イタレリ ティーガー(P) 製作記②

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

イタレリの試作型ポルシェティーガーことVK4501(P)を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はパーツチェックを行った。

今回は作業開始。

合わせ目部分を接着して、足周りから進めていこう。

レーナ
レーナ

なんか色々気になるキット。

……みたいなことを聞いたけど、どうなんだろう。

アドルフ
アドルフ

今回の範囲でも少し気になる部分がありますな。

古い設計ゆえの構造やら、部品の合いのことやら。

ヴァルダ
ヴァルダ

順を追って解説する。

それでは作戦を開始しよう。

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まずは合わせ目部分を接着

アドルフ
アドルフ

手始めに合わせ目部分を接着してしまいます。

見た感じ、砲塔外装と主砲周りだけのようですな。

砲尾を上下に貼り合わせ、そのままそれを挟み込むようにして砲塔外装の左右を接着します。

左右に分割された砲塔はタミヤのティーガーシリーズに近いイメージです。

ヴァルダ
ヴァルダ

砲塔外装は合わせ目に隙間ができた。

接着剤のはみ出しだけでは埋められないので、ここは伸ばしランナーなどプラ端材を突っ込んで一緒に接着してしまう。

乾燥後に削って均そう。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

車体下部の組み立て

アドルフ
アドルフ

その後は車体下部から進めていきます。

ポルシェ系列おなじみの縦置きトーションバーですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

アミュージングホビーの製品と違い、サスペンション左右は合わせ目がなく一体成型になっている。

乾燥時間をとらなくていいのが利点だ。

その分パーツが厚くなり、ヒケて凹んでいる箇所も存在するけど……

転輪を取り付けてしまえば大丈夫だろう。

アドルフ
アドルフ

取り付けるとこんな感じに。

サスペンションは軸を車体に通し、内部からリング状の10A番パーツで留めます。

組み立て後も左右に揺れて可動しますな。

レーナ
レーナ

軸が長いのかな。

少し余り気味というか。

ヴァルダ
ヴァルダ

余った部分は後で加工を施す。

ここで一度後回しに。

転輪と焼き止め

アドルフ
アドルフ

続いて転輪。

ポルシェティーガーは枚数がヘンシェル型よりも少ないので、組み立てはそこまで苦労しないはずですな。

レーナ
レーナ

機動輪・誘導輪はなんか見慣れないパーツ分割になっているね。

画像左上にあるリング状のパーツを挟み込むというか。

アドルフ
アドルフ

スポーク部分が一部別パーツ化されていますな。

ただこのスポーク、表側に目立つ押し出しピン跡があります。

幸い飛び出ているタイプだったので、ここは削って処理をすれば問題ありません。

ヴァルダ
ヴァルダ

車輪類もサスペンション同様、リングパーツを使って留める。

これで組み立て後も車輪が回る構造となる。

組み立て後は外せないから、機動輪や誘導輪は別にしておいたほうが後で履帯セット時に作業しやすいかもしれないけど。

というか後で気づいたけど、やはり後付けできるように加工したほうがいい。

詳しくは次回以降判明するけど。

レーナ
レーナ

筆者は今回機動輪とかもそのまま組んじゃうみたいだね。

ところでこれらも軸が余るね。

ハブの11A番パーツがとりつけられないんだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

先ほどのサスペンション部分もそうだけど……

このキット、これらの余った軸部分を焼き止めする指示が出ている。

古いタミヤキットのポリ製履帯のように、熱した釘やドライバーで溶かしてTの字状にしよう。

レーナ
レーナ

いまどき珍しい構成……。

アドルフ
アドルフ

調べたところ、今回のキットは2019年発売。

ただイタレリのポルシェティーガーは初版が1990年代のようです。

更にこれら足周りのパーツは70年代が初版の、重駆逐戦車エレファントのものを流用しているとの情報が。

レーナ
レーナ

70年代ってなると、同時期のタミヤMMも焼き止め式のポリ履帯が主流だよね。

当時としては一般的なものだったのかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

上の画像の左側が焼き止め前。

右側が焼き止め後だ。

転輪などは奥まっているため、割り箸と釘の組み合わせで。

反対にサスペンションは直角になった車体が邪魔をするので、マイナスドライバーを使って焼き止めをするといいだろう。

軸自体はA10番のリングパーツが押さえになっているので、焼き止めはそこまで綺麗にやらなくても大丈夫だ。

アドルフ
アドルフ

この10A番パーツ、どうやら2つ余るみたいですな。

失敗もしくは紛失対策でしょうか。

誘導輪基部の隙間を埋める

アドルフ
アドルフ

誘導輪の軸も焼き止め。

その後取り付けを考えましたが、別パーツである基部が車体と厚みが合っていませんな

そのままだと誘導輪と車体の間で隙間が出来てしまいます。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここは誘導輪を取り付ける前に隙間へプラ板を噛ませる。

  • プラ板を接着
  • 乾燥後に誘導輪軸の穴を開け直す
  • プラ板を削って車体側の形状に合わせる

といった流れで処理しよう。

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今回の戦果

アドルフ
アドルフ

ここまでで全体像はこんな感じに。

このキットでは機動輪・誘導輪の泥かきパーツも取り付け指示が出ていますな。

レーナ
レーナ

アミュージングホビー版はつかなかったよね。

考証が違うのかな?

それとも別の個体を再現したものなのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

先ほどのプラ板噛ませ同様、車体後部もパーツの厚みが足りなくて接着強度が気になった。

こちらは外に段差ができたわけではなかったので、内部からプラ角棒を接着して補強している。

今回はここまで。

次回は履帯を取り付ける辺りから再開予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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