エアフィックスより発売されています、B-1型のJu87を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
一気に塗装直前まで進めてしまおう。
基本的には以前のB-2型と同じような内容なんだよね。
なので全体の流れはそちらを参考にしていただければ幸いです。
B-1型特有の箇所や、B-2型で説明し忘れた箇所を中心に紹介していく予定だ。
それでは作戦を開始する。
機内の組み立てと主翼の貼り合わせ
手始めに胴体と主翼周り。
このキットではコクピットの床板部分を主翼下部と合わせる方式でしたな。
慣れないと戸惑うかも。
同じエアフィックス製品だと九七艦攻。
違うメーカーだとドイツレベル(ICM製)のHe70がこのパターンだったね。
機内をRLM02グレーで塗り、細部の塗り分けやウェザリングをして胴体左右をセット。
前回のB-2型は説明書の指示を無視して、先に主翼を取り付けてから胴体をセットしていましたが……
今回は説明書通り、先に胴体左右をセットしてから主翼を取り付けています。
B-2型は指示を無視したからか、付け根部分に少し隙間ができたんだよね。
今回は大丈夫かな?
主翼を貼り合わせ。
胴体との付け根部分は大丈夫だったけど、主翼下部の合わせ目部分で隙間ができそうになった。
ここは伸ばしランナーを接着して隙間を埋めるといいだろう。
どっちにしろ隙間ができる感じかな?
主翼下の方が整形が楽そうだけど。
機首の組み立て
続いて機首。
B-1型最大の特徴となる箇所ですな。
エアフィックスのJu87はこの機首下部とプロペラ部分のランナーを差し替える形で、B-1型とB-2型の違いを出しています。
プロペラは幅の狭いものがセットさせている。
以前組んだフジミ製品はB-2型がベースで、B-1型にするには加工する必要があった。
手間をかけずにそのままの形なのが嬉しいところ。
っていうか、当時はこのエアフィックス製B-1型を参考にしてフジミ製のプロペラを削っていたような。
組み立てるとこんな感じに。
機首の下部はB-2型同様、合わせ目が発生します。
一度乾燥待ちですな。
B-1型の、カウルフラップがない姿もそのまま再現。
ツルンとした感じだね。
確か前のフジミ製ではB-2型ベースだから、ここも埋める加工をしていたような。
その他部品の取り付け
胴体や主翼の合わせ目部分を整形。
爆弾や主脚部分も合わせ目を貼り合わせ、やはり整形しております。
これは一度部品を集めた状態ですな。
細かい部品や、今回は使わない部品はランナーについたままです。
実際は前回作っていたB-2型と並行して進めていた。
なので一度確認する形に。
B-2型は機首パーツの組み間違いがあったけど……
そのとき裏でこのB-1型の機首を組んでいたから、発覚したというやつだね。
尾輪部分はB-2型の場合パーツ選択がありませんでしたが、今回のB-1型は2種類から選びます。
指示によると、今回の機体は付け根が細いタイプのようなので、そちらをチョイス。
尾輪の付け根は合わせ目が大きくて消えていないね。
付け根が太いタイプは隠れるからいいけど、今回のは隠れないという。
この合わせ目はモールドなのかな?
とりあえず、今回はここの合わせ目を残した状態で進める。
風防の取り付け前に、照準器をセット。
機内の部品なのでB-2型と変わらないはずですが、なんか違和感がありますな……。
……計器との接続部分が欠けているというか。
整形不良かな?
幸い外から見える部分ではなさそうなので、少し接着剤を多めにつけてそのまま使う。
以前のB-2型同様、指示はないけど後で黒や茶色を使い塗り分けておこう。
足掛け用のフックらしきものはイモ付け。
ここは
- フックのゲート部分をあえて残し、接続ピン代わりに
- 胴体側は0.8mmのピンバイスを使い、ピン受けの凹みをつける
ことで、接着時の強度を確保しています。
これは前回のB-2型でも施している。
あちらで詳しく紹介し忘れていたので、今回改めて取り上げることに。
今回の戦果
風防部分をマスキングし、これで組み立ては完了です。
直前に似たようなキットを組んでいたので、サクサク進みましたな。
風防は後でマスキングゾルも塗っておこう。
ピトー感もB-2型同様、金属製に置き換えている。
今回はここで中断。
次回は塗装作業からになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット