【2022年10月】タコム 150t超重戦車オイ 製作記①【新製品】

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戦車・装甲車等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回はドイツレベル社のMe262A-1aが無事完成しました。

今回はなにやら新製品紹介というそうですが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が少し前に大量購入したのもの中にその新商品がある。

早速引っ張り出してこよう。

レーナ
レーナ

そういえばなんか大人買いしていたような……。

アドルフ
アドルフ

大人買いしていた大人ですな。

 

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タコム 150t超重戦車オイ

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

タコムより

150t超重戦車オイ

だ。

レーナ
レーナ

なんかものすごいものが。

アドルフ
アドルフ

ユニークな商品展開をしているタコム。

またもやトンデモ兵器を発売しましたな。

 

150t超重戦車オイとは?

ヴァルダ
ヴァルダ

この戦車は第二次世界大戦期に大日本帝国陸軍が試作した多砲塔戦車だ。

オイとは

  • オ→大型車の
  • イ→チハなどと同じくイロハ順で開発順を意味し、1番目なので

ということ。

大型戦車1号、みたいな感じだ。

アドルフ
アドルフ

別名でミト車という秘匿名もあるようです。

  • ミ→開発を担当した三菱重工業の
  • ト→特殊車輌の

どうもオイ車は軍からの秘匿名で、ミト車はメーカーの三菱側の秘匿名だとか。

レーナ
レーナ

なんかややこしいことに。

アドルフ
アドルフ

どうも極秘中の極秘だったらしく、軍の中でもほとんど噂レベルでしか知られていなかったのだとか。

従来でも100t・120tの車輌2種類が別々に計画されていたなど、情報が錯綜していたそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

ところが最近になってあのファインモールド社がオイ車の当時の史料を入手し、その寸法や試作車の様子が判明したのだとか。

今回作るのはタコム社の1/35スケールキットだけど、史料を入手したファインモールド社はそれに先駆けて1/72スケールでオイ車を発売している。

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レーナ
レーナ

ファインモールド社の製品は幾つかここでも作っているよね。

戦車はまだチハだけみたいだけど。

2ステップで済ませる!プラモデルウェザリング作業
レーナ あああああああああああああ! アドルフ どうしたんですか? 大丈夫ですか? 黄色い救急車呼びましょうか? レーナ いや、筆者のプラモデルウェザリング見ていたんだけどさぁ。 種類が多いし、手や作業台が汚れまくるし、時間がかかるし・・・...
ヴァルダ
ヴァルダ

オイ車は元々1939年のノモンハン事件後に陣地突破用の車輌として計画されたとされている。

ボックスアートを見てわかるとおりかなりの巨体であるが、これは分解して輸送し現地で組み立てて使うものだとのこと。

レーナ
レーナ

ノモンハンって確かソ連軍相手だっけ。

アドルフ
アドルフ

日本はアメリカを相手に戦った印象が強いですが、日本陸軍は元々ソ連を仮想敵国としていたのだとか。

前述したファインモールド社の1/72スケールキットのボックスアートではソ連軍を相手に戦っていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

1941年頃から製造開始し、1942年に試作車の車体が1輌分完成する。

ちなみに計画では150tだったものの、試作車は薄い装甲を用い砲塔も搭載していなかったので重量は100tほど。

アドルフ
アドルフ

情報秘匿の他、計画と異なる重量の車体が出来たことが後々に情報が錯綜する原因になったのですかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

1943年に三菱から軍がオイ車の試作車体を引き取り、分解した状態で相模陸軍造兵廠へ輸送する。

ここで組み立てを行い、同年8月に走行試験を行う。

しかし強度が不足していたのか、この試験時に部品が破損してしまったとのこと。

レーナ
レーナ

あらら。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後はしばらく保管されていたものの、翌年には解体処分されてしまったとされている。

レーナ
レーナ

というかその時期じゃあ既にオイ車どころじゃなさそうな。

ヴァルダ
ヴァルダ

近年になって新たなことが判明した幻の日本軍超重戦車オイ。

タコムから発売された1/35スケールキットで、その姿を蘇らせてみよう。

 

箱を開けてみる

ヴァルダ
ヴァルダ

箱の中身はこんな感じ。

成型色はグレーだ。

レーナ
レーナ

なんか部品が多そうな……。

ヴァルダ
ヴァルダ

プラパーツその1。

この辺りは車体や主砲塔の部品となっている。

基本的に内部の部品は存在せず、外装の箱組みのみだ。

レーナ
レーナ

これだけでもかなり大きいような。

アドルフ
アドルフ

比較として塗料ビンと車体下部パーツを。

実際はここに履帯を取り付けるので、さらに横幅が広がります。

ヴァルダ
ヴァルダ

プラパーツその2。

前方の砲塔2つや転輪など、主に2セットの部品が収まっている。

レーナ
レーナ

ここから一気に部品点数が多く……。

ヴァルダ
ヴァルダ

プラパーツその3。

履帯のランナーが4枚付属。

このキットの履帯は組み立て可動式。

3つの部品を使って1枚の履板を組み立てる。

説明書によると、片側82コマ用意するとのこと。

レーナ
レーナ

3パーツ×82コマ×2セットで492パーツ……。

アドルフ
アドルフ

その他付属品。

先ほどのプラパーツに主砲・副砲が含まれていましたが、このキットには金属砲身も付属します。

主砲は長短2種類からの選択式です。

ヴァルダ
ヴァルダ

デカールの詳細は塗装図で後述。

アドルフ
アドルフ

紙媒体は説明書のみです。

冊子状ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

塗装・マーキングは4種類。

オイ車は車体の試作止まりだから、勿論ここの塗装図は架空のもの。

手持ちの余剰マーキングなどと組み合わせても良さそうだ。

レーナ
レーナ

後期迷彩に前期迷彩、灰色に冬季迷彩……。

日本戦車に灰色のなんてあったんだ。

アドルフ
アドルフ

旭日旗や錨のマークからして、おそらく海軍の陸戦隊かと。

灰色のは軍艦色ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

おそらく筆者は後期迷彩で作るだろう。

レーナ
レーナ

戦艦みたいな見た目だから、海軍のも良さそうだけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

陸軍としては海軍の提案に反対である。

アドルフ
アドルフ

筆者の海軍は航空隊だけ元気ですな……。

 

次回へ続く……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回から組み立て開始だ。

レーナ
レーナ

筆者は既に組み始めているみたいだけど。

アドルフ
アドルフ

少しだけ予告しておきますと、やはり部品の多い足周りで苦戦しているようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

少し部品を触れたところ、やはり滑るような感じがした。

なので一度部品を洗剤で洗ってから組み立てをしている。

詳しい内容は次回で。

レーナ
レーナ

お楽しみに~。

この記事で紹介しているキット

 

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