
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はイタレリのドルニエDo217K-1爆撃機が完成しました。
今回は……。

引き続き積み崩し。
筆者が長年放置いている航空機キットを作っていこう。

まったく減る気がしないなぁ。

先日筆者が補給に行ったようですが、怪しい物資が混ざっていたような……。
今回のお題 ズベズダ ユンカースJu87B-2スツーカ


今回作るのはこちら。
ズベズダより
ユンカースJu87B-2スツーカだ。

ここではお馴染みのJu87スツーカ。
ズベズダ製は前にスキー装備型を作ったね。

あれは2021年の新製品として紹介した。
今回のキットはそれの派生元となる。
発売は確か2015~6年頃のはず。
こちらも筆者が発売してすぐ購入して、今日まで放置していたというやつだ。
記憶が正しければ、エアフィックスのB-1型と近い時期の発売だったはずだね。

ズベズダはロシアの模型メーカー。
スキースツーカに続き、ズベズダ製品はここで2回目ですな。
2025年12月現在も続く本物の戦争の影響で、同社の製品は市場で見かけることが少なくなってしまいましたが……。
Ju87B-2とは?

ユンカースJu87は第二次世界大戦期に活躍した、ドイツ軍の急降下爆撃機。
……筆者のお気に入り機体だけあって、ここでは今までに散々組んでいる。
なので詳細は割愛だ。

精密な爆撃能力で初期の電撃戦成功の要と言える存在だったね。
大戦後期は旧式化しつつも、対戦車攻撃や夜間爆撃で活躍したり。

今回作るB型はユンカースJumo210系列を搭載したA型に続き登場した形式。
エンジンをユンカースJumo211D系列に換装したり、機体形状を大幅に見直した形式。
大戦初期の主力型といえるね。
B-2型はB-1型に続いて登場した形式。
外見としては機首下部のラジエーター周りにカウルフラップが追加されたところが目立つ相違点となっている。
プロペラが幅広のものになったり、排気管も機体後方を向いた推力効果を狙ったものとなった。

R型との金型流用を考えてか、模型だとほとんどB-2型なんだよね。
B-1型は純粋なものだとさっきのエアフィックス製しかなくて、それ以外はフジミ製品ぐらい。
しかもフジミ製も小改造が必要という。

カウルフラップを埋めたり、プロペラを削る必要がありましたな。

大戦初期のドイツ軍電撃戦で猛威を振るったJu87。
筆者が長年放置していたズベズダ製のキットで作ってみよう。
箱の中身を確認する


それでは箱を開けて中身を確認する。
- パーツ入りの大袋
- 説明書
- 注意書き
- デカールとクリアーパーツの入ったチャック付き小袋
といったところだね。

独特な分割のパーツ……
そういえばスナップフィット式なんだっけ。

ですな。
スキー装備型のときはかなりキツめで、結局接着して組み立てていた気がしますが。


ランナーの確認。
プラランナー2枚と、クリアーランナー1枚の構成になっている。
1/72の単発航空機としては標準的なパーツ数だ。

2025年12月現在スベズダからはB-2型が2種類のみの発売ですが、R型用の増槽も付属しますな。
筆者はR型のマークをいくつか保有しているので、こちらでも組めそうですが。


収録デカールはこんな感じ。
スキー型には分割しながらも付いてきた鉤十字だけど、こちらには付属しないので注意だ。
それともう1点。
ボックスアートに描かれた機体のマークも収録されていないので注意。

なにやら色々と……。


このキットに収録された塗装は2種類。
- 第3急降下爆撃航空団所属機 1941年北アフリカ(スプリッター迷彩の上からRLM79サンドイエローを応急迷彩したもの)
- 第2急降下爆撃航空団所属機 1940年西部戦線(RLM70ブラックグリーンと71ダークグリーンによるJu87標準のスプリッター迷彩)
といった感じ。

ロシア製品だけど東部戦線の機体は収録されていないんだね。
アフリカ戦線のは斑模様だから、通常迷彩の上からRLM79じゃなくて以前のBf110見たいにRLM79の上からRLM80の斑でもよさそうな。

今回は通常迷彩で塗る予定だけどね。
次回、製作開始!

今回はここまで。
次回から製作に入る。

前にスキー装備型を作ってそれとあんまり変わらなさそうだから、そんなに苦戦はしなさそうかな?
4年ちょっと前で、筆者もキット内容を忘れていそうだけど。

スナップフィット式キットなので独特な部品構成になっていそうなのが注意点ですな。
それと確か肝心のスナップフィットの噛み合わせがかなりキツめだったので、調整が必要かと。

実際に組んで4年前を思い出しつつ進めていく予定だ。

続きは次回!
この記事で紹介しているキット








