イタレリ ユンカースJu86E-1/E-2 製作記⑤

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタレリ社から発売されています、空冷エンジン搭載のJu86爆撃機を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は風防を取り付けて全体の組み立てを終えた。

今回は塗装作業に入っていこう。

レーナ
レーナ

なんか話題は……。

アドルフ
アドルフ

ありませんな。

今日はそのまま作業に入っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

それでは作戦再開としよう。

 

 

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戦前使用のドイツ軍迷彩を施す

アドルフ
アドルフ

このキットには7種類の塗装・マーキングが収録されています。

今回はボックスアートにもなっているパターンA、戦前迷彩を施したドイツ軍所属機で作ってみましょう。

レーナ
レーナ

なんかあまり見慣れない色合いだね。

アドルフ
アドルフ

これは第二次世界大戦前に使われていたドイツ軍機の迷彩ですな。

下面は大戦期と同じRLM65ライトブルーで塗られていますが、上面は

  • RLM61ダークブラウン
  • RLM62グリーン
  • RLM63ライトグレー

の3色で塗り分けられています。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者はいつも塗装にはMr.カラーやガイアカラー系列を使っているけど……。

2022年6月現在、上記の3色はそれらのラインナップには含まれていない。

なので代役の色を使おう。

ヴァルダ
ヴァルダ

参考にしたのは筆者がここの開設以前に購入していた、ハセガワ社のハインケルHe51(コンドル軍団コンボ)

今回作るJu86同様、戦前塗装が施されたコンドル軍団所属のHe51戦闘機2機セットとなっている。

このキットではMr.カラーでRLM61、62、63の代わりとなる色を指示しているんだ。

それぞれ

  • RLM61ダークブラウン→マホガニー
  • RLM62グリーン→濃松葉色
  • RLM63ライトグレー→RLM02グレー

となっている。

詳しくは後述。

アドルフ
アドルフ

10年以上前に筆者が購入したものですな。

レーナ
レーナ

……で、そのHe51はどこ入ったの?

アドルフ
アドルフ

素人時代の筆者に複葉機は荷が重かったらしく、塗装途中で放置されてしまいました。

ヴァルダ
ヴァルダ

幸い作りかけで保管してある。

機会があったらサルベージしてここで紹介しよう。

 

 

迷彩までの道のり

ヴァルダ
ヴァルダ

上面色を塗る前に、ほかの塗装を済ませよう。

まずは風防の下塗り。

機内色のRLM02グレーを使っている。

アドルフ
アドルフ

引き出し式の下部銃座や脚カバーもこれで塗っていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後は開口部を簡易的にマスキング。

全体にサーフェイサーを吹き付ける。

使用したのはクレオスのMr.サーフェイサー1000番

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レーナ
レーナ

そういえば最近1200番を見かけないね。

ヴァルダ
ヴァルダ

あちらは今切らしていてね。

アドルフ
アドルフ

下面は後のドイツ軍爆撃機・攻撃機でよく見られるRLM65ライトブルー

これはいつも筆者が愛用しているMr.カラーの同名色をベタ塗りしています。

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ヴァルダ
ヴァルダ

下部銃座部分もこれで塗り分けているけど、クリアーパーツ部分は02グレーのままにしている。

ここはどっちの色かわからなかったけど、とりあえず02グレーで。

 

 

3色の上部迷彩色を代用品で塗り分ける

ヴァルダ
ヴァルダ

さて肝心の3色迷彩。

先ほどのHe51の塗装指示を参考に代用品で塗っていく。

まずはRLM63ライトグレーの塗装。

指示の代用品はRLM02グレー

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レーナ
レーナ

あれ、この色なんだ。

アドルフ
アドルフ

資料によってはRLM02グレーとRLM63グレーを同じ色と解釈するものもあるそうですね。

様々な説があって、断定はできませんが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

He51の他にも、今までに筆者は幾つかハセガワ社製品のコンドル軍団所属機を作ったり買ったりしたけど……

大体RLM02グレーでの塗装が指示されている。

あれこれ考えても作業が進まないので、今回はこの色で進めよう。

アドルフ
アドルフ

筆者の積みにまだBf109とHe51のセットが手付かずで……

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ヴァルダ
ヴァルダ

スプリッター迷彩のマスキング後、2色目としてRLM62グリーンの塗装。

先ほどの参考資料では、代用品としてMr.カラーの濃松葉色が指示されていたのでこれを塗る。

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レーナ
レーナ

あまり聞かない名前の色だね。

アドルフ
アドルフ

ラベルの表記によると、どうも自衛隊機向けの色だそうです。

筆者はまだあまり自衛隊機を作ったことがないので……。

 

ヴァルダ
ヴァルダ

さらにマスキングをして、3色目。

RLM61ダークブラウンだけど、例の代用指示はマホガニー

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レーナ
レーナ

このキットと一緒に仕入れていたマホガニー、これに使うためだったんだ。

アドルフ
アドルフ

なお仕入れた直後にRLM71ダークグリーンの残りが少ないことに気付き、未だに補充されていないという。

 

その他の塗装

アドルフ
アドルフ

後はそれ以外のものを塗りましょう。

  • タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
  • エンジンや機銃→Mr.カラーの黒鉄色
  • プロペラ→Mr.カラーのRLM70ブラックグレー

ですな。

レーナ
レーナ

この辺はいつも通り……。

ヴァルダ
ヴァルダ

そしてお楽しみのテープ剥がしタイム。

こんな感じに。

レーナ
レーナ

多少はみ出ているみたいだけど、特に大きな問題はないかな?

 

塗り残しを修正する

アドルフ
アドルフ

ただあまりにも筆者のマスキングが簡易的だったからか、主脚格納庫周辺にブルーが乗っていませんな。

レーナ
レーナ

あらら。

アドルフ
アドルフ

とりあえず周辺を筆塗り。

それでもムラがあったので、再度吹き付けて修正完了です。

アドルフ
アドルフ

更に主翼下部。

どうも離れたフラップの隙間から上面色が吹き込んでいますな。

アドルフ
アドルフ

こちらも筆塗りからのエアブラシ吹きつけで修正。

このとき更に上面にブルーが吹き零れたので、上面色を使って修正しています。

レーナ
レーナ

あっち行ったりこっちいったり……。

 

 

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

修正ついでに細かいところを筆塗り。

大体揃ってきましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回はマーキングとウェザリングを行い、完成させよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

 

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