スーパーモデル マッキMC.205ヴェルトロ 製作記⑤

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

イタリアのスーパーモデルより、マッキMC.205ヴェルトロを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組み立てを終えた。

今回は塗装とマーキングになる。

レーナ
レーナ

新年になって最初の月が終了。

画面の向こうのみんなは順調に作業を進めているかな?

アドルフ
アドルフ

手のかかるキットが続いているからか、筆者の作業速度が落ちていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

月末恒例の集計は記事の最後尾に掲載する。

それでは作戦を再開しよう。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

キットに収録された塗装は4種類

  • イタリア王国空軍所属機
  • イタリア共同交戦空軍所属機
  • イタリア社会共和国空軍所属機
  • ドイツ空軍所属機

となっていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はイタリア王国軍の機体にする。

グレーの下面に、グリーンの上面塗装が施されているのが特徴だ。

同国の標準的なツートン迷彩といったところ。

下塗り

アドルフ
アドルフ

手始めに下塗りから。

  • 風防の下塗り→Mr.カラーのグリーンFS34227
  • 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー500番と1000番の混ぜ物
  • 白帯→Mr.カラーのグランプリホワイト

ですな。

レーナ
レーナ

最近出番の増えたグランプリホワイト。

普通の白は使わないのかな?

アドルフ
アドルフ

元々はガンプラ用に導入したグランプリホワイトでしたが、航空機のマークに丁度良かったのでこちらにも投入することに。

筆者の保有する普通の白がつや消しばかりで、マーキングやスミ入れふき取り時に支障があるのでその代わりですな。

微妙に黄色みがかっており純粋な白ではないので、その点も変化がつけられるといいますか。

ヴァルダ
ヴァルダ

謎に混ぜ物となったサーフェイサーは1000番の手持ちが残り少ないため。

今回は切削も多かったので、それのキズ埋め効果も期待して500番をメインに吹き付けている。

凸モールドキットなので、普段のサフによるモールド埋まりも気にしなくていいだろう。

レーナ
レーナ

正月の補給で1000番サフは補充しなかったんだ。

アドルフ
アドルフ

昨年8月に補給していますからね。

筆者も4ヶ月で使い切りそうになっていたとは思っていなかったようで……。

ヴァルダ
ヴァルダ

昨年後半は面の広い爆撃機率が高かったからね。

幸い捨てサフ用に購入した未使用の缶サフがあるから、足りなくなったらそちらも使っていく予定だ。

下面の塗装

アドルフ
アドルフ

白帯をマスキングし次の塗装を。

  • 下面→Mr.カラーの306番、グレーFS36270
  • 主脚→Mr.カラーのシルバー

といった感じに。

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レーナ
レーナ

この辺りは今までのイタリア機と同じ塗料を使って……。

今までと違う上面色を塗ってみる

アドルフ
アドルフ

続いて上面色。

いつもならタミヤカラーのNATOグリーンを塗っていますが……

筆者は今回Mr.カラーのRLM80オリーブグリーンを塗っていますな。

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レーナ
レーナ

なんかあったのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者もイタリア機の塗装について悩んでいたようだけど……

他社のイタリア機用塗料セットなんかで、グリーンとサンドカラーは2種類あるのを見かけてね。

その影響のようだ。

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アドルフ
アドルフ

今回使ったRLM80は本来熱帯迷彩のドイツ機でよく使われる色ですな。

いつも筆者がイタリア機に使っているNATOグリーンに比べると、少し暗めの色調といいますか。

ヴァルダ
ヴァルダ

NATOグリーンは筆者が始めて手に入れたイタリア機のキット、タミヤウォーバードコレクションのMC.202フォルゴーレのグリーン部分で指定されていた色だ。

現在はあまり見かけなくなったキットだけど……。

アドルフ
アドルフ

タミヤ製品にしれっと混ざるイタレリ金型製品。

当時素人だった筆者はえらい目にあったようで。

ちなみに残された説明書によると、黄色部分はタミヤカラーのXF-59デザートイエローの指示だったみたいですな。

レーナ
レーナ

筆者は以前のフォルゴーレではMr.カラーのミドルストーンで塗っていたよね。

キット指定ではサンディブラウンだったから、そっちの方がデザートイエローには近いと思うけど。

そういえばあのキットではグリーン部分はMr.カラーのダークグリーン(2)の指定だっけ。

ヴァルダ
ヴァルダ

サンディブラウンや、そのフォルゴーレで指定された下面色のライトブルーはドイツ機向けの色だ。

ミドルストーンやダークグリーン(2)はイギリス機向けの色。

各国機向け塗料を網羅しているクレオスでも、2025年1月現在イタリア機向けのものはラインナップされていない。

アドルフ
アドルフ

イタリア機は海外のマイナーなメーカー率が高いですが……

どうしてもタミヤカラーやクレオス社の塗料(水性ホビーカラー・Mr.カラー等)、その他海外の塗料とキット指定がバラバラですな。

同じ名前の塗料でも、メーカーによって色調が異なったりと。

ヴァルダ
ヴァルダ

というか同じメーカーの同じ機体のキットでも、発売時期によって色の指示が異なっていたりすることもある。

これは考証が進んで色味自体が異なるものと判明したのか、時期や生産工場の違いが判明したのか……。

アドルフ
アドルフ

その後は筆で細部を塗り分け。

プロペラ真ん中にある警戒線は黄色の塗装(RLM04イエロー)で再現していますが、どうやらデカールにあるみたいですな。

しかも白色だったという。

後で塗り直しておきましょう。

レーナ
レーナ

……なんかピントがずれていない?

アドルフ
アドルフ

筆者が撮影後によく確認しなかったようですな。

マーキング後の画像は鮮明なので、そちらで補いましょう。

マーキング

アドルフ
アドルフ

こちらがキット付属のデカール。

以前も語りましたが航空機模型で一般的な水転写式ではなく、ドライデカールです。

いわゆるインレタですな。

レーナ
レーナ

ガンプラのMGによく付いてくる、擦って転写するやつだよね。

ここだと鉄道模型のキットでよく使っていたけど。

アドルフ
アドルフ

まずは尾翼周りから。

尾翼のイタリア王国国章は十字と紋章で分かれているので、先に十字を貼り付けてしまいます。

テープとかで固定しながら転写する場合は、先に貼ったマークにテープを貼って剥がさないように注意しましょう。

レーナ
レーナ

どうしても微調整が利かないのと、凹凸面になじませにくいのが難点というか。

飛行機模型とドライデカールは相性が悪そうだね。

アドルフ
アドルフ

なので一般化はしなかったようですな。

筆者の在庫にまだスーパーモデルのキットが3つほどありますが、いずれも水転写式デカールがセットされています。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

他のマークも貼り付けてこんな感じに。

どうしても透明部分が浮いてしまい、主翼の国籍マーク周りが悪目立ちする形に。

レーナ
レーナ

水転写式デカール用の資材は使えないのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

試してみたけどあまり効果はなかった。

綿棒で擦ったからか、多少は密着したみたいだけどね。

レーナ
レーナ

それとなんか画面右に失敗したデカールが。

ヴァルダ
ヴァルダ

右垂直尾翼の十字マークを間違えた位置に貼り付けてしまったらしい。

幸い同じキットをもう1つ持っていたので、そちらのマークを流用してやり直している。

今回のキットは所属国籍がバラバラだから、デカールをやりくりしても支障は出ないんだ。

一度ここで作業を中断。

次回はウェザリングを施し完成させよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

……と、今月の集計だったね。

月末恒例 今月の戦果

アドルフ
アドルフ

2025年1月の戦果は……

  • 購入 1(レッドホーン)
  • 完成 4(He111Z-2、He111Z-1、ルノーFT-17、MC.205ヴェルトロ)

ですな。

レーナ
レーナ

今月は航空機メインに。

……というかヴェルトロがもう完成しているし。

ヴァルダ
ヴァルダ

実際は裏で完成済みだ。

2機ある内のもう1機のヴェルトロは間に合わず、来月に持ち越しに。

アドルフ
アドルフ

1/72の小型機ですが、予想外に苦戦しましたからね。

後続の2機目は別の問題が発生したようですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

それに関しては実際に紹介する時に触れよう。

来月はキャラ物も投入したいが、どうなることやら。

レーナ
レーナ

来月もお楽しみに~。

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