タミヤの九七式中戦車、チハ車を作っていきます。
前回は車体の塗装作業を済ませた。
今回は細かい部分の塗り分けやマーキング、ウェザリングをしていこう。
なんか面白いことないかなぁ。
ありませんな。
ないかぁ。
中身の無い会話で引き伸ばすのも良くない。
さっさとチハの作業記録をまとめよう。
細かい部分の塗り分け
前回に引き続き筆による塗装を行います。
今回は主に装備品類を塗り分けていきましょう。
工具や鉢巻アンテナの絶縁部分は指示ではレッドブラウン。
ただ今回は気分でウッドブラウンに変更。
アンテナ本体はMr.メタルカラーのカッパー。
チハのトレードマークなのでやや強調している。
以前ヅダのときにも使った、旧製品のツマミ付き蓋のビンだね。
ほとんど使わないので消費が遅いのですよ。
車体後部のランプ類は下地にシルバーを塗ってから各種クリアーカラー。
信号のようなランプは左から緑・橙・赤となっています。
一般的にはその順番ですが、生産工場によって多少違うとかなんとか。
マーキング作業
こちらがキット付属のデカール。
近年のタミヤキットは2か3種類がほとんどだけど、このキットでは6種類の車輌が選択できる。
一部は部隊ごとに更に選択できる。
こちらが塗装図ですな。
収録内容は・・・・・・
- マレー進攻時の戦車第1連隊所属車
- 本土決戦準備時の戦車第1連隊第3中隊所属車
- 戦車第8連隊所属車輌
- 戦車第17連隊第5中隊所属車輌
- 戦車第34連隊第2中隊所属車輌
- 千葉陸軍戦車学校所属の車輌
・・・・・・となっています。
どれも捨て難いけど、千葉県民である筆者は今回6番の千葉陸軍戦車学校所属車で仕上げることにした。
貼り付けるとこんな感じに。
このマーキングは更なる選択があるみたいだね。
教育隊、教導隊、生徒隊の3つが収録されていますな。
今回は教育隊を選択。
教育の「き」の字と110の車番を貼り付けます。
ナンバープレートは1種類のようですな。
ここまでの作業での全体像はこんな感じ。
兵士がまだ塗られていないけど、とりあえず車輌のほうを先に仕上げてしまおう。
車体前面の星がいいね。
帝国陸軍のマークですな。
ここは手持ちにあったMr.カラーのゴールドで塗っています。
ウォッシング!
まずはウォッシングから。
今回は全体にバフ、モールド周りにスミ入れ用ブラウンを塗っています。
チハはリベットがポイントですから、この辺り多少強調したいですな。
内地で訓練に使われた車輌ということで、激しいバトルダメージ類は控えめに・・・・・・。
ドライブラシ!
続いてドライブラシ。
ブラウン系の車輌なので、ライトブラウン系でやってみます。
先ほど使ったバフをここでも使ってみます。
後の工程で他の色と重ねるから、多少オーバーに擦り付ける。
ドライブラシは過去記事で取り上げていたね。
車体上部のウェザリング
更にウェザリングを。
ハッチのヒンジ部分はウェザリングカラーのグランドブラウンを使い、可動による塗装剥がれを描きこんでいます。
点検ハッチ類周りは適当にオイル汚れ。
筆者はガイアノーツのオイル色を持っているけど、今回はタミヤエナメルの混色を撒いているよ。
詳しくは過去記事参照だね。
後部は主に錆汚れ。
これはウェザリングカラーを使っていますな。
詳しくは過去記事参照です。
工具箱の蓋など薄そうな場所はウェザリングライナーのラストオレンジ。
オレンジの錆をアクセントで置いている。
今回の戦果
そして足回り。
今回は少し明るめの砂色をイメージ。
クレオスのウェザリングカラー、サンディウォッシュをウォッシングしているよ。
後はタミヤエナメルのクロームシルバー。
ドライブラシして起動輪の歯や履帯の設置面にセンターガイド。
擦れたりして磨かれた様子を出してみます。
これで本体の仕上げはほぼ完了。
今回はここで中断しよう。
あれ、完成直前なのに。
まだ兵士の塗装が残っている。
次回はそれを行い、それと同時に車輌も最後の仕上げを行って完成予定だ。
続きは次回、ですな。
この記事で作っているキット
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