サイバーホビーより、計画で終了したティーガーIのH2型を作っていきましょう。
前回は車体上部を組み立てて途中で終了した。
今回は残りの部分を組んで、全体の組み立て作業を終えよう。
今日は12月24日。
クリスマスイヴだよ。
筆者は先ほど食事を済ませたようですな。
ケーキはまだのようですが。
ケーキの前にティーガーH2だ。
それでは作業を再開しよう。
前面装甲の組み立て
まずは前面装甲から。
前回パテで視察口2つを埋めたところでしたな。
サイバーホビー製品らしく、機銃は全体が再現されているね。
全体の組み立てが手間に感じる人は、見える銃身部分だけ組んでもいいかも。
バイザー部分は一体化されたものと、バラバラになったものの選択式。
バラバラのものはバイザーが可動し、閉めた状態にもできる。
今回はせっかくなのでバラバラのものを使ってみた。
バイザー内の防弾ガラスもクリアーパーツで再現されていますな。
ここは先にマスキングテープを貼ってから接着。
塗装に備えます。
エンジン吸気口部分の組み立て
続いてエンジン吸気口部分。
前部は車体と一体化されているけど、後部は可動式のため分割されている。
表面の異物混入を防ぐための金網はエッチング製。
最初からキットに付属する。
大元のキットが廉価版っぽいけど……
エッチンググリルが付属するのはいいね。
結構目立つポイントだし。
取り付けるとこんな感じに。
エッチンググリルは端が曲がっているので、それを吸気口の端に合わせて接着します。
接着にはゼリー式の瞬間接着剤がいいでしょう。
金網部分を埋めないように、周りの太枠に点付けして接着しましょう。
細かい装備の取り付け
更に細かい部品を取り付けていく。
主に牽引用のワイヤーロープやそれを留めるための金具。
それと車体各部の煙幕装置だね。
煙幕装置は一部車体下部側に着くものもあるけど。
いずれも待ち時間に整形済みですな。
極端に細かい部品や似たような異なる部品があるものは、ランナーの番号部分ごと切り離していあmす。
組むとこんな感じに。
ワイヤーロープパーツが浮きやすいね。
クリップで挟みつつ接着して……。
先ほどの後部エンジン吸気口ハッチは可動式。
ただ上からストッパーパーツ(J19番)を取り付けると開けられなくなる。
今回はそのまま接着しているけど、これが気になる人はJ19番を完全に接着しないほうが良さそうだ。
車体上下を合わせよう
車体上部をあらかた組んだので、ここで車体の上下を合わせてしまいましょう。
塗装に難儀する吸気口周りは先に筆で暗い色を塗って……。
こういうところって、地味にスプレー塗料が入りにくいんだよね。
使った塗料は足周り同様、水性ブラックサーフェイサーだよ。
その後は車体上下を合わせます。
本体と前面に分かれていますが……
先に本体側を接着し、その後前面側を接着します。
前面を先に接着すると、本体側の先端に飛び出した箇所が干渉して取り付けられません。
筆者はここの開設以前に組んだドラゴン社のティーガーでそれをやってしまっている。
もし前面を先に接着してしまった場合は、機銃やバイザー下にある本体側先端に飛び出た干渉する部分を削ればよい。
これでようやく車体上下が合わさりました。
前面は合いがいいですが、後部は少し隙間が開きそうになりますな。
瞬間接着剤を流し込んで合わせてしまっています。
ドラゴン社系列のスマートキットは合わせがタイトだ。
ちょっとしたズレから全体の合いがゆがみ易い。
部品同士の接合面がタイトなだけで、極端に合わないわけではないんだけどね。
エアクリーナーやフェンダーなどの取り付け
残りの部品を取り付けましょう。
- エアクリーナー
- 側面フェンダー
- ライトや煙幕装置など組み立てたけどまだ取り付けていない部品
などなど。
初期型ティーガーの特徴でもあるエアクリーナー。
タミヤではパイプ部分がメッシュパーツだったけど、ドラゴン・サイバーホビー系列ではプラパーツとなっている。
切り出し時のささくれ等の心配がないのが魅力だ。
先に全ての部品を切り出してから組んだので確定はしていませんが……
なんか実物と指示の部品番号が合わなかった気がしますね。
フェンダーは4つが一体成型なので、ノコ類で分割。
裏側の補強板部分も再現されておりそこを切る形になるので、少し手間がかかりますな。
車体右側の赤く示した四角い凸モールドは削っちゃっているよ。
部品を取り付ける箇所みたいだけど、今回は特に何か部品を取り付けるわけでもないし。
キットには金属製のライトコードが付属しますが……
微妙に合わせにくかったので、手持ちのエナメル線で作り直してしまっています。
作り方は過去記事を参考にしてね。
今回の戦果
そんなこんなでようやく組み立て作業が完了した。
見た目はこんな感じ。
砲塔が変わって少しイメチェンした感じ。
今回はここまで。
次回は塗装に入る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット