タミヤのティーガーI(タイガーI)重戦車の中期型を作っていきましょう。
前回は車体を組んで、全体の部品を揃えた。
今回は塗装・マーキング作業となる。
8月も残り10日ほどに。
画面の向こうのみんなは、夏を十分楽しんだかな?
「それどころじゃない」
という方もいそうですが。
本当にそれどころじゃない人は、そもそも見ている余裕すらないと思うけどね。
それでは作戦を再開しよう。
塗装図の確認
本キットに収録された塗装・マーキングは4種類。
- 第502重戦車大隊(塗装図左上・イエロー地にグリーンの迷彩)
- 第501重戦車大隊(塗装図左下・イエロー地に冬季迷彩)
- 第101SS重戦車大隊(塗装図右上・イエロー地にグリーンとブラウンの迷彩)
- 第506重戦車大隊(箱側面・イエロー地ブラウンの迷彩)
と、錚々たる顔ぶれとなっています。
今回はエース、ミヒャエル・ヴィットマンらを擁する第101SS重戦車大隊の所属車で仕上げる。
80年前のノルマンディ方面で、米英連合軍らを相手に激戦を繰り広げた精鋭部隊だ。
塗装は大戦後期のドイツ軍お馴染みの3色迷彩となっている。
下地の塗装
手始めに下地から。
- 金属部分の下地→ガイアノーツのガイアマルチプライマーアドバンス
- 全体の下地→クレオスのMr.マホガニーサーフェイサー1000
- 履帯・ゴムリムの塗装→モデルカステンの履帯色
ですな。
プライマー、筆者はもっぱらこのガイアノーツ製だね。
今のところ、このプライマーが一番使いやすいようですな。
ものによってはプライマーなのに大した定着力がなかったりしますが、これはなかなか優秀なようで……。
基本色の塗装
続いて本体色。
まずはベースのダークイエローを塗ってしまいます。
使用したのはお馴染みのガイアカラー、ダークイエロー2です。
少し白っぽいダークイエロー。
従来のダークイエロー1やMr.カラーのダークイエローはちょっと黄色みが強かったから、筆者としてはこの色合いがお気に入りみたいな。
ボックスアートなんかは黄色みが強めで描かれているっぽいから、従来品で塗っても似合いそうだけどね。
この辺りはお好みで……。
模型用塗料でもメーカーによって色味が異なったり、実物でも数種類のダークイエローが存在する説があったり……。
他にも経年で色味が変わったりとも。
迷彩を施す
続いて迷彩。
ここもガイアカラーの出番です。
- オリーブグリーン
- レッドブラウン
の順番に塗っていきました。
塗装図は前後と左側面しか掲載されていない。
上面や右側面は筆者の想像で塗ってしまっている。
マーキング!
その後はマーキング。
大戦後期の車輌ですが、一部部隊マークなども存在します。
SS関連だからか、第101SS重戦車大隊のマークが端に追いやられていますな。
塗装図のマークも黒塗りされていますし。
第101SS重戦車大隊のマーク、今回だと2枚だけしか使わないみたいだね。
キットには6枚付属するけど。
他の戦車とかガンプラとかにでも流用するといい。
以前作った後期型にはヴィットマン最期の搭乗車であった007号車が収録されていたけど、この部隊マークは収録されていなかった。
ちょうどいい組み合わせになるだろう。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
ツィンメリットコーティングを施した凹凸面に貼り付けるので、マークセッター・ソフター類は必須ですな。
細かい装備も塗り分け、今回はここで作業を中断。
次回はウェザリングを施して、完成に持ち込む予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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