タコム社のブリッツシリーズより、グライフ作戦に投入されたM7自走砲の偽装車輌を作っていきます。
前回は足回りを主に組み立てた。
今回はそれに履帯を装着し、車体上部の組み立ても進めていこう。
新年度になったと思ったら、もう4月も終わり。
月末だね。
また月末恒例の集計ですな。
月末恒例の集計はこの記事の後ろに掲載する。
まずはM7偽装車の組み立て作業だ。
履帯の取り付け
本キットの履帯は接着組み立て式。
直線部分は一体成型になっておりますな。
直線部分は内側に押し出しピン跡があるね。
浅いから軽くヤスリがけをすれば消えてくれるよ。
説明書通りに直線部分を配置したり、1枚ずつのものを接着していきます。
……1枚ずつのものは指定枚数ですと少し多いように感じますな。
筆者は多いと判断したからか、起動輪や誘導輪の部分の履帯を1、2枚減らしている。
これは現物合わせで……。
上部の履帯は浮くから、クリップで留めつつ誘導輪と接着して……。
起動輪や誘導輪、転輪とも履帯は接着。
これでロコ組みとなる。
転輪の軸はそのままだとキツめだから、転輪の穴をピンバイスでさらったり軸を短くするといいだろう。
ロコ組みや接着組み立て式の履帯については過去記事参照だよ。
……しかしこの車輌は偽装カバーを取り付けるので、足回りがほとんど隠れてしまいます。
なので完全固定してしまっても良かったかもしれません。
車体上部の加工をする
続いて車体上部。
タコムの本キットはドラゴン社製品とは異なり、タミヤ製品のように各ブロックが一体成型されています。
前部フェンダーの内側などもしっかり再現されていますな。
まずはパーツ中央の余分なランナーを取り除こう。
偽装カバーを取り付けるためか、各部ディティールを削りとる指示が出ている。
デザインナイフや彫刻等で大まかに切り取った後、紙ヤスリで残った部分を平らに仕上げる。
余計なところを削り取らないように……。
フェンダーは裏側から装備取り付け用の穴あけ指示が出ているね。
0.8mm径のピンバイスを用意しよう。
細かい部品を取り付ける
各部加工が済みましたら上部パーツを表側に。
細かい部品を取り付けていきます。
主に後部エンジンデッキ周りや工具類かな?
順番に接着していきます。
エンジンデッキ側面後部のワイヤーカッターやハンマーは取り付け穴がありません。
説明書の図と照らし合わせて直付けしていきます。
ここで筆者がやらかしているので指摘を。
エンジンデッキ吸気口周りにはエッチングパーツをつけるのだけれど、先にそのエッチングパーツをつけてから工具類を取り付ける。
先に工具を取り付けるとエッチングパーツが取り付けられなくなるんだ。
陰の色を塗る
ここまでできたら一旦車体上部を下部に合わせる。
ただ前回組んだ排気口周りから内部が見える。
車体後部の内側を黒く塗りつぶしておこう。
使ったのはタミヤアクリルのセミグロスブラック。
フラットブラックじゃないんだ。
どうも筆者の手持ちが残り少ないようなので……。
ついでに吸気口部分もエッチンググリルを付ける前に塗っておきましょう。
今回の戦果
組み立て指示だと全ての装備を取り付けてから上下を合わせることになっているけど、テープで留める際に折れたり取れたりしそうだったのでここで接着。
ここもややはめ込みがきつかったり、そのままだと浮くので抑えながら合わせよう。
形になってきたね。
……さっきの話どおり、筆者はこの段階ではエッチングパーツをつけていないんだ。
この後事に気がついて工具類を剥がしていますな。
おそらく次回そのあたりは触れるかと。
今回の作業は少し短いけどここまで。
今月の集計を行おう。
月末恒例 今月の戦果
2022年4月の戦果は……
購入 1(M7偽装車)
完成 6(零戦五二型、メッサースピット、III号突撃砲B型、タシュ駆逐戦車、M7偽装車、MC.202フォルゴーレ)
となっています。
……なんかM7偽装車が完成しているし、知らない飛行機も出来上がっているね。
M7偽装車は実際のところ昨日の時点で完成しています。
知らない飛行機……MC.202はそれ以前に完成していますな。
先にM7偽装車を紹介したかったので、順番が前後してしまいましたが。
積みを崩せているように見えるけど、ほとんどが最近筆者が購入したものだ。
なので実態は買ってきたものをすぐ作っているだけのであまり積みは減っていない。
積みを崩しているというより、積みになるのを阻止しているだけというか。
今月の反動が心配ですな。
筆者が調子に乗ってまた大量購入しないといいのですが。
どうなるんだろうね。
次回は、M7偽装車の車体上部を引き続き紹介していく予定だ。
来月も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット