タミヤから先日発売された、I号戦車B型を作っていきましょう。
前回は車体上部や、エッチング製のマフラーカバーを組み立てた。
今回は残りの車体上部や砲塔を組み立て、全体の組み立て作業を終えよう。
今日は金曜日。
ブラックフライデーっていつだっけ。
調べたところ、来週だそうです。
筆者はなんか買うものあるのかな。
既に今月は今作っているI号戦車らで散財済みなので、特に買うものはないはずだ。
作る方に集中しよう。
それでは作戦を再開する。
残りの車体上部パーツを取り付ける
前回組んだマフラー周りや、残りの部品を取り付けてしまいます。
ジャッキは肉抜き穴のようなものが見えますが、これは上からワイヤーカッターを取り付けてしまえばほとんど見えませんな。
アンテナのケース部分も前回のジャッキ台同様、木目が再現されているね。
内側に見える押し出しピン跡は削っちゃえば目立たなくなりそう。
ここでも塗装による部品選択が発生する。
今回選んだポーランド戦仕様の塗装Aパターンのみ、車体3箇所に取り付けられたナンバープレートのパーツを使用する。
忘れずに用意しよう。
部品を取り付け。
箱組みした本体とマフラーパネル部分の微調整が難しかったですな。
ここは接着剤が固着しないうちに、一気に組んだほうが良かったかもしれません。
ナンバープレートは他の塗装パターンとの兼ね合いなのかな。
説明書の指示通りのイモ付け。
接着面積自体は広いから問題ないけど、車体左側面のはリベット面に貼り付け。
ちょっと浮いた感じになるね。
説明書ではリベット面を削る指示も出てないし、これでいいのかな?
説明書では最後に取り付ける指示が出ているワイヤーロープ部分だけど、今回はここで取り付け。
見慣れない分割方法で最初は戸惑うけど、ぴったり合うから安心してほしい。
従来のヒモを使うパターンと違い、毛羽立ちや形状決めの手間が発生しないのが利点だ。
砲塔の組み立て
続いて砲塔。
オレンジ色に着色した、砲塔外装の斜め後方には微妙にパーティングラインが見えますな。
周りのリベット部分に注意して、削っておくと良いかと。
スライド金型による一体成型の部品ではありがちなことだ。
その分合わせ目消しとかの手間がないのが利点なんだけどね。
……機銃部分は非可動っぽいね。
組み立てるとこんな感じに。
ハッチ表面に突き出た2つのピンは、ハッチを開けた際の位置決め用ですな。
砲塔天板前面の凹状パーツに合わさります。
砲塔を閉めた状態で組む場合は切り取り指示が出ている。
今回は開けた状態と閉めた状態両方にしたいので、閉めた際の見た目優先で削ってしまう。
・・・・・・微妙に左右で機銃の長さが違うような。
どうも車内で操作しやすいように、わざとずらしてセットされているようですな。
兵士の組み立て
付属の兵士は戦車長が1体。
帽子の違いで頭部を2種類から選択できます。
大戦初期に見られたベレー帽姿と、それ以降一般的になった舟型略帽姿ですな。
今回はポーランド戦仕様なので、ベレー帽スタイルにしてみます。
元々はこのベレー帽姿が一般的だったみたいだけど……
嵩張ったりヘッドフォンとの兼ね合いが難しかったので、廃れていったようだ。
大戦初期しか見られなかったので、模型としてもあまり見かけない。
同じタミヤ製品だとIV号戦車D型なんかに付属していましたな。
古いわりには妙に気合の入った作りの兵士3体だったような……。
組み立てるとこんな感じに。
近年の同社製品同様ダボがしっかりしていますが、戦車に仮置きして念のため微調整を。
なんかこうして見るとベレー帽のモコモコした感じがわかりやすいような。
嵩張る云々といったけど、どうやら内部にクッション剤が入っているようだ。
今回の戦果
これで組み立て完了とします。
あっという間でしたな。
選択式の部品の他、フックパーツが一部余剰になる。
作業中に紛失しても安心だ。
今回はここまで。
次回は塗装作業となる予定。
続きは次回!
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