
筆者が購入して9年ほど放置していた、ソード社のレジアーネRe.2002アリエテを作っていきましょう。

前回は箱を掘り出し中身を確認した。
今回は組み立て開始。
例によって主翼を合わせて機内から組んでいこう。

また簡易インジェクションキット。
難しい展開になりそうだけど、筆者の気力は保つかな?

先ほど筆者が夕飯の炊きたてご飯を茶碗ではなくマグカップに盛ろうとしていました。
既にイカれていますな。

我々に伝染ると困るので、今日は手短に済ませよう。
それでは作戦を再開する。
主翼の貼り合わせ


まずは主翼を貼り合わせ。
内部に主脚格納部分のパーツを入れ忘れないようにしてください。

この辺りは以前のRe.2000と同じ構成だ。
主翼パーツ内側には押し出しピン跡が飛び出した形になっている。
貼り合わせ時に干渉する部分は切り落としておこう。

合わせ目消しについても過去記事を参考にしてね。
主翼周りは合いがよくて、接着剤だけでも合わせ目は消せそうだね。
機内の組み立て


続いて機内。
他のチェコ系メーカー簡易インジェクションキットと同様、機内表現はそのままでも十分ですな。

部品の合いが気になるところだね。
実際に組んでみないとわからないけど。


試しに組んでみるとこんな感じに。
少々計器盤が奥まった位置に来ますな。
これでは照準器パーツと組み合わせられませんが……。

もう少し計器盤は手前にしたほうがいいかな?

しかしペダルパーツがあるのでこれ以上は手前に寄せられませんな。
もしかしたらペダルパーツをもっと手前にするか、計器盤パーツを切削して逆凹の字にするのが正しいのかもしれませんが。

とりあえず今回はこれで進む。
照準器パーツは後で本体側に取り付けることにしよう。
機内の塗装


仮止めしていた部分を外し、機内を塗ってしまいます。
- 機内全体のグリーン→Mr.カラーの312番、グリーンFS34227
- 座席のシルバー→Mr.カラーのシルバー
ですな。

筆者がイタリア機機内色にいつも使っているやつだね。
他の300番台同様、最近は水性ホビーカラーでも発売されたから水性ユーザーも安心。
細かい塗り分け


そのまま細かい塗り分けを筆で行い、タミヤエナメル塗料によるスミ入れとドライブラシも施してしまいます。
機内の塗り分けはシルバー・ブラック・レザー。
ヘッドレストのレザーはおそらく茶色系なので、タミヤアクリルのレッドブラウンで塗ってしまいました。

この辺りも今までのイタリア機に合わせる感じで……。
今回の戦果


そしてコクピットを胴体で挟み込み接着。
主翼とも合わせてしまいます。
少々キツめに感じたので、コクピットパーツは床板の側面を削るなどして調整しています。

垂直尾翼周りは合わせ目とモールドが兼ねた形になっているけど、合わせ目の隙間が大きく感じた。
なのでプラ板を貼り付けて埋めている。
乾燥待ちのため今回はここで中断。
次回はこの続きからとなる。

続きは次回!
この記事で作っているキット