タミヤウォーバードコレクションにしれっと混ざっているイタレリ製品、Bf110を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングと冬季迷彩を済ませて完成に持ち込む。
6月も後半戦に。
途中筆者のモチベが危うかったみたいだけど、何とか完成するみたいだね。
ただ未だに作業スペースが上がりませんな。
相変わらず記事が作業に追いつきそうです。
特に語ることもないし、時間も惜しい。
さっさと作業を再開しよう。
ウェザリング!
まずはウェザリング。
いつもの3点セット……
と思いきや、現在はスミ入れのみです。
- 銀剥げ→今回は冬季迷彩を強めに施すので、目立たないと判断し省略
- 排気管汚れ→冬季迷彩の上から施すので、ここではまだ行わず
といった感じだ。
いっそスミ入れも省略したら?
凸モールドだし。
フラップ周りなど少なくとも凹んだ箇所があるからね、
それと下面は冬季迷彩を施さない。
冬季迷彩を施す
ここで冬季迷彩。
- 上面を中心にMr.カラーGXのスーパークリアーIIIを吹きつけ
- タミヤエナメルのフラットホワイトにスミ入れ用ブラウンを数滴加えた塗料で冬季迷彩を施す
- マーク部分はエナメル溶剤を含んだガイアノーツフィニッシュマスターRで拭き取り
といった流れです。
光沢クリアーを吹き付けたのは、マーク部分の冬季迷彩を剥がしやすくするため。
今回は文字やマークごと冬季迷彩を上塗り。
その後マーキング部分にかかった塗料を溶剤で剥がしている。
以前のスツーカとは違い、極力地の色は出さないようにした。
そして完成へ……
後は排気管汚れを追加し、つや消しクリアーを吹き付け。
風防のマスキングを剥がして完成ですな。
結構ガタついていたように見えたけど、完成するとそこまで気にならない感じ。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ メッサーシュミットBf110E 完成!
プロペラスピナーの指示は白。
これは地の色なのか、それとも冬季迷彩による色なのか……
筆者は後者と判断し、地の色はドイツ軍機によく見られるRLM70ブラックグリーンで塗っています。
部隊コードの「T」が青いから、それに合わせて青色にしてもよかったかも。
ほかにも識別帯と同じ黄色とか。
エアフィックス製のC型やフジミ製のD型と。
やはりE型名義ですが、C/D型によく似ていますな。
エアフィックスのE型とかであった、機首の空気取り入れ口がないんだよね。
機首で思い出したけど、エアフィックス製とフジミ製は機首の長さが大きく異なっていたね。
イタレリ製は丁度中間というか。
同じイタレリ製のG-4型と。
G-4型は夜間戦闘機タイプ。
機首のレーダーや消炎排気管が特徴的ですな。
すでに完成から3年が経過している。
今見てみるとやはり排気管の錆が少しオーバーにも感じるね。
作ってみた感想のコーナー
通称タミレリなBf110。
Bf110一族はたくさん作ってきたわけだけど……。
筆者の感想としては……
- エアフィックスでは省略されていた機体下部のアンテナ、フジミでは省略された主脚格納庫内部など意外とディティール面は充実している
- デカールは発色もよく、タミヤ純正品よりも良質に感じた。ただ薄いので、丸まったり破けやすく取り扱い注意
- やや部品の精度は低め。特に風防のクリアーパーツ同士を合わせるのが少し難しい
- 凸モールドなので接着剤のはみ出しなどに注意。
といった感じ。
イタレリキットに時々ある
「局所的なディティールがいい感じだけど、部品の合いが少し気になるキット」
に筆者は感じたようだ。
凸モールドは今回ほとんどそのまま生かしていますな。
機首下部のものだけ合わせ目処理でヤスリがけをしたので、凹に彫り直していますが。
胴体後部は合わせ目をモールドとして残しているので、周辺の凸モールドも潰さず残しています。
細かいスタイルとかは……好みは人それぞれだから、ここでは触れないよ。
筆者自体がそこまで気にしていないのと、図面や実機をしっかり見ていないというのもあるけど。
どちらかといえば細部の似ている似ていないよりも
「組んでいて楽しいか」
っていう点を重視しているというか。
タミヤウォーバード製品だけど、残念ながら2024年6月現在は生産休止中とのこと。
手に入れるなら店頭在庫を探すか、中古品めぐりをすることになるだろう。
このキットは筆者が数年前に中古品で確保したものだ。
元がイタレリ製品なので、本家イタレリ製品を探してみるのもよさそうです。
筆者の手持ちにも組みかけ品があと2機ほどあったり。
それらについてもその内紹介することになるだろう。
今回はこれで終了。
最近イタレリ率が高かったけど、さすがに次回は別のメーカーのものになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているもの
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓