模型大体戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が長年放置していたエレールのPZL.23カラシュが完成しましたな。
今回は……。
以前エアフィックスのBf110C-2/C-4を作った際に、作りかけで放置している個体の話をした。
今回はそれを復活させる。
なんかいたね。
ほとんど形になっていたのに放置されていたのが。
中途半端に組んで元の箱に入らなくなっていましたな。
作りかけのエアフィックス メッサーシュミットBf110C-2/C-4を再開する
そんなこんなで今回作るのはこちら。
以前も作ったエアフィックスの
メッサーシュミットBf110C-2/C-4だ。
詳しいキット内容は以前のものを参考にしてほしい。
バトルオブブリテン70周年記念として、2010年ごろに発売したものだね。
その後2017年にもマーク類を入れ替えて再度発売しているよ。
本当は以前のものと続けて紹介する予定だったけど
「同じものが連続すると作る側も見ている側も飽きる」
と筆者が言い出して、このタイミングで紹介することになってしまった。
この後もまだ同じものが続きそうですが、それは後日……。
足りない部分を補いつつ組み立てを完了させる
とりあえず部品を確認。
見たところ……
- 座席の押し出しピン跡を埋めるついでにパテでクッションのようなものを追加している
- 胴体後部の合わせ目は完全に消している
- 機銃が折れている
といった感じですな。
以前の筆者が変な接着をしたからか、合わせ目部分にパテを盛って段差を合わせているみたいだね。
とりあえず風防を剥がす。
- クッション部分はパテを削るのができなさそうだったので、上からRLM02グレーを筆塗りして先に完成したものに合わせる
- 胴体後部の合わせ目は彫り直してモールド化
といった感じにしている。
機銃は紛失したようなので、以前作ったハセガワのHe111の余剰品を加工して接着。
とにかく先に完成した個体に合わせて……。
ところがここで筆者が機体を振ったところ、なにやら内部でカラカラと乾いた音がした。
もっと振ってみたところ、元の機銃の残骸が出てきた。
なので急遽加工した機銃を外し、元の機銃を取り付けることに。
機銃、なくしたはずじゃあ……!
トリックだよ。
後は風防を取り付けてマスキング。
また胴体下にアンテナパーツを追加加工したりしている。
この辺りは以前のものでも触れているので、そちらを参考に……。
今回は増槽や爆弾を装備していない機体で仕上げるみたいだね。
これで組み立て完了ですな。
そのまま塗装に入ってしまいましょう。
ここからは以前のものとは別の内容になります。
塗装図の確認
このキットに収録された塗装図は2種類。
- 第76駆逐航空団所属機(1940年 北フランス)
- 第210高速爆撃航空団所属機(1941年 東部戦線)「バルバロッサ作戦」
ですな。
いずれもドイツ軍の部隊です。
前回作ったのが第210高速爆撃航空団所属機。
今回はシャークマウスが特徴的な、第76駆逐航空団所属機で作ってみよう。
第210高速爆撃航空団所属機については過去記事を参考にしてね。
下塗りを行う
まずは下塗り。
順番に
- 風防の下塗り→Mr.カラーのRLM02グレー
- 全体の下塗り→クレオスのMr.サーフェイサー1000
- 主脚など→Mr.カラーのRLM02グレー
- タイヤ→Mr.カラーGXのウイノーブラック
- 機体下面→Mr.カラーのRLM65ライトブルー
と塗っていきます。
今回の機体は白や黄色の識別帯が塗られていない。
なのでこの辺りの塗り分けはそこまで時間がかからず、スムーズに進む
上面の迷彩を塗る
以前の機体はRLM02グレーとRLM71ダークグリーンのスプリッター迷彩でした。
今回のはRLM71ダークグリーンとRLM70ブラックグリーンのスプリッター迷彩となっています。
まずはRLM71から。
塗り終わったらマスキングをしましょう。
どちらかといえばダークグリーンとブラックグリーンの2色のほうが一般的だよね。
マスキングが済んだらRLM70ブラックグリーンを吹き付ける。
ちなみに塗装図の上面図と側面図で迷彩の塗り分けが一部つじつまが合わなくなっている。
なので少しアレンジをしていたり。
主に胴体ですな。
上面図だと左右非対称になっていますが、側面図だと両側面が左右対称になっているという。
基本的に左側面と上面を優先。
右側面はそれらに合わせた格好にしています。
今回の戦果
テープを剥がすとこんな感じに。
うまく塗り分けられたようですな。
また風防のテープが剥がれていますが、これは後ほど修復しましょう。
今回はここで中断。
次回はマーキングやウェザリングを行い完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット