アンコールモデルズ ハインケルHe112B-1 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

アンコールモデルズのハインケルHe112を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は主翼と胴体を組み合わせるところまで作った。

今回は一気に組み立てを終了させ、そのまま塗装もしてしまおう。

レーナ
レーナ

珍しく駆け足に。

アドルフ
アドルフ

駆け足になったおかげで、また記事が作業に追いつきそうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

キット自体がシンプルで、そこまで特筆すべきことがないんだ。

無駄に引き伸ばすわけにもいかないし。

とりあえず作業を再開しよう。

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隙間をパテと溶剤で埋める

アドルフ
アドルフ

まずは先日合わせ目を消すために接着した部分を整形します。

そういえば主翼の付け根に隙間ができたので、ラッカーパテ(タミヤパテ)で埋めましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ラッカーパテはサーフェイサーと同じような成分なので、Mr.カラーやガイアカラー用の薄め液で溶ける。

なので薄め液を染み込ませた綿棒で擦ることで、余計ならラッカーパテを落とすことができる。

今回はそれをメインにして主翼付け根のパテをふき取っている。

アドルフ
アドルフ

削るのではないので、周りの凸モールドに気を使わなくても大丈夫ですな。

更に細かい部品を取り付ける

ヴァルダ
ヴァルダ

以前のRSモデルズのキットもそうだったけど、このキットでは塗装に合わせてエンジンの異なる

  • He112B-0
  • He112B-1

の2種類から選んで作ることになる。

エンジンの違いからか、外見でも排気管の形が異なるんだ。

今回作るルーマニア軍の機体はB-1型なので、画像下のものを選ぼう。

レーナ
レーナ

B-1型の小さい排気管が1列になった形のほうがなんか馴染みがあるね。

アドルフ
アドルフ

他の部品も整形して用意しておきます。

とはいっても、パーツは少ないですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

このキットの風防は1パーツ成型。

胴体を大きく覆うので、風防に隠れる部分はあらかじめ機体上面色か機内色で塗ってしまおう。

ついでにシートベルトデカールも貼り付け。

レーナ
レーナ

確か初期の試作機では開放式だったけど、速度向上のために途中から密閉式になったんだよね。

アドルフ
アドルフ

主脚周りはいつも通り、支柱周りだけ組んでしまいます。

支柱は3点で本体に接していますが、取り付け穴は1点だけですな……。

ヴァルダ
ヴァルダ

現物合わせで凹みを追加しておこう。

ピンバイスが主翼表面に貫通しない程度の深さの凹みを……。

組み立て完了!

アドルフ
アドルフ

風防を取り付け、マスキング。

窓枠は少なめなので比較的対処は楽ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

風防は多少ガタがあるけど、今回はパテは使わずそのまま接着。

いい感じに進んだのでそのまま塗装に入ってしまおう。

塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

キットの塗装図はこちら。

  • ドイツ空軍所属機
  • スペイン内戦時のコンドル軍団所属機
  • ルーマニア空軍所属機

の3種類から選択します。

排気管部分の組み立てでも述べたとおり、今回はルーマニア空軍所属機で進めていきます。

レーナ
レーナ

塗装は

  • 上面がライトグレー、下面がライトブルー
  • ところどころに識別用の黄色帯あり

のようだね。

……なんかモノクロ印刷で小さいし、わかりにくいなぁ。

ヴァルダ
ヴァルダ

というわけで似たような塗装が収録されていた、以前作ったRSモデルズの塗装図も引っ張り出してきた。

こちらも参考にしながら進めていこう。

アドルフ
アドルフ

ちょうどツートンカラーの塗り分けがありますな。

下地系の塗装

アドルフ
アドルフ

手始めに下地系の塗装を。

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000番
  • 識別帯の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
  • 黄色い識別帯→Mr.カラーのRLM04イエロー

……の順に進めています。

レーナ
レーナ

……なんか下面をみると四角い穴がいくつか。

これは何だろう?

アドルフ
アドルフ

おそらく機関砲・機銃の空薬莢排出口かと。

ほとんどのキットはモールドで再現していますが、このキットは開口して再現していますな。

ちなみにHe112の武装は20mm機関砲×2と7.92mm機銃×2とのことです。

機体色の塗装

アドルフ
アドルフ

その後は識別帯をマスキングして下面を塗装。

使用したのはMr.カラーのRLM65ライトブルーです。

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レーナ
レーナ

爆撃機とかの色のイメージだけど、初期の戦闘機もこの色なんだよね。

アドルフ
アドルフ

マスキングをして今度は上面を塗装。

キットの塗装図ではライトグレーFS16492と指示が。

参考にしたRSモデルズの塗装図ではグレーグリーンRLM02/63と記述されています。

今回はMr.カラーのRLM02グレーで塗ってしまいましょう。

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ヴァルダ
ヴァルダ

RLM02と63……

同じ色という説もあれば違う色という説もあるようだね。

Mr.カラーにはまだRLM63はラインナップされていないという理由から、筆者は02グレーで塗ってしまっているけど。

アドルフ
アドルフ

海外の塗料だとRLM63を発売しているものもあるようですな。

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レーナ
レーナ

迷彩はないのでここでエアブラシは終了。

マスキングを剥がすよ。

アドルフ
アドルフ

下からみると見慣れたドイツ機ですな。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

後はバラバラなうちに筆で細かい部分を塗り分け。

とはいっても大して塗り分ける箇所はないけど。

レーナ
レーナ

上面がグレー1色のドイツ機ってなんか新鮮。

アドルフ
アドルフ

1930年代半ばのドイツ機はこんな感じのが多かったようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はルーマニア軍のマークを貼り付け軽くウェザリングをし、完成に持ち込む予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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