模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者が長年放置していた、イタレリのJu87D-5スツーカが完成しました。
今回は……。
同じく長年放置している航空機キットを掘り出した。
それを紹介しよう。
まだまだたくさん出てくるなぁ。
筆者の蓄えはまだまだありますよ。
今回のお題 タミヤ メッサーシュミットBf110E
今回作るのはこちら。
タミヤウォーバードコレクションより
メッサーシュミットBf110E
だ。
またこの機体かぁ。
先日フジミ製のD-3型を作ったばかりですな。
……「E型」と銘打っているわりに、機首の空気取り入れ口がないのが気になりますが。
筆者もその点が気になっているようだ。
とりあえず今回はE型表記で進める。
Bf110とは?
この航空機は第二次世界大戦期にドイツのバイエルン航空機製造、後のメッサーシュミット社が開発した双発の戦闘機だ。
詳しくは今までの同型機のところでも説明したから、手短にする。
1930年代に各国で流行った、万能双発機の構想だったね。
今回のキットはE型と表記されている。
E型は爆弾ラックを標準装備し、本格的な戦闘爆撃機として使われた。
- 機首に機銃冷却用らしき穴が開いている
- 増えた全備重量に対応するため、タイヤが大型化されている
などが外見的特徴だ。
……ただこのキットではそれらの特徴がなく、前身のC型やD型とあまり変わらない。
これらの特徴を備えたBf110E型としては、以前エアフィックス製品を作った。
そちらも参考にしてほしい。
個体差かな。
それとも古いキットだから今とは分類方法が違ったのかな。
ドイツ軍双発戦闘機の代表格Bf110。
タミヤウォーバードコレクションので作ってみよう。
箱の中身を確認しよう
とりあえず箱を開ける。
中身はこんな感じ。
メイド・イン・イタリーな袋に、説明書の
「このキットのプラスチック部品及びマークはイタリア・イタレリ社の製品です」
の表記……。
みんな大好き、タミヤWBシリーズに紛れ込むイタレリ製品ですな。
ファンからは通称タミレリと呼ばれるものです
今でこそタミヤ純正品のイメージが強いウォーバードコレクションだけど、初期はほとんどイタレリ製品なんだ。
他社製品で供給が安定しないからか、現行の市場ではタミヤ製品が目立ちイタレリ製品はあまり見かけないけど。
このキットも筆者が数年前に中古で確保したもののようですな。
残念ながら公式HPによると、2024年6月現在は生産休止中だそうです。
パーツを確認。
筆者が部品を切り出して一部塗っているけど、まだ接着はしていない。
元はプラランナー2枚とクリアーランナー1枚の構成だ。
凸モールドなので組み立て時には注意。
なんかものすごく中途半端な。
筆者はこのほかにもイタレリ製のBf110を2つ保有していますな。
それらのついでにこのキットを切り出し塗ったようです。
それっきりですが。
その内残り2つも登場するのかな。
付属のデカール。
前回のJu87D-5同様、共通マークと専用マークで区画が分かれている。
Bf110D/Eって書かれているね。
やっぱりE型じゃないんじゃないの?
正直その説があるといいますか。
前述した筆者が組みかけで放置している他のイタレリBf110。
それらはC型とD型なんですが、それとこのキットの部品がほとんど変わらない形をしているんですよ。
エアフィックス製品はC型とE型で違う部品を用意していたよね。
収録された塗装は2種類。
- 第1駆逐航空団所属機(1942年 ロシア戦線)
- 第26駆逐航空団所属機(1942年 北アフリカ戦線)
今までのBf110キットでもお馴染みの部隊だ。
酷寒の東部戦線か、灼熱のアフリカ戦線か。
好きなほうを選ぼう。
尾部パーツの選択があるので、先にどちらにするか決めておきましょう。
筆者は今回冬季迷彩を施したいので、第1駆逐航空団(ZG1)で組む予定だそうです。
以前は同じスズメバチマークの第210高速爆撃航空団(SKG210)の機体を組みましたな。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業に入ろう。
イタレリ製っていうと、筆者は3年前にG型を組んでいたね。
そっちとか参考になるかな。
ただG型キットとはだいぶパーツが異なるようです。
主翼などが入ったBランナーとクリアーランナーのみ共通で、Aランナーのパーツは別物ですな。
実際の様子は組んでから確かめてみよう。
それではここまで。
続きは次回!
この記事で紹介しているもの
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓