イタレリより箱とデカールを一新して登場した、Ju86Eを作っていきます。
前回は中身を確認した。
今回は組み立て開始。
機内を作っていこう。
月が変わって6月に。
今月はどんな感じになるかな?
先月航空機メインだったので、今月はそれ以外のも充実させたいところですな。
筆者の都合で、このJu86と他1つ航空機は作るけどね。
とりあえず、作戦開始といこう。
合わせ目を消す
とりあえず合わせ目を消すべく部品を準備。
主翼、エンジンナセルを貼り合わせてしまう。
右主翼は内側からクリアーパーツを取り付けておくのも忘れずに。
ついでにクリアーパーツから見える翼内は機内色で塗っておこう。
このキットは凸モールド。
余計な所に接着剤を流し込んで、表面を荒らさないように注意したいところです。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
主脚のタイヤ部分も合わせ目を消します。
ここは一昔前のイタレリ製品でありがちな構成となっていますな。
- タイヤ内に留め具パーツを接着せず組み込む
- タイヤを脚にセット、留め具パーツと脚のみ接着
- タイヤの左右を貼り合わせる。これでタイヤが脚から外れず、回転もするように
といった構成です。
ただそれだと塗装時に脚とタイヤが分離せず、塗り分けが不便に感じた。
なので
- 留め具をタイヤに接着
- タイヤ左右を貼り合わせる
に構成を変更。
単純に後でタイヤを取り付ける、今のキットにありがちな構成にした。
機内の組み立て
続いて機内の組み立てに。
以前のハセガワ製He111同様、床パーツが操縦席から爆弾倉部分まで繋がった状態で再現されています。
このJu86もHe111同様、縦向きに爆弾が搭載されている。
ただ床裏に爆弾の尾部が一体成型されているのみで、機内の爆弾は再現されていない。
外から見えないからね。
組み立てるとこんな感じに。
少々仕切り部分の調整が難しいですな。
座席部分は深めの押し出しピン跡があったから、いったん埋めて乾燥待ち。
接着も後回しに。
久々に黒い瞬間接着剤で埋めているよ。
本キットには搭乗員の人形も4体付属する。
今回は使わないけどね。
使う場合は座席表面が隠れるから、押し出しピン跡の処理はしなくてもよさそうだ。
銃座の組み立て
続いて銃座部分の組み立てを。
Ju86の銃座は機体の上下にそれぞれ1箇所ずつ。
仕切り部分には押し出しピン跡あり。
浅いから削って処理したほうが早そう。
銃座なので当然機銃が付くんだけど……
本キットでは機銃が2種類(31B番と32B番パーツの組み合わせ、もしくは33B番パーツ)からの選択となっている。
33B番パーツ……なんかザクマシンガンみたいだね。
31B番&32B番の2パーツ構成のほうはドイツ製のMG15、7.92mm機関銃ですな。
今回はこちらで作っていきます。
組み立てるとこんな感じに。
下部銃座のクリアーパーツ部分はいったん接着せずに保留しておきます。
なんか変わった感じの銃座だね。
どうも必要なときだけ展開して使う引き出し式らしく……。
機内の塗装
座席の押し出しピン跡を処理して、胴体左右や主翼下部を用意。
この状態で機内を塗ってしまう。
塗装指示はイタレリ社の塗料だった。
「FLAT PALE GREEN」
と表記。
ドイツ軍の機内色でペールグリーンといったらRLM02グレーだと思うので、今回はMr.カラーのそれで塗ることにした。
爆撃機でこの色はちょっと新鮮。
He111とかJu88とか、ほとんどRLM66ブラックグレー指示ですからね。
その後は操縦桿を黒く塗り分けたり、計器板のデカールを貼り付ける。
計器板は段差があるから、デカールに切れ込みを入れておくと貼りやすいかな?
そして軽くウェザリング。
タミヤエナメルのスミ入れ用ブラックでスミ入れを。
明灰緑色でドライブラシを行います。
そこまで凹凸が激しい場所じゃないし、省略しても大丈夫そうだね。
今回の戦果
その後は胴体左右で機内を挟み込みます。
……仕切りパーツのすり合わせが難しいですな。
先に床に合わせず、この段階で合わせるべきだったかもしれません。
特に操縦席後ろの18B・19B番パーツが合わせにくい。
ここは少し斜め後ろに角度をつけるといいかな。
とりあえず今回はここで中断。
次は主翼類を作る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット