りとしてマホガニーのサーフェイサーを塗ってから、ガイアノーツのインテリアカラーを吹き付けます。
その後は外装の下塗り。
ガイアノーツのブラックサフを吹きつけ、履帯にはモデルカステンの履帯色。
本体色を塗る
ここから本体色になる。
今回のセモベンテM42はイタリア車輌後期に見られる独特な3色迷彩が施されている。
説明書によると「グリーンの下地にブラウンを塗って、境目にサンドイエローを塗る」
と解説されている。
キットの指定カラーはタミヤカラーでそれぞれ
- オリーブグリーン
- フラットブラウン
- デザートイエロー
だね。
でも筆者はこれらの色のラッカー系塗料は持っていないので、代用品で塗っていくよ。
まずはベースのグリーンから。
オリーブグリーンの代用品として、Mr.カラーの濃緑色を塗っていきます。
本物同様、先にブラウンを塗ってみよう。
フラットブラウンの代用として、Mr.カラーのウッドブラウンをエアブラシ吹きしている。
指定色よりも少し明るい感じになったけど、今回はこれで進めよう。
特に問題なく進んでいるね。
後は問題のサンドイエローだけど・・・・・・。
そして残るサンドイエロー。
キットの指定はデザートイエロー。
今回筆者が代用品にしたのはタミヤラッカーのライトサンド。
これを帯状に吹き付けたのですが・・・・・・。
なんだろう、コレジャナイ感がするというか・・・・・・。
明らかに綺麗な帯になっていない。
多少のミスならそのまま進める筆者だけど、今回のは流石に許容できないようだ。
どうするのかな。
筆塗りでやり直す
とりあえずやり直し。
上からグリーンを塗ってしまう。
我々の苦労が・・・・・・。
エアブラシでこの細い帯を再現するのは難しそうなので、ここからは筆塗りで塗り分けることにしよう。
まずは帯部分を鉛筆で下書き。
場合によっては鉛筆の下書きがラッカーで染みて浮いてくると聞いたことがありますが・・・・・・
筆者は今までそういうことに遭遇したことがないので、鉛筆で書いてしまいます。
実車は解説どおり、先にブラウンを書いてその後に境界線にサンドを塗ることになっているけど、細い帯を先に書いたほうがやりやすそうだったので先にサンドで帯を書くことにしよう。
ただしグリーンの位置とブラウンの位置をわかりやすくするため、ブラウンゾーンに茶色を仮置きして目印だけは付けておく。
なんかややこしいなぁ。
- ブラウンを仮置きしてブラウンゾーンの目印を付けておく
- サンドイエローで帯を書く
- ブラウンでブラウンゾーンを塗り潰す
の順番ですな。
んでライトサンドを使って帯を書いていく。
見本に比べると、やや白っぽいけどこれで進めよう。
ラッカーの筆塗りだと、塗るときに短期間に往復させたりすると溶剤成分で下の塗装が溶けて混ざってくるのが注意点だね。
所謂塗料が泣くというやつですな。
一度塗ったらまだムラや透けがまだ残っていても、一度乾燥するまで待ったほうがいいですな。
アクリル塗料の場合、完全乾燥後は同種の溶剤で溶けないから重ね塗りには便利なんだけど・・・・・・
塗膜が弱いから後のウェザリング作業に耐えられるか心配でね。
今回の戦果
そしてブラウンを筆塗り。
やはり多少白みが強いけど、今回はこのまま進めよう。
筆者の手持ちのほかのブラウン系だと、今度は黒みが強すぎるというか。
筆者のミスのせいで時間を消費してしまったので、今回はここまで。
次回は車体のマーキングか兵士の塗装になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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