イタレリ社のJu87D-5スツーカを作っていきましょう。
前回は組み立てを完了させた。
今回は塗装とマーキングになる。
冬季迷彩だっけ、今回のは。
ただ冬季迷彩は後回し。
先に地の通常迷彩を施すことになりそうです。
白い冬季迷彩を強調するなら下地は適当でいいんだけど、今回は地の迷彩が目立つパターンになる予定だ。
まずはいつも通りスプリッター迷彩となる。
それでは作戦を再開しよう。
塗装図の確認
はじめに塗装図の確認。
本キットでは3種類からの選択式となっています。
右側のCパターンのみ夜間仕様のD-8型で、残りはD-5型ですな。
今回部品はD-5型を選んで組んでいます。
今回は左側のAパターンでいく。
Bパターン同様冬季迷彩だが、こちらのほうが地の迷彩の面積が広い。
冬季迷彩は置いといて、まずはこの通常迷彩から進めていこう。
Aパターンはプロペラスピナーの先端が緑色みたいだね。
胴体のグリーンとはまた違った色合いみたいだけど……。
おそらく胴体の部隊コードの色と同じ、鮮やかな緑色だろう。
円錐型でマスキングしづらいので、ここは後で筆塗りをする。
下地や下面の塗装
手始めに下地から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 主翼下の黄色部分の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 主翼下の黄色部分→Mr.カラーのRLM04イエロー
- 下面→水性ホビーカラーのRLM65ライトブルー
という順番で進めています。
今回は黄色いマークの機体だね。
胴体部分に黄色の帯はないみたいだけど。
今回のAパターンのは主翼下のみですな。
Bパターンの機体は胴体の黄色帯もありましたが。
上面色の塗装
ライトブルーは今回水性の塗料。
乾燥時間を長めに取ってからマスキングし、上面色を塗っていきます。
いつも通りMr.カラーのRLM71ダークグリーンと、RLM70ブラックグリーンのコンビですな。
本体だけでなく、爆弾もこの色で塗ってしまいましょう。
スツーカはこのスプリッター迷彩がネックなんだよね。
テープ貼るのが手間というか。
今回は地の色が目立つ冬季迷彩。
選ばなかったBパターンなどほぼ白1色な場合、下地は適当にして冬季迷彩を濃く塗って誤魔化す案もありますな。
以前ファインモールドのBf109でそれをやりましたが……。
スプリッターのパターンは見えるところは今回のキットの塗装図を参考にし、見えない部分は以前のタミヤ箱イタレリのG-2型を参考にした。
今回のキットはD-8型の迷彩も収録されているから、そちらを参考にしても良かったかもしれない。
筆塗りとマーキング
こちらが付属のデカール。
上段が各塗装共通のマーク。
それ以外の固有マークは枠で分割されていますな。
今回はAパターンなので、上から2番目の枠のものを使います。
ついでにスピナーも塗らないと。
部隊コードに合わせた色っぽいから、この「C」の緑色に合わせたものがいいかな。
ちなみに今回のキットの注意書きなどのマーキング……
指示位置が不明確だったり、不自然なところへの指示があるように感じた。
なので今回は以前組んだG-2型のマーキングを参考にして、一部注意書きマークの位置を変えている。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
少し気泡が入りやすい感じでしたな。
よく見ると多少残っていますが、今回はこのまま……。
鉤十字は付属しないので手持ちの別売り品、エクストラデカール(品番X72036)のものを使用した。
今回は一般的な「白フチ+黒地の鉤十字」をチョイス。
同デカールにも4セットあったので、まだまだ安心だ。
スピナーの緑はMr.カラーのデイトナグリーンがちょうどいい感じの色合いだったから、それを筆塗り。
先に鉛筆で下書きをしておくと、塗る面積がわかりやすくていいかも。
今回はここで中断。
次回はウェザリングや肝心の冬季迷彩を施して、完成予定だ。
続きは次回!