アミュージングホビーのVK4501(P)こと、試作型のポルシェティーガーを進めていきます。
前回は足周りを進めた。
説明書だと履帯の組み立てが待っているけど、それは後回し。
先に車体上部を進めていこう。
なんか面白いものない?
ありません。
だろうね。
筆者がモタモタしているせいで記事がまた作業に追いつきそうだ。
さっさと作戦を再開しよう。
側面装甲の取り付け
まずは側面装甲から。
前回取り付けなかった斜め前の装甲もここでようやく出番です。
なんか丸いハッチがあるね。
このキットでは一体成型になっているけど。
試作型のポルシェティーガー特有の、操縦手・通信手用ハッチですな。
対弾性を優先させた結果、実戦型では埋められてしまったようですが。
取り付けるとこんな感じに。
……側面と斜め前の間に違和感のある隙間ができましたな。
ここは後で埋めたいところです。
キットの指示だとこの順番で正しいけど、やや噛み合わせが気になった。
なので実際は後述の前面・上面装甲と同時に取り付けたほうが合わせやすそうだ。
変な角度で固着したりすると修正が大変だったりする。
筆者もそのことに気づいたらしく、急いで後続の部品を組んでいましたな。
車体前面・上面装甲の取り付け
続いて前面と上面。
試作型なので前面装甲はすっきりした形ですな。
実戦型では前面にフェルディナント/エレファント同様の追加装甲が増設されている。
上面装甲は装備を色々取り付けてから本体に合わせる指示なんだけど……
合いが気になるので、細かい装備は後回しにする。
幸い上部パーツには内部から取り付ける部品はないようだ。
前面は内部から取り付けるパーツがあるので、先に組み立て。
機銃部分は塗り分けに備えて、ここでは接着しません。
バイザーの防弾ガラス部分は車体と同じサンド色のプラパーツのようだね。
気になる人はクリアーパーツとかに改造しちゃってもいいかも。
筆者は黒く塗り潰す作戦でいきます。
そのまま本体に取り付け。
案の定少し合いが悪く隙間ができそうだったので、テープで抑えつつ接着していきます。
それでも多少隙間は発生する。
上面と側面の間は丁度溶接位置なので、伸ばしランナーでも突っ込んで埋めてしまおう。
フェンダーの組み立て
続いてフェンダー。
独特の前後に長いパーツに、細かいスプリングや補強板を取り付けていきます。
筆者のジャンクパーツにたくさんあるんだよね。
このフェンダー。
どういうわけかドラゴンのポルシェティーガー系列キットでやたら余るという。
フェンダーの裏にはバナナ型のスキッドがつく。
しかしキットでは厳密な取り付け位置が書かれていなかった。
なのでジャンク品のドラゴン製品のフェンダーを取り出し参考資料とする。
噂をしていたらそのフェンダーが登場。
有効活用されているという。
ドラゴン・アミュージングホビー共にフェンダーの幅は約2mm。
ドラゴン製品はスキッドが一体成型されていて、2本ともパーツ外側から5mmの位置になっていた。
なので今回のアミュージングホビー版でも、外側から5mmの位置でパーツを取り付けている。
定規を当てながらだと大変なので、デザインナイフなどで位置を刻んでおくといいだろう。
フェンダーの幅は同じですが、スキッドの厚みが異なるので多少寸法が違って見えますな。
とりあえず見える外側に合わせる感じで……。
組み立て後はこんな感じに。
フェンダー裏は押し出しピン跡が複数あります。
外からはほとんど見えない箇所ですが……
飛び出したりしていると履帯に干渉する可能性があるので、全て削って均しています。
この辺も大体削れればそれでいい感じに。
先ほどの斜め前と側面の合わせ目箇所。
やはり隙間が気になりましたので処理しています。
フェンダー取り付け後だと削るのが難しそうなので、先に済ませておきましょう。
伸ばしランナーを接着し、乾燥したら削るだけ。
ついでに画像の左側にも見える、ライトコード部分も削っておこう。
後でここはエナメル線を使い自作する。
今回の戦果
車体本体の加工が済みましたので、フェンダーを取り付けましょう。
ここも普通に接着しようとすると浮きそうになりますな。
瞬間接着剤を使ったり、クリップで抑えたりしています。
キットの指示だとある程度外装パーツを取り付ける感じだけど……。
クリップで抑えたりすることを考えると、本体だけで車体を組んで正解だったみたいだね。
今回はここまで。
次回は残りの細かい部品を取り付けていこう。
続きは次回!
この記事で作っているキット