タミヤイタレリ 6輪重装甲車Sd.Kfz.231製作記③(完成)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
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タミヤ・イタレリシリーズで蘇った、6輪のSd.Kfz.231装甲車を作っていきます。

ヴァルダ
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今回は塗装作業。

そのまま一気に完成までこぎつける。

アドルフ
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珍しく駆け足ですな。

ヴァルダ
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アホな筆者が駆け足になった結果、粗が出まくっているようだけど。

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塗装作業開始

アドルフ
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今回のSd.Kfz.231はアルミ砲身を使用しています。

なので下地としてガイアノーツのメタルプライマーを吹いておきます。

これを塗らないと塗料が剥離してしまいますので……。

ヴァルダ
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写真でなにやら糸を引いているけど、ラッカー系塗料なんかでも濃度が極端に濃いとこんな感じに糸が発生する。

塗装面が荒れるだけでなく、その辺に糸状の塗料が舞うので避けたいところ。

ちなみにガイアノーツのプライマーはMr.カラーなどラッカー系溶剤で薄くできる。

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いつもの基本塗装と部分塗装

アドルフ
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まずはガイアノーツのブラックサフで車体全面を塗装します。

特に陰になる部分には念入りに、塗り残しがないようにしておきましょう。

アドルフ
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ここで以前も説明しましたが、側面パーツの接着間違いが発覚。

筆者は流し込み接着剤で剥がそうとしましたが、失敗して砕けてしまいました。

まったく人の労働意欲を奪うのが得意な方ですな。

ヴァルダ
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時間がないので砕いた部分は延ばしランナーで自作。

細かいところはウェザリングでどうにかする。

アドルフ
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色々ありましたがここで車体色。

本車は大戦の初期に用いられた車輌なので、ドイツ軍前期色であるジャーマングレーを塗ります。

使用したのはここ最近定番となっている、タミヤラッカーのもの。

ヴァルダ
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ものぐさな筆者はタイヤの部分塗装をサボるため、車輪はホイール部分だけグレーで、タイヤ部分は陰色の黒を残すように吹き付けている。

タミヤ ラッカー LP027 ジャーマングレイ
アドルフ
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車体後部のカバーで覆われたスペアタイヤはキットではカーキの指定。

以前のホルヒ同様、代用として土草色を塗ります。

https://letztbatallion.com/%e3%82%bf%e3%83%9f%e3%83%a4%e3%80%80%e3%83%9b%e3%83%ab%e3%83%92%e3%80%80%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%971a%e3%80%80%e8%a3%bd%e4%bd%9c%e8%a8%98%e2%91%a2/
アドルフ
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ジャーマングレーを吹いたら、ついでに光沢のクリアーを吹いてツヤを整え、エアブラシを片付けて筆による部分塗装です。

工具の柄→タミヤアクリルのレッドブラウン

砲身・銃身→同ガンメタル

車間距離灯→水性ホビーカラーのフラットホワイト

ミラー類→Mr.カラーのシルバー

です。

タイヤの接着を一工夫して回転可能にする

アドルフ
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ここまできたら一旦タイヤを接着してしまいます。

タイヤは説明書では、全てのパーツを接着するように指示が出ています。

ただ一工夫することで可動させることが出来ます。

アドルフ
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構造としては軸パーツにタイヤパーツ→留め具のC14パーツ→蓋パーツと接着していきます。

まずは軸パーツにタイヤパーツを接着せず、はめ込みます。

その後、C14パーツをはめ込んで軸とC14パーツ同士のみ接着

最後に蓋パーツをタイヤパーツとのみ接着して完了です。

ヴァルダ
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塗装作業が終わってタイヤを接着した時点での様子。

この後はマーキングとAFVモデルの醍醐味、ウェザリング作業だ。

楽しいマーキング作業

アドルフ
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今回選んだAパターンの塗装は豊富なマーキングが特徴。

注意点としては発煙筒の白帯部分でしょうか。

透明の余白部分が周辺のフレーム部分に引っかかるので、白帯マークギリギリまで余白をカットしたほうが良さそうです。

ヴァルダ
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車体前面のGの文字はジャイアン……ではなくハインツ・グデーリアン将軍率いるグデーリアン装甲集団のマーク。

同集団は途中第二装甲集団と改称、1941年のバルバロッサ作戦の後に第2装甲軍と再改称している。

ちなみにここでアホな筆者が、ナンバープレートの表裏を間違えたことに気付いて修正している。

アドルフ
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マーキング完了です。

例によってマークの下にマークセッターを塗り半乾きのマークの上からマークソフターを塗って定着させています。

ヴァルダ
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AFVモデルは激しいウェザリングでいくらでも誤魔化せるから、あんまり神経質にならなくてもいいかも。

お気楽にいつものウェザリング

アドルフ
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ここからウェザリング作業となります。

まずは筆者の伝家の宝刀、タミヤエナメルのバフでウォッシングをします。

ヴァルダ
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これだけで砂埃を被ったような感じになる。

単純な割りに効果が高い

……と筆者は勝手に思い込んでいる。

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アドルフ
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せっかくエッジが目立つような見た目の本車。

タミヤエナメルのニュートラルグレーでドライブラシを行ってみましょう。

ヴァルダ
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筆に塗料を染み込ませて、ティッシュで拭き取る。

カラカラ状態の筆をキットに擦り付ける。

アドルフ
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その後はクレオスのウェザリングカラーやウェザリングライナーで、雨だれやらチッピングやらを描き込んでいきます。

ヴァルダ
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雑具箱の蓋など薄っぺらいところは、サビ色でワンポイントアクセントとする。

使ったのはウェザリングライナーのラストオレンジ。

ウェザリングライナーに関しては過去の記事も参考に……。

https://letztbatallion.com/%e3%83%b4%e3%82%a7%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%81%a7%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%b6%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%ef%bc%86%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%b6%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0/
アドルフ
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車体上部のウェザリングが済みましたら車体下部のウェザリングに移ります。

クレオスのウェザリングカラーを用いて排気管に錆を、足回りに泥汚れを施します。

ところでこの車体後部のライン、モールドなのか消し忘れたパーティングラインなのか……。

ヴァルダ
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こういう都合の悪いものは、ウェザリングで隠蔽してしまうに限る。

アドルフ
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お次はここ最近出番の増えている、ウェザリングペーストを盛り付けて立体的な泥汚れを演出。

ヴァルダ
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出番は増えているけど、適当な紹介でいつも流してしまっている。

そのうち解説記事が欲しいところ。

アドルフ
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後はタミヤエナメルのクリアーオレンジとフラットブラックの混ぜ物を適当に撒き散らしてオイル汚れです。

戦車と違ってどこにオイルを撒けば自然なのかわからないので、とりあえず蓋っぽいパーツが見えるこのボンネット付近に……。

ヴァルダ
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ウェザリング作業があらかた終了してこんな感じに。

早く完成まで持ち込んでしまおう。

つや消しとウェザリングマスター

アドルフ
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最後につや消しクリアーで表面をざらつかせます。

ついでにタミヤのウェザリングマスターをこすり付け、乾いた砂汚れを表現しましょう。

タミヤ・イタレリ 6輪重装甲車 Sd.Kfz.231(6rad)完成!

アドルフ
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そんなこんなで完成までこぎつけることが出来ました。

以下、ギャラリーです。

アドルフ
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他の車輌とも並べて比較です。

作ってみた感想のコーナー

アドルフ
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これでまた1つ筆者のコレクションが増えました。

元のキットがやや古いようですが、思ったより組みにくいわけでもなく、多少の修正で問題なく組みあがるキットです。

その修正とやらも車体のわずかな隙間を埋める防盾の押し出しピン跡を埋める、といったようなものなので、最悪ウェザリングで誤魔化せます。

ヴァルダ
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というか今回はアホな筆者がやたら部品のつけ間違えをして、そのたびにウェザリングで修正箇所を隠すようにしていた気がする。

本車に限ったことじゃないけど、ウェザリングで誤魔化しやすいのがAFVキットの長所ともいえるね。

アドルフ
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長いボンネット部分を持つ、個性的な外見が特徴的である6輪型Sd.Kfz.231の貴重なキット。

皆さんも気になりましたら是非とも挑戦してみてください。

ヴァルダ
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それでは、今回はここまで。

全てのモデラーに栄光を……。

この記事で作っているキット

 

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