エアフィックスより、ハインケルHe111爆撃機を作っていきましょう。
前回は組み立てを終了した。
今回は塗装とマーキング作業になる。
筆者がなんか温かそうなものを飲んでいるよ。
ただの麦茶ですな。
ホットですが。
最近ようやく冷え込んできたというか。
筆者も長袖だね。
この季節になると長袖になるからか、部品を紛失しやすくなるので注意ですな。
いつの間にか袖に引っ掛けて部品を落下させていたりと。
落とした部品が袖口から入ったり、裾に引っ掛けているパターンも発生したりも。
この季節に部品を紛失したら、まずその辺りから捜索してみることをおススメする。
そんな情報はともかく、作戦を再開しよう。
塗装図の確認
このキットに収録された塗装は3種類。
いずれも武装やマーキングが個性的なものとなっていますな。
今回はCパターンのルーマニア空軍所属機で進める。
基本的な塗装はドイツ軍機によく見られる、濃淡2色のスプリッター迷彩だ。
いつもと同じような感じになるだろう。
下塗り
手始めに下塗り系の塗装から。
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM66ブラックグレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 黄色帯部分の下塗り→ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォホワイト
- 黄色帯→Mr.カラーのRLM04イエロー
となりますが……。
なんかあったのかな。
どうも整形作業が甘く、胴体部分の合わせ目箇所に凹みが残っていたりしました。
それと主翼の伸ばしランナーで隙間を埋めた箇所。
ここは逆に削りが足りず、凸状になっていたり。
この辺りを整形し直す必要があった。
なので先に塗れる場所は塗る展開に。
- 主脚周り→Mr.カラーのRLM02グレー
- タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
- 主脚カバー→Mr.カラーのRLM65ライトブルー
- プロペラ→Mr.カラーのRLM70ブラックグリーン
とした。
本体色と同じ箇所はいつもなら一緒に塗るはずだけど……
本体は整形作業ですぐに塗ることができなかったので、今回は先行して塗った。
本体色の塗装
本体の整形作業が終了したので、帯部分をマスキングして改めて塗装に。
下面色は先ほど脚カバーでも使用した、Mr.カラーのRLM65ライトブルーですな。
ドイツ軍爆撃機ではお馴染みの色です。
大戦中のドイツ軍機……
戦闘機なんかは年代によって色が異なるけど、爆撃機はほとんどこの塗装だよね。
その後は上面色。
先にRLM71ダークグリーンを塗って、その後にRLM70ブラックグリーンを塗っています。
いずれもMr.カラーですな。
ここは少しテープ貼りで時間をかけていたかな?
どうもキットの指示だと、機首周りで少しつじつまが合わないような塗り分けになったようで。
その辺りは以前作ったハセガワ製品を参考にしています。
それと、作業中に風防の接着が外れかかった。
なので塗り分け前にそれらの再接着もしていたりする。
そういえばさっきも、下部のゴンドラパーツが外れかかっていたような……。
同じく再接着している。
そこで気づいたけど、下塗り直後の時点で風防内部に謎の曇りが発生していた。
以前の筆者は最後のつや消しで曇りが発生すると考えていたみたいだけど……
どうもサーフェイサーの時点でどこからかの隙間から吹き込んでいたようだ。
いっつも最後の最後に出てくる謎曇りかぁ。
丁度直前に組んだ試製流星でも発生していたよね。
細かい部分の塗り分け
マスキングを剥がし、細かいところを塗り分けていきます。
主にタイヤや機銃部分ですな。
バラバラで塗った部品も、この辺りから組み始めている。
タイヤは主脚本体で挟み込むけど、その際に塗装が剥がれやすい。
先に挟みこんでからタイヤ部分を塗るといいだろう。
ゴムタイヤは今回水性ホビーカラーのタイヤブラックを使った。
マーキング
こちらが付属のデカール。
他の近年のエアフィックス製品同様、鉤十字は付属しないので注意です。
今回はルーマニア軍仕様なので、あまり関係はないですが。
細かい注意書きが多いかな。
質は問題なさそうだけど。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
マークの指示は各部隊マークなどの他、共通の注意書きマークの指示が出ている。
今回はまずは共通マークを先に貼り付けてから、固有マークを貼り付けた。
ステンシルとか書いてあったね。
こういう注意書き系マークは、工場での出荷時には既に書かれていたってやつかな?
現地で塗装を変更したときに、塗り潰されるパターンもありそうですな。
……今回の失敗点は尾輪の横の白い線。
筆者が並行していた別キットの尾輪に間違えて貼ってしまい……
今回のキットのは塗装で再現しています。
今回はここで中断。
次回は仕上げのウェザリングを施し、完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット