ハセガワ社のハインケルHe111P型爆撃機を作っていきましょう。
前回はキットの中身を確認した。
今回は早速組立て作業。
各部を接着・貼り合わせていこう。
筆者がなんか放置ガンプラの箱を漁っていたよ。
しばらくガンプラは作っていませんでしたからね。
何か候補を探しているようですな。
おそらくこのHe111の他も1～2個航空機キットが連続するだろう。
今月はほとんど飛行機だったような……。
とりあえず、作業開始としましょう。
合わせ目箇所を貼り合わせる
まずは乾燥時間確保のため、合わせ目部分を貼り合わせてしまいます。
エンジンナセル、タイヤ、水平尾翼ですな。
ナセル部分は特に貼り合わせ時に段差ができないように注意しつつ……。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
主翼も接着するんだけど……
その前に別パーツ化された主脚格納庫内の押し出しピン跡を処理する。
浅いものなので筆者はハセガワのモデリングチゼルで軽く削った後、ピンセットでつまんだ紙ヤスリで均して処理した。
それともう1つ。
塗装図1番のP-6型で組む人はパーツを接着するため、この段階で主翼後部に内側から穴を開けてください。
筆者は今回P-6型で組んでいるから、穴あけが必要だね。
ピンバイスを用意して……。
処理が終わったらこちらも接着。
微妙に角度がつく主翼だからか、普通に接着しようとするとパーツ同士が剥がれそうになる。
ここはクリップで抑えつつ……。
ここではまだ処理していないけど、右主翼下面はディティールをパテ埋めする指示が出ているね。
これはどの塗装パターンでも共通だよ。
胴体内部の組立て
接着箇所の乾燥待ちの間、胴体内部を進めましょう。
本キットは操縦席だけでなく、爆弾が収められた胴体内部もある程度再現されています。
なんか爆弾が立ててあるね。
本機は主翼が胴体の下部についた低翼式となっている。
機内を貫通する主翼桁を避けることと爆弾を機内の爆弾倉に格納することを両立した結果、このように縦向きに爆弾をセットする形になったようだ。
その手間があるからか、ほとんどの爆撃機は主翼が中翼か高翼形式ですな。
組み立てるとこんな感じに。
爆弾倉は外からほとんど見えなくなるので、多少雑でも問題ない。
一方操縦席は外から見える上細かい部品が多い。
紛失や破損には注意だ。
せっかくの爆弾倉、ほとんど見えなくなるんだ。
残念。
胴体側面の窓から見えると思いきや、どうも本機の胴体前部の窓は機体色で塗り潰されているようですな。
とりあえず更に進めます。
同じ機内色で塗る上部銃座や仕切り部分もここで整形してしまいましょう。
以前組んだグライフに比べるとパーツ数は少なめ。
一気に組んじゃおう。
各部品を接着後はこんな感じに。
胴体は押し出しピン跡が多数ありますが、外からはほとんど見えません。
機首の先頭に来るものだけ削って処理しておけば十分でしょう。
パーツもそこまで多くないし、カッチリはまるから組みやすい感じ。
ここまでできたら一旦機内を塗装。
使用色はお馴染みMr.カラーのRLM66ブラックグレー。
凸凹で外からよく見える操縦席付近は特に念入りに塗って……。
今回の戦果
その後は内部パーツを組み込んでそのまま胴体を接着する。
上部銃座は後からはめ込めるのでこの段階では放置して大丈夫だ。
以前He177A-5グライフでは塗料が接着面に塗られていて接着を阻害していたので、今回はなるべく接着面の塗装はふき取っていますな。
今回はここで作業を中断。
次回は風防類の接着か主翼の組立てになる予定だ。
続きは次回！
この記事で作っているキット
Follow me!
