模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はタコムから新発売された超重戦車、VK168.01(P)が完成しました。
今回は……。
先日筆者が購入してきたガンプラの新作がある。
今回はそれを紹介しよう。
珍しく流行に乗ろうとする筆者だね。
また在庫を放置して……。
今回のお題 HG デミトレーナー(チュチュ専用機)
今回紹介するのはこちら。
ガンプラのHGシリーズより
デミトレーナー(チュチュ専用機)
だ。
チュチュパイセンのMSだ!
ガンプラの新作購入は昨年春のダガーL以来ですな。
この機体は2022年10月から放送中の機動戦士ガンダムシリーズ新作「水星の魔女」に登場するMSだ。
発売は2022年11月5日ごろ。
価格は2022年11月現在税込みで1540円となっている。
この記事を書いている2022年11月8日時点では6話まで放送されていますな。
ガンダムシリーズには珍しい青春学園モノ。
……とは簡単に言い切れないような描写が増えてきましたが。
その6話はかなり反響のある展開に。
これからどうなるんだろう。
今回購入したチュチュ専用デミトレーナーは4話で本格的に登場。
物語の舞台となるアスティカシア高等専門学園。
その地球寮に所属するチュアチュリー・パンランチ(チュチュ)が乗る改造MSだ。
箱の中身を確認しよう
箱の中身はこんな感じ。
パーツ類の入った袋や説明書が入っている。
筆者が組み立てる久々の新規ガンプラ。
ランナーから切り出すのは丁度1年ぐらい前のシャア専用ムサイ以来だね。
袋を開けてランナーの確認。
全部で4枚ある。
……ポリキャップが見当たりませんな。
このキットはポリキャップなしだ。
Aランナー。
バンダイお得意の多色成型で、複数色の部品が1枚のランナーに収まっている。
左上のクリアーパーツは頭部のセンサー部分ですな。
Bランナー。
各部のライトイエロー部分が成型されている。
チュチュ専用機用の部品だからかな?
脚や頭の部品周辺のランナーに変な跡があるというか。
いわゆるスイッチというやつですな。
キットによって、金型のON/OFFをして共用部品と専用部品のセットを変えるという。
2022年12月に通常のデミトレーナーが発売予定だ。
おそらくその際にこのチュチュ専用機用の部品が削られて、一般機用の部品が新たにセットされるのだろう。
Cランナーはグレーの成型色。
主に関節やバックパックの装備が収まっている。
ポリキャップレスのキットだからか、Cの字状のジョイント部分が目立ちますな。
これはパチッとはめ込むタイプという。
最後にD1ランナー。
武器のライフルや開いた手が収まっている。
これのみランナータグ部分に
「デミトレーナー拡張パーツ」
と刻印されている。
どうやら別売りの武器セットが通常版のデミトレーナーと同時期に発売するようですな。
それにこのランナーも付属するのかと。
その他付属品としてシールとリード線が付属。
シールはライフルや首元のセンサーに。
リード線はライフルのエネルギー供給コードに使う。
こちらは付属の説明書。
デミトレーナーについての設定が書かれていますな。
チュチュパイセンはなんかやたら印象に残るんだよね。
特徴的な髪型や、4話で見せたリアルファイトやら。
ファンから先輩呼ばわりされるとが多いが、彼女はまだ1年生だ。
裏側は武装の解説や塗装レシピやら。
淡い色は調色に苦労するから、レシピを無視してドンピシャな色をそのまま塗りたいところ。
左上に掲載されている設定画ですと、成型色よりも少し濃い色をしているみたいですな。
この辺りをどうするか……。
頭部の組み立て
専門的なことはさておき、とりあえず仮組みをしてみよう。
まずは頭部から。
特徴的なモノアイはチュチュ専用機で増設されたもののようだね。
筆者はザクとか好きだから、それでこのデミトレーナーを気に入ったのかな。
組み立てるとこんな感じに。
的確なパーツ分割で合わせ目がほとんど目立たないことが、君たちにもわかるだろう?
胸部の組み立て
続いて胸部。
主にグレーの部品に、色つきの外装を被せていく感じだ。
肩口のパーツが特徴的ですな。
装甲部分と関節部分を兼ねているというか。
組み立てるとこんな感じ。
黄色い部品は前後から挟み込む。
首周りに合わせ目が出来るが、本キットではモールド化されているので目立たない。
首元というか胸部上部というか……
ここにはセンサーがあるからシールを貼り付けて再現するようだね。
今回はまだ仮組み。
後にまた本格的に手を加えるから、今はまだシールを貼らないよ。
両腕の組み立て
続いて両腕。
ライフルを装備する都合上か、左右で肩の形が異なるようですな。
まずは右腕から。
右腕は肩に装甲類が存在せず、パイプフレームがあるのみ。
手首は握り手と開いた手の2種類となっている。
デミトレーナーは3本指なんだね。
……手の甲の色が手首によって違うんだけど。
ライトイエローが正しい色だ。
開いた手は拡張セットのD1ランナーのものだから色分けがされていないようだね。
続いて左腕。
こちらの肩はシールドが装備されていますな。
通常のデミトレーナーは単純な形状の肩アーマーとなっている。
こちらもチュチュ専用機で増設されたようだ。
先ほども少し触れたけど、このキットはポリキャップレス。
大半の関節類はCの字に切り欠かれた接続部にパチンとはめ込む構造となっている。
以前筆者が組み立てたHGウィンダムと同じような感じだ。
左手も握り手と平手の2種類構成。
ちなみに手の甲は部品番号は異なるものの、形状はほぼ同じ。
交換することも可能です。
未塗装派も、手の甲を交換すれば黄色い手の甲をした平手を作れるってことだね。
組み立てるとこんな感じ。
単純な構造の肘なので90度ほど曲がる。
ガンプラとしては標準的な感じだ。
ここで上半身の組み合わせ指示が出たので合わせてみます。
ジオングではないので、そのまま脚も組み立てましょう。
脚部の組み立て
脚部は途中まで左右で同じ部品の組み立てとなる。
まずは左右共通部分を組み立ててみよう。
組み立てるとこんな感じに。
ここも関節をパチンとハメる構造になっている。
足の裏は肉抜き穴多数……
と思いきやローラー類が装備されているんだね。
ここは埋めるか残すか迷うところ。
足裏のローラー類は通常のデミトレーナーでも装備されているようですな。
チュチュ専用機はさらにカカト部分に増設。
カカトのローラーは別パーツですが回転するわけではないのでご了承を。
ここで左右別の部品が登場。
主に関節類だけどね。
膝の両脇にさっき組み立てたブースターを装着するんだね。
組み立てるとこんな感じに。
ブースターはジョイントパーツを内蔵しています。
なので上下にスライドしたり、回転して向きを変更することが出来ます。
腰部・バックパックの組み立て
腰部と、ついでにバックパックも組み立て。
腰部にはサイドアーマーが存在せず、代わりに部品を取り付けられそうな穴が空いている。
何か追加装備させてもいいかもね。
バックパックも接続穴があるね。
チュチュ専用機では右側にライフルのコードを接続するけど。
腰部のリアアーマーの接続が独特ですな。
本体ではなく、上部を接続・可動するという。
初期のHGシリーズなんかはシンプルな軸配置だったけど、時代が進むに連れて可動部分の軸配置も変わったものが増えている。
なかなか興味深いところだ。
本体組み立て完了!
腰部や脚を取り付けてようやく本体が完成しました。
4話では武器を持った描写がほとんどなかったので、この状態でも劇中同様ですな。
あの時はデミトレーナじゃなくて本人が拳で戦ったから……。
武器の組み立て
武器は大型ライフルのみ。
ライフル本体と、機体への接続部分を組み立てることになる。
ライフルは一見するとモナカ割ですが……
合わせ目部分はモールド化されているのでほとんど目立ちません。
先端に少し合わせ目が出来るぐらいですな。
(追記 説明書の完成見本では先端の合わせ目もモールド化されています)
ライフルのスコープ部分は前後にシールを貼り付ける指示が出ているよ。
まだ仮組みだからここでは貼り付けていないけど。
ライフルはコード部分をバックパックに、ジョイント部分をフロントアーマーに取り付けて固定する。
これでデミトレーナー(チュチュ専用機)の組み立てが完了だ。
早速動かしてみよう。
デミトレーナー(チュチュ専用機) 仮組み完了!
ライフルが胴体に接続されているから、少し構えるのが難しいかな?
というかチュチュパイセンのキャラからしてライフルは合わないというか。
6話までではまだライフルが登場していないというのもありますな。
先にこのキットを組み立てたネット上の人たちも、どこからか釘バットを持ってきて装備させている事例が多数……。
可動範囲は申し分ないので、格闘ポーズも楽しめる。
……なんか物騒な装備が。
筆者の手元に釘バットが無かったのでそれの代用品です。
ハンマーはビルドシリーズのモックアーミーセットから。
チェーンソーは確かコトブキヤのものですな。
後者は持ち手が合わないので、とりあえずランナーを差していますが。
ハンマーにチェーンソー……
某ペンギンの陛下を思い出すのは気のせいかい?
環境破壊は気持ちいいzoy!
次回、本格作業始動!
ガンプラ最新作、筆者の感想は……。
筆者として評価しているポイントは
- 合わせ目がほとんど目立たない構成になっているところに驚いた
- 可動範囲も特に問題なし
- 色分けも素の状態でほぼ出来上がっている
とのこと。
逆に気になる点としては
- 足首や肩シールド接続部分など、一部関節部の肉抜き部分が目立つ
- ライフルが構造上少し取り回しが難しい
辺り。
ライフルも変な力を加えると接続部が折れそうですな。
「パーツが壊れないように、ゆっくり慎重に扱いましょう」
と説明書にもわざわざ注意書きがされています。
いいキットか悪いキットか問われたら
「いいキット」
とのこと。
気になる方は是非とも手にとってもらいたい。
筆者が購入しに行ったときはまとまった数が店頭に置いてありましたが……
今はどうなっているのか。
今回はここで中断。
ガンプラはそのままでも十分カッコいいが、例によって筆者は更に手を加えていく。
次回はその辺りをお届けしていく予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット