アカデミーのユンカースJu87G-1スツーカを作っていきましょう。
前回は組み立てを終了した。
今回は塗装とマーキングを施す予定だ。
5月に突入。
今年の前半も残り少なくなってきたね。
あっという間ですな。
ボヤボヤしているとすぐに月末になっているというやつだ。
それでは作業を再開しよう。
塗装図の確認
本キットに収録された塗装は2種類。
基本的な塗装はほぼ同じで、スピナー先端の色とマーキングが異なるぐらいですな。
今回は塗装図1番、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル機で作ってみよう。
Hptm.と書かれているが、おそらくHauptmann(大尉)のことだろう。
ちなみにルーデルの最終階級は大佐だ。
下地の塗装
まずは下地から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 黄色帯部分の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 黄色帯→Mr.カラーのRLM04イエロー
の順番に塗っています。
黄色帯はデカールが付属しますが、ここは塗装で済ませてしまいます。
黄色の下地に白を塗るとよく発色してくれる、ってやつだね。
本体色の塗装
続いて本体色。
まずは下面から。
水性ホビーカラーのRLM65ライトブルーを吹き付けています。
水性カラーは少し乾燥に時間がかかるね。
マスキングテープを貼り付けるし、少し乾燥時間は長めに……。
続いて上面色。
Mr.カラーのRLM71ダークグリーンを吹き付けます。
主脚の上側もこの色が塗られている。
忘れないように……。
スプリッター迷彩のマスキングを施し、最後の塗装色。
Mr.カラーのRLM70ブラックグリーンを吹き付けます。
塗装図とボックスアートで少し塗り分けが異なる箇所がある。
3.7mm機関砲周りとか。
現在は塗装図に合わせた感じだが、これは後でボックスアートに合わせた塗り分けにしている。
テープを剥がすとこんな感じに。
概ね大丈夫そうですな。
戦闘機なんかは時期によって塗装が異なるけど、Ju87は大戦初期から末期までこのパターンがほとんどというか。
- A型など極初期の迷彩
- アフリカ・地中海戦線の熱帯塗装
- 冬季迷彩や夜間迷彩など基本塗装の上塗り迷彩
辺りでしょうか、他には。
時期というより土地に合わせたような感じといいますか。
マーキング
これがキット付属のデカール。
鉤十字が付属しませんので、それは別途用意する必要があります。
まずはキット付属のマークから。
かなり薄いので破損に注意だ。
その分パーツにはよく馴染んでくれるけどね。
マークセッター・ソフターと併用すれば段差はほとんど残らない。
塗装の黄色帯、もう少し後ろ寄りでもよかったかもしれませんな。
肝心の鉤十字、今回は画像右側に写っているエクストラデカールのものを使った。
Ju87Gは白縁のみの鉤十字であることが多い。
このタイプの鉤十字は他キットでもあまり見かけないから、流用に苦労した。
結局別売りデカールを投入することに。
サイズとかも気になるね。
筆者が他に持っている別売り鉤十字、Techmodの説明書にはFw190と同じもっと小さいマークのが指定されていた気がするけど……。
今回は今まで作ったフジミ製品などと同じ、一回り大きいサイズのものを使った。
白縁のみの鉤十字は同じJu87だとフジミのD-5型なんかに付属する。
2024年5月現在ではあまり見かけないキットだけどね。
他に付属するのはファインモールドのMe410シリーズですな。
通常のものと白縁のみのものが付属します。
ややサイズが大きいのが難点ですが。
今回使用したものより1mmほど幅広だった気がします。
今回の戦果
細かいところを塗り分け、主脚もここで接着。
形にしてしまいましょう。
機関砲はまだ仮留めですが。
今回はここまで。
次回は仕上げのウェザリングを施して完成させよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット