フジミ ユンカースJu87B-1(シャークマウス) 製作記⑤

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

フジミ模型のユンカースJu87B-1型を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は細かい部品を取り付け、組み立て作業を終えた。

今回は塗装とマーキングを施す。

レーナ
レーナ

スツーカの難所の1つ。

テープ貼りが大変なスプリッター迷彩だね。

アドルフ
アドルフ

鋭角な部分が特に難しいですな。

長方形のテープを斜めに切って、細長い三角形にして……。

ヴァルダ
ヴァルダ

とりあえず実際に手を動かそう。

それでは作業を再開する。

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塗装図の確認

アドルフ
アドルフ

まずはキット付属の塗装図を確認。

大戦初期の機体だからか、識別帯の塗り分けはありませんな。

Ju87の一般的な

「上面の濃淡グリーン2色+下面のライトブルー」

塗装になります。

ヴァルダ
ヴァルダ

基本塗装は共通で、マーキングで3種類の内から選択することになる。

とはいっても組み立ての時点で選択式なんだけどね。

今回は1番の、シャークマウスが描かれた機体にしよう。

下地の塗装

アドルフ
アドルフ

まずは下地から。

  • 風防の下塗り→水性ホビーカラーのRLM02グレー
  • 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000

です。

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レーナ
レーナ

この辺りはいつも通り。

Ju87は爆撃機としては小柄だから、塗料はそんなに消費しないね。

アドルフ
アドルフ

急降下爆撃機は急降下時に負荷がかかりますからね。

対空砲火をかいくぐることも求められますし、小柄なほうが好都合なのです。

ただ本機の成功でドイツ軍上層部はHe177など大型機にも急降下爆撃能力を付与しようとして、迷走してしまいましたが。

下面の塗装

アドルフ
アドルフ

続いて下面色。

今回は水性ホビーカラーのRLM65ライトブルーを使用。

爆弾と一体化したラック部分にもこの色を塗ってしまいます。

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ヴァルダ
ヴァルダ

水性ホビーカラーはやや乾燥時間が遅い。

しっかり乾燥させてからじゃないと、マスキング時にテープを貼り付けたところから塗装面が荒れる。

少し長めに乾燥時間をとろう。

レーナ
レーナ

以前V-2ロケットで少し塗装面が荒れたんだっけ。

上面色の塗装

アドルフ
アドルフ

下面をマスキングし、上面色を塗ります。

まずは薄いグリーン。

いつも通り、Mr.カラーのRLM71ダークグリーンを塗ってしまいましょう。

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ヴァルダ
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Ju87は主翼とフラップ部分が離れた構造をしている。

その隙間から上面色が下面に吹き込みやすい。

きっちりテープで目張りしておこう。

レーナ
レーナ

というかアンテナ線支柱とか後部機銃とかが消えているのは気のせいかな?

アドルフ
アドルフ

作業中に外れてしまいました。

最後に再接着しましょう。

幸い風防の合いが良かったので、機銃は後で接着しても問題なさそうです。

アドルフ
アドルフ

更に上面をマスキングし、濃いグリーンを塗ります。

使用したのはこれまたいつものMr.カラー、RLM70ブラックグリーンですな。

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そういえば最近筆者は水性塗料を導入しているけど、上面色はMr.カラーまんまなんだ。

アドルフ
アドルフ

手持ちの在庫に余裕があって使いきれていませんし、何より手に入りやすいですからね。

乾燥が速いので、マスキングが必要なスプリッター迷彩では作業効率がいいのも長所ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

マスキングをはがすとこんな感じに。

多少下面に上面色が吹き込んでいるけど、おおむね大丈夫だ。

このまま進もう。

アドルフ
アドルフ

Ju87は窓枠の多い風防や、複雑なマスキングが必要な上面塗装が手間ですな。

筆者の一番好きな航空機ですが、これらの点で在庫に残りやすいという。

筆塗り

アドルフ
アドルフ

更に細かいところを塗り分け。

主脚はタイヤを塗り分け後、この時点で本体に接着してしまいます。

レーナ
レーナ

下面に細い部品が多いから、なるべく直置き状態を避けて……。

ヴァルダ
ヴァルダ

爆弾はボックスアートでは白、塗装指示では黒となっている。

今回はRLM70ブラックグリーンで塗り分けた。

マーキング

アドルフ
アドルフ

付属のデカールはこんな感じ。

30番の計器は使用済みですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

計器のを貼り付ける際、やはり中古品だったからか崩れかけた。

なので一度クリアーコートをして繋ぎ止めを試みているけど、どうなるのやら。

レーナ
レーナ

案の定崩れたね。

特に大判の国籍マークとかが危ういというか。

アドルフ
アドルフ

下面の国籍マークはダイブブレーキと被ります。

なのでぴったり接着しないほうが良かったですな。

ブレーキ本体部分にも細切れにされたマークを貼り付けましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

肝心のシャークマウス部分も崩れかけた。

ただここは排気管周りが凸凹なので、むしろ崩れたほうが好都合だったかもしれない。

アドルフ
アドルフ

曲面なので、マークセッター・ソフターが必須ですな。

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ヴァルダ
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幸いマークセッター・ソフターが効き、うまく馴染んでくれた。

崩れるなどして足りない部分は筆塗りでレタッチだ。

白い部分は少し変色しているから、純粋な白ではなく黄色みのあるガイアカラーのインテリアカラーで補う。

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レーナ
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シャークマウス部分、ボックスアートだとラジエーターの格子部分まで赤や白で塗られているんだよね。

さすがにここまではデカールが付属しないみたいだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者も最初は格子部分を塗り分けるつもりだった。

ただ実際にデカールを貼ってから確認すると

「白い歯の部分に赤い口の色を塗るのは不自然」

と判断し格子部分は塗らず。

周りの白い部分だけ補っている。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

ここまででとりあえずこんな感じに。

塗装とマーキングでようやく完成が見えてきましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここで中断。

次回は軽くウェザリングを施し完成させよう。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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