エアロチーム(エレール製パーツ?)のフィーゼラーFi156シュトルヒを作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回は軽くウェザリングをして完成させよう。
何とか形に。
筆者は少し苦戦していたみたいだけど。
あまり慣れない形の航空機ですからね。
筆者が放置コース入りしないうちに、シュトルヒにケリをつけてしまおう。
それでは作業を再開する。
いつものウェザリング
いつものウェザリング……
ですが、今回は銀剥がしは行っていません。
スミ入れと排気管汚れのみですな。
排気管も排気によるスス汚れも省略し、管本体のみの汚れに済ませています。
なんか随分と簡素な。
シュトルヒは軽量化のためか、ほとんど鋼管布張り……みたいな情報を筆者が目にしたので。
排気口が胴体から離れているので、それで排気汚れも今回省略していますな。
つやを消して完成に
最後につや消しクリアーを吹きつけ、マスキングを剥がして完成です。
……白い線のようなものが風防内に入っていますな。
おそらく塗料が内部に吹き込んだのだろう。
風防を外して拭き取って……
というのも考えたけど、シュトルヒは風防に主翼や支柱が繋がっている。
ここで無理に解体すると再組み立てが難しそうだったので、今回はそのままにした。
あらら。
一部風防の窓枠は塗装面がガタガタたったので、筆でレタッチしたり窓にはみ出したところを擦って落としています。
とにかくこれで完成とする。
以下、ギャラリー。
エアロチーム フィーゼラーFi156シュトルヒ(グラン・サッソ襲撃) 完成!
筆塗りのスプリッター迷彩。
思ったよりは線がしっかりしているかな。
風防の隙間も完成してみるとそこまで目立たなかったり。
先ほど風防を解体しなかったのは隙間埋めにパテを使ったのもありますな。
……今見ていて気づきましたが、主脚の上部は上面色にしたほうが合っていたかもしれません。
手近にあった先月の完成品、日本海軍の九七艦攻と。
高翼配置のシュトルヒと丁度対比になりますな。
1941年頃にシュトルヒは研究目的で日本に輸出されている。
日本陸軍の三式指揮連絡機の保険として輸入やライセンス生産も検討されたようだけど、比較審査の結果三式が正式採用されることに。
作ってみた感想のコーナー
ちょっとだけ筆者は苦戦していたかな?
筆者の感想としては……
- キットの内容はシンプル。部品自体は少なめですぐ形になる
- 古そうに見えたがデカールの質は良好。ただ薄い分取り扱いに注意
- 風防が複数の透明パーツを組み合わせる形になるため、合わせるのが難しい。角が丸まっているからか、部品の合わせ目同士で隙間もできやすい
- 支柱が多い機体構造なので、塗り分けが少し難しい
といったところ。
筆者としてはとにかく風防に苦戦したようだ。
機体構造上、そこをどうにかしないと他の部品が取り付けられないので後回しにもできない。
苦戦するポイントはとりあえず後回し……にはできないというやつだね。
キット由来の難しいポイントは風防周りですな。
後は支柱など、どちらかといえばシュトルヒ自体の構造上の難しさというか。
どうしても支柱の多い機体は合わせるのが難しいんだよね。
以前もHs126で苦戦していたみたいだし。
組み立てもそうだけど、違う色同士が接する部分なので塗り分けもしづらくなる。
マスキングがかなり手間になりそうだったので、今回筆者は上面色を筆で塗り分けた。
塗った後に接着……が一番簡単ですな。
ただキットの精度によってはそういうわけにはいかず。
難しいことが多い飛行機キット
- 風防の窓枠が多い
- 支柱が多い
ってことかな。
今回はここで終了。
筆者が苦戦したようなので、次回はもっと簡単そうなものを進めていく予定だ。
次回も、お楽しみに~。