グリーンマックスの着色済みNゲージキット、スロフ62を進めていきます。
前回は組み立てが終わった。
着色済みなので本体の塗装は端折って、細かい塗り分けを行って完成させよう。
早速完成だね。
実は言うとその気になれば先月完成できたようです。
集計をとる都合で敢えて今日にずらしたようだ。
細かい部分を塗り分けてみよう
この車両は窓のサッシやHゴムを塗り分ける必要があります。
かなり細かいところなのでケチな筆者が珍しく新品の面相筆を投入しました。
客席の窓はサッシなのでシルバー系を、トイレ部分などの窓はグレー系の色で縁取る。
前者はタミヤアクリルのクロームシルバー。
後者は水性ホビーカラーのガルグレーを使っている。
AFV模型と違ってウェザリングをしないので、はみ出しに注意しつつ・・・・・・。
なんか雑に見えるような。
シルバーが上手く乗っていないようだね。
グレーもやや赤みが強いように見える。
ガルグレーは不良在庫品だったので、経年劣化しているのかもしれません。
他にもライト部分はクリアーレッド。
半開きの曇りガラス窓はホワイトで塗っている。
いずれも水性ですな。
インレタを貼り付けよう
続いてマーキング作業。
同じくグリーンマックスから別売りされている、寝台・グリーン車用マークを使っていこう。
スロフ62は見た感じスロフ62-2016のみのようだね。
ここには写っていないけど、シートの下部にバラ数字があるので好みの車番にも変更可能だ。
このインレタはいわゆるドライデカール。
ガンプラのMGなんかによく付いてくるやつと同じだ。
まずは裏紙ごと切り出して・・・・・・。
セロテープを使い所定の位置に仮り留め。
透明なセロテープがここで役に立つ。
ドライデカールなので後は上から擦るだけですな。
先が丸くて硬い道具で擦ってやります。
これは見た感じ筆の柄かな?
擦り終えたらシートを剥がす。
この時一気に剥がさずに貼りついているか様子を見ながら少しずつ剥がす。
定着していなかったらそのままシートを戻して、また上から擦る感じだね。
作業後はこんな感じ。
特に問題なく出来たね。
説明書には
「裏紙で上から擦るとより確実に定着する」
みたいな記述もありますね。
KATO社製のグリーンマークも同様に貼り付ける。
やはりグリーン車ならこれは欲しいところ。
説明書では片側しかマーキングがわからないから、反対側はググって位置を確認。
窓ガラスパーツを取り付けよう
ここまで出来たらマーク保護も兼ねてクリアーをコートします。
今回は完成品のNゲージに合わせるため、半光沢のクリアーを使用します。
床の色がバラバラだね。
完成品なんかだと黒1色が多い。
今回は成型色仕上げで行くので、このままにする。
どうせひっくり返さない限り見えないし。
実物なんかだと汚れていて茶色っぽいことが多いですね。
クリアーコート後は最後の作業。
窓ガラスパーツを取り付けていく。
キットには通常のパーツ2枚と、曇りガラスパーツが1枚付属する。
客室の窓は通常のものを、トイレ部分などは曇りガラスを取り付ける。
説明書では現物合わせで切り取って窓枠にぴったり当てはめるよう指示が出ているけど・・・・・・
面倒なので筆者は大きめに切り出して、車内からぺたっと接着している。
あっさりと。
接着には航空機模型の風防でお馴染みセメダイン。
付けすぎると窓表面にはみ出るので注意だ。
見えないところに接着剤を薄く点付けしよう。
グリーンマックス 着色済みスロフ62 完成!
お疲れ様です。
これでスロフ62が完成しました。
以下、ギャラリー。
とある理由で上の画像では台車が違うものになっているけど、以下では履き直しているので大丈夫。
こうなると他の客車が欲しくなるような・・・・・・。
筆者はよく中古品店で旧客狩りをしていましたが、先日奥底にしまっちゃうおじさんしてしまったので・・・・・・。
作ってみた感想のコーナー
うーん、近くで見るとサッシの塗り分けが気になるかな。
サッシやHゴムは車両によって塗り分け必須になる。
難しく感じる人はそれらが少ない車両を選ぶのも手だ。
着色済みキットということで、今回は成型色仕上げとなっている。
本車の場合、特にグリーン帯が塗り分け済みであるところが長所だね。
着色済みキットは未塗装キットを比べてどれも少し値段が高めですが、ここの手間を考えると選択の余地は十分あるかと。
ベンチレーター類も本来別売りのディティールアップパーツがセットされているのがいいですね。
キットを作るうえでまず本体以外に資材を揃えなくちゃいけないけど、この場合は車体色の塗料が不要になる。
試しに1つ作ってみたいという人も安心かな。
今回は使わなかったけど、色んなメーカーから他にもインレタとかが出ているみたいだね。
資料や財布と相談の上、色々作りこめそう。
所属・定員表記や行き先サボなど・・・・・・。
今回はここまでにしよう。
今後はちょっと鉄道車両が続きそうだね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット