
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回は筆者が残骸状態で放置していた、フジミの試製流星が完成しました。
今回は……。

他キットユーザーには申し訳ないけど、もう少し航空機模型が続く。
筆者の第1積み山にあった、未着手の航空機キットを紹介しよう。

飛行機が続くなぁ。

他キットユーザーは筆者の気が変わるまでしばしお待ちを……。
今回のお題 エアフィックス ハインケルHe111H-6


今回作るのはこちら。
エアフィックスより、ハインケルHe111H-6だ。

これは同じ形式のを以前作っていなかったっけ。

以前ハセガワ製の同型機を作っていますな。
筆者が購入したのは確かこちらのエアフィックス製が先です。
キットの発売自体はハセガワが先ですが。

エアフィックスは元々旧製品のHe111H-20型をラインナップさせていた。
2015年頃に新製品としてP-2型を発売。
今回作るH-6型はそのP-2型をベースにして2016年ごろ発売したものだ。
ちなみに上記のハセガワ製のは2000年代前半の発売だったはず。

筆者はいつ頃購入したのかな?

発売して間もない頃だった気がします。
なので8年ぐらい放置していますな。
見た目からして手間がかかりそうなので、積み行きに……。
ハインケルHe111H-6型とは?

この機体は1930年代~40年代にかけて活躍した、ドイツ軍の爆撃機だ。
今までにも何回か組んでいるので、今回は簡潔に済ませよう。

ヴェルサイユ条約の影響で、当初は民間の旅客機という名目で開発されていたんだよね。
これは当時の他の機体にも言えることだけど。

今回組むのはHe111の中のH-6型。
H型は機首デザインを変更したP型に続いて登場した系列だ。
P型がダイムラーベンツのDB601シリーズを主に搭載しているのに対し、H型は主にユンカース社のJumo211シリーズを搭載。
H型は多数の派生種があるけど……
H-6型は魚雷搭載能力を新たに付与された機体の型番らしい。

ボックスアートの機体も、雷撃機として使われている機体ですな。

スペイン内戦から大戦前期までドイツ軍の主力爆撃機として名を馳せたHe111。
2016年に発売された、エアフィックスの新キットを作ってみよう。
箱の中身を確認しよう


それでは箱を開ける。
中身はこんな感じ。
- 説明書
- パーツ入りの大袋
- デカール
となっている。

デカールは素の状態だね。
ここだけでもなんか袋に入れて保護しておくといいかも。


パーツはこんな感じ。
通常のプラランナー5枚と、クリアーランナー1枚となっている。
双発爆撃機だけあって、やや多めだ。

プロペラとかが2種類あるような。

前述通り、このキットは先にP-2型が発売。
それを基にして今回のH-6型が出ています。
なのでP-2型用の部品が一部混ざっているようですな。

ということは、実際には使う部品数はもっと少なくなるのかな。


パーツを近くで見るとこんな感じ。
旧製品なんかだと凸モールドにゴツゴツした凸リベットだけど……
今回は2010年代半ばの新キット。
くっきりした凹モールドとなっている。
スミ入れのし甲斐がありそうだ。

同時期のキットだと、ここではJu87や九七艦攻を組んでいたね。
あれらに近いというか。


付属デカール。
例によってドイツ軍の鉤十字は付属しないので注意だ。
代わりにルーマニア空軍のマークが収録されている。

注意書き系のマークが多いかな。
機体が大きいから、間延び防止にもちょうどいいけど。



収録された塗装図は3種類。
- ドイツ空軍第26爆撃航空団第6飛行中隊所属機 1941年 シチリア島
- ドイツ空軍第3急降下爆撃航空団所属機 1941年 北アフリカ
- 王立ルーマニア空軍所属機 1944年 ロシア戦線
となっている。
3種類とも塗装や装備が個性的なのが魅力的だ。

ボックスアートのはKG26のだね。
下面が黒いから、夜間仕様なのかな。

装備とかが異なるから、先にどの塗装で作るか決めておこう。
どれも捨てがたいけど、筆者は今回ルーマニア空軍所属機で仕上げる予定だ。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から組み立てに入る。

爆撃機だからちょっと手間がかかりそうだよね。
大丈夫かな。

ただ部品点数を見たところ、以前のハセガワ製とさほど変わらないようにも感じますな。
後は部品の合いですが……。

その辺りは実際に組んでから確かめることになるだろう。

続きは次回!
この記事で作っているキット