筆者が作りかけで放置していた、エアフィックス社のメッサーシュミットBf109 E-7型を作っていきます。
前回はキット概要を説明した。
今回は早速作りかけキットを復活させていこう。
部品とか足りているのかな。
こういうのって長期間放置していたから、いつのまにか部品を紛失していたりするんだよね。
むしろ部品を紛失したから放置……。
マジ?
紛失した部品とそれに対する対応については後述しよう。
コクピットの組み立て
まずはコクピット。
筆者が塗装と組み立ては済ませた状態で放置していたようだ。
側面の機器類など、このスケールにしては最初から作りこまれている。
なんか激しく削ったような跡があるね。
このキットのコクピット、幅が広いのかそのままでは上手く胴体で挟みこめなかったようだ。
なので筆者が両サイドから床板を削っている。
素の状態だと胴体に隙間が出来てしまうようですな。
胴体が隙間なく接着できそうになったら、プロペラと共にコクピットを挟み込んで接着。
例によって胴体後方は合わせ目を残している。
ここは機首周辺の接着剤に注意。
プロペラを固着させないように……。
プロペラ付近はパテで消すほうが良さそうですな。
そのまま主翼も合わせてしまおう。
パーツの合いは特に問題なし。
ちなみにこのキットは下部に増槽や爆弾を懸架するラックが付属します。
ラック類を取り付ける場合、主翼を胴体に合わせる前に開口します。
今回はラックなしで組みます。
E-7型って増槽装備可能型だよね。
だったら増槽有りのほうがいいんじゃない?
それも考えたのですが、筆者が軽くググってみてもそれらしいものが出てこなかったので……。
各パーツの取り付け
垂直尾翼はラダーが別パーツになっています。
今回作るブルガリア軍所属機はここが黄色一色となります。
なのでここは接着せずに進めていきましょう。
画像では見えないけど、E型は支柱のある水平尾翼が特徴だね。
主翼部分はフラップを下げた状態でも組み立てられる。
今回はフラップが水平な状態にするので、ピンを切り取ろう。
主翼下部のラジエーター。
ここはそのままでははめ込みにくいので、周囲を軽く削るといいです。
機首部分はエンジンのディティールも再現されています。
ここは完成後も見せたいのと、塗り分けの都合で接着せずに進めます。
ブルガリア軍塗装では、この機首も黄色く塗ることになっているよ。
風防の取り付け
ここで風防を取り付けます。
開けた状態も再現できるように、風防は3パーツ構成となっています。
T型では失敗したけど、内部に防弾版を組み込むのも忘れずに。
……あれ、なんかランナーが1枚多いよ。
前述した通りこのキットは、筆者がコクピットにセットする照準器パーツを紛失して放置されたんだ。
1枚多いXランナーは掘り出してきた余剰品。
そこに照準器が付いている。
今回はそれを流用していく。
いつものセメダインで風防を取り付けていきますが……。
あっ、また照準器が消えたよ。
探すんだ。
筆者が捜索したところ、ゴミ箱の中にダイブしていたようです。
筆者のやつ、長袖のジャージ着用で作業していたからね。
いつの間にか袖に引っ掛けて落としたりしているんだ。
それ以前にパーツの管理の仕方の問題なんじゃないの?
管理責任を問われますな。
今回の戦果
風防の接着が完了したら、窓をマスキング。
Bf109は単純な形状のため作業は容易。
前後の風防は三角形に切り取ったテープを貼り付けるとやりやすいかな。
問題ない合いの風防ですな。
今回はここまで。
次回は残る細かい部品を取り付けて、塗装作業に入る予定だ。
続きは次回!